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2008年 6月 24日

DESKPOWER F 開発者インタビュー

富士通のそこが知りたい!

Azbyブログひろばのみなさん、こんにちは。
AzbyClub事務局ブログひろば担当の小林です。

今回は、新しいコンセプトで2008年夏からDESKPOWERラインナップに加わったFシリーズについて、前回のデザイナーインタビューに引き続き、開発担当者にお話を聞いてきました。

デザイナーへのインタビュー記事はこちら
DESKPOWER F デザイン担当者インタビュー【前編】
DESKPOWER F デザイン担当者インタビュー【後編】

開発を担当した川田氏
開発を担当した川田氏

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スタイリッシュなデザインの中にも使いやすさへのこだわりが

小林 デザインを実現するために工夫されたところはどういったところですか?
川田 Fの特徴的なデザインを壊さないように、USBやSDカード・PCカードスロットといった多くのインターフェースを側面に集めて、カバーで隠しています。
これらの、全てのユーザーが必ず使うものではない部分は、できるだけ目立たせないようにしました。

また、このカバーの開閉は二重ヒンジを採用していて、開けると後ろに下がるようになっているんです。
ですので、開けたままの状態でも、正面から見たときにカバーが見えない作りになっています。
開けたままの状態でも、正面からは隠れて見えなくなる開口部のカバーの画像
技術者の発想がデザインを活かしている、開口部のカバー
小林 ああ、なるほど。細かい部分ですが、あると嬉しい工夫ですね。
川田 また、通気口やスピーカーの開口部も、必要な機能性を持たせつつ、できるだけデザインを壊さないように、ベストな大きさと位置を探して、試作機でのシミュレーションを重ねました。
小林 Fシリーズで初めて採用されたタッチセンサーですが、これはどのような仕組みで動くんですか?
川田 平常時の電荷に対し、人が触れることで増える電荷の変化量を感じて動く仕組みになっています。これは感度の調整が大変でした。
小林 といいますと?
川田 まず感度が低いと、当たり前ですがタッチしても動きません。また感度が高すぎると、タッチしないで、指を近付けただけで動いてしまったり、それどころか筐体内の機器のノイズで勝手に動いてしまったり…。
小林 デリケートな設定が必要なんですね。
基板の画像
感度調整が難航したタッチセンサー部分
川田 今回、ディスプレイには国内初の16インチワイドを採用しました。 縦横比が16:9サイズのパネルで、Vistaになって横長のコンテンツも増えてきているので、このほうが使いやすいですし、デザイン的にも、この方がよりすっきり見えます。
国内初の16インチワイドパネル。横長で使いやすく、スタイリッシュです
国内初の16インチワイドパネル。横長で使いやすく、スタイリッシュです

コンパクトでもスペックは十分。Vistaも軽快に

小林 コンパクトサイズの筐体ですが、結構立派なスペックですよね。
川田 ええ。Fシリーズではデザインや省スペースを一番のウリにしていますが、それらを実現するために 機能を妥協することはしたくありませんでした。
CPUはCore2Duo、メモリは2GB、ハードディスクは標準で250GB。意外と立派です(笑)。Vistaも軽快に動きます。

また、USBも5つ(右側面:1、左側面カバーの中:2、背面:2)搭載していますので、たいていの用途には不足しないのではないでしょうか。
とても小さいACアダプターの画像。キーボードの奥行きと同じくらいです
ACアダプタはLOOXシリーズと共通。本当に小さいですね。

デスクトップパソコンとノートパソコンの技術が結集した
オール富士通のパソコン

小林 開発していく上で大変だったことはありましたか?
川田 弊社では、デスクトップパソコンは福島工場、ノートパソコンは島根工場と、別々な場所で製造していますが、Fシリーズでは主要な部品はノートパソコン用のものを使用しています。
小林 コンパクトな筐体を実現するためですね。
川田 ええ。ただ、そうなると本来デスクトップのみを製造している福島工場で、ノートパソコン用の部品を扱う必要がでてきます。
これは初めての経験で、大きなチャレンジでした。
DESKPOWER Fと基板と川田氏
DESKPOWER Fと基板と川田氏
小林 デスクトップパソコンとノートパソコンの部品では、そんなに違うものですか?
川田 やはり実際に作るオペレーターの方からすると、大きく違いますね。
ネジのサイズだけとってみても、他のデスクトップ機では使ってない小さなサイズのものを使っているため、試作機を作る際には専用の工具を取り寄せるなどして、準備が大変だったと聞いています

けれども、プロジェクトの初期段階から、ノートパソコンを製造する島根工場の方にも協力してもらい、両工場でお互いの製造・試験のやり方などについて何回も打ち合わせを交わしたことで、最終的には生産ラインをスムーズに動かすことが出来るようになりました。

このようにテリトリーを超えて一丸となり、オール富士通で作り上げたのが、今回のFシリーズだと思います。
小林 なるほど。Fシリーズには、富士通のデスクトップパソコンとノートパソコン両方の技術と想いが結晶しているわけですね。今日はどうもありがとうございました。

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オール富士通だからこそ実現したDESKPOWER F。
「F」は"FreeStyle"のFであると同時に"Fujitsu"のFとも言えそうですね。

ぜひ店頭で実際に触れて、新しいコンセプトで作られたDESKPOWER Fをお確かめいただければと思います。
それでは。

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