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FMV BIBLO LOOX R開発者インタビュー【前編】

2008年 3月 11日

Azbyブログひろばの皆さん、こんにちは。
AzbyClub事務局ブログひろば担当の小林です。

今回は、2008年春モデルより新たに加わったFMV-BIBLO LOOX R
シリーズの開発担当者にお話を聞いてきました。

開発全体の取りまとめを担当した嶋崎氏(左)と構造設計を担当した後藤氏(右)
開発全体の取りまとめを担当した嶋崎氏(左)と構造設計を担当した後藤氏(右)


開発コンセプトは「全部盛り」?

小林 新シリーズということで、まずは開発のコンセプトから
聞かせてもらえますか?
嶋崎 モバイルパソコンの開発ではこれまで、エンターテイメント性とか、趣味性といったパーソナルユースを主に意識してきましたが、今回、ビジネスシーンでもバリバリと使ってもらえる「すべての良さを併せ持ったモバイルパソコン」を作ろうというのが、プロジェクトのスタートですね。
小林 「すべての良さ」ですか。
嶋崎 はい。
「軽量」「長時間稼働」「ユーザビリティ(使いやすさ)」
「堅牢性」を高いレベルで兼ね備えるということです。
小林 言うなれば「全部盛り」ですね(笑)。
嶋崎 そう、「全部盛り」です(笑)。

「使いやすさ」の追求 
〜本体サイズを抑えつつ、いろいろ大きくなりました〜

嶋崎 まずこだわったのが画面の大きさです。
従来LOOX Tには10.6インチの液晶を採用していましたが、これとほぼ同サイズの筐体に12.1インチのワイドディスプレイを入れようと思ったわけです。
で、構造設計を担当する後藤に「何としても入れたいんだ!」と。
後藤 私としては「ああ、それはいいよね」という気持ちと「どうやって実現しようか?」という不安が交錯しましたが(笑)。
検討を重ねた結果、LOOX Rではディスプレイの外枠を
極限まで細く
することで、12.1インチのディスプレイを搭載しつつ、全体のコンパクトさを保っています。

LOOX TとLOOX Rを比べていただくと、閉じた状態では大きさがほとんど変わらないことがおわかりになるかと思います。
LOOX TとLOOX Rを閉じた状態の画像
閉じた状態:LOOX T(左) LOOX R(右)
後藤 しかし、このように開けてディスプレイを比較してみると…
LOOX TとLOOX Rを開いた状態の画像
開いた状態:LOOX T(左) LOOX R(右)
後藤 だいぶ違って見えませんか?
小林 並べてみると結構はっきり違いますね。
嶋崎 ディスプレイだけでなく、キーボードやフラットポイントの
サイズも大きく
しています。
地味な部分ですが、ユーザビリティのためにはこれも重要なポイントです。
開いた上体のLOOX TとLOOX Rを少し上から見た場合の画像
少し上から:LOOX T(左) LOOX R(右)
嶋崎 さらにハードディスクは2.5インチのものを採用しました。
従来の1.8インチと比べ、読み込み速度が大きく向上して
います。
モバイル機であればこそ、かばんから取り出して、電源を入れればさっと使えるというところを追求したかったのです。
小林 サイズも倍くらい大きくなっていますね…。
ハードディスクの大きさを比較した画像
ハードディスク比較:LOOX T(左) LOOX R(右)
後藤 また、Windows Vistaを快適に使用するため、最新デュアルコアCPUを採用していますが、高性能化したCPUはその分発熱量も多くなります。
ただ、どんなに高性能でも持っていられないくらい本体が熱くなったり、ものすごい音を立てるようでは、「すべての良さを併せ持ったモバイルパソコン」としてはNGです。
そこで静かに冷やすために、できるだけ大型のファンを採用しました。
冷却ファンの大きさを比較した画像
冷却ファン比較:LOOX T(左) LOOX R(右)
小林 静音性とファンの大きさについてのお話は、前回のDESKPOWER LX開発者インタビューでもお聞きしました。

しかし、こうやって見ていくと、外から見える「ディスプレイ」「キーボード」「フラットポイント」だけでなく、内蔵している「ハードディスク」「冷却ファン」と、LOOX Tに比べてみんなサイズが大きくなっているんですね。

でも筺体サイズはほぼ同じ。本体重量にいたっては軽くなっていると…なぜなんでしょうか?


後編へ続きます

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