4Kってなに?
2017/10/11 こうしん
横が約4,000画素、縦が約2,000画素の表示に対応した映像のことを4Kといいます。「4K」の「K」は「キロ=1,000」を表しています。横の画素数が4,000だから4Kということですね。1,000m(メートル)が1km(キロメートル)になるのと同じです。
画素の数字が大きいほど、きめ細かいきれいな表示ができます。4Kの場合は画素数が約4,000×2,000あります。フルハイビジョンの場合は1,920×1,080です。数字を比べるだけでも、フルハイビジョンよりも4Kの画素数のほうがはるかに大きいのがわかりますね。
4Kのコンテンツを楽しむためには、使用する機器が4Kに対応している必要があります。
例えば、4Kに対応した次世代Blu-rayの規格である、Ultra HD Blu-rayのコンテンツを4K対応テレビで見たい場合は、以下のような機器が必要です。
- 4K対応テレビ
- Ultra HD Blu-ray プレーヤー / レコーダー
- Ultra HD対応のBlu-ray Discコンテンツ
コラム
最新の「GRANNOTE」(グランノート、LIFEBOOK AH90/B1)なら、Ultra HD Blu-rayが再生できるドライブを搭載しているので、パソコンでUltra HD Blu-rayのコンテンツが楽しめます。
最近は 「4K出力」 に対応したパソコンも増えています。パソコン本体のディスプレイが4Kに対応していない場合も、4K対応のテレビや外部ディスプレイを接続することで表示が可能です。4K対応の動画サービスやきれいな写真を見たり、4K対応ビデオカメラで撮影(さつえい)した4K動画の映像を見たりして楽しむことができます。
また、表示できる範囲(はんい)が非常に大きいため、ディスプレイ上にいくつかのアプリケーションを表示して、画面を広く使うことができます。1つの画面の中にインターネットの画面とワードやエクセルの画面を並べてもせまく感じないくらい広々とした表示が可能です。
とてもきれいな画面表示ができる4Kですが、パソコンで4Kを楽しむ場合は、以下のような点も知っておくとよいでしょう。
- パソコンやディスプレイの性能が低い場合や、接続ケーブルが対応していないと表示が遅(おく)れることがある
- インターネットで4K動画を見る場合は、インターネット回線の速度が遅(おそ)いと再生が難しい
- 現時点ではパソコンでの再生に対応した4K動画コンテンツが少ない
- 大きいテレビやディスプレイを使わないと画質の違(ちが)いがわかりづらい
4Kに興味がある場合は、近くの家電量販店(かでんりょうはんてん)に行って実際に4Kテレビなどの映像を確認してみるのもいいですね。