キャッシュ(cache)
2010/9/15 こうしん
「キャッシュ(cache)」は、現金(げんきん)を意味する「キャッシュ(cash)」と単語のつづりがにていますが、少しちがいます。「キャッシュ(cache)」の意味は、「かくし場所」、「貯蔵(ちょぞう)する所」などです。パソコンでは、「一時的に保存(ほぞん)するデータ」や、「データを保存(ほぞん)する場所」のことをキャッシュといいます。
たとえば、インターネットエクスプローラーは、表示(ひょうじ)したことがあるホームページのデータを一時的に保存(ほぞん)しています。このデータのことを「キャッシュ・ファイル」といいます。同じページをもう一度表示(ひょうじ)するときには、このデータが読みこまれるので、最初より表示(ひょうじ)がはやくなります。
そのほかにも、パソコンの頭脳(ずのう)であるCPUや、記憶装置(きおくそうち)のメモリーなどが、一時的にデータを保存(ほぞん)する場所のことをキャッシュといいます。よく使用するデータをよりすばやく取り出す目的で、キャッシュを利用します。
キャッシュを利用することで、パソコンのデータ処理(しょり)や表示(ひょうじ)などがはやくなっているのです。