パソコンはなぜ熱くなるの?
2016/7/20 こうしん
夏は気温が高くなり、エアコンや扇風機(せんぷうき)が必需品。特に真夏のシーズンは汗(あせ)もたくさんかくし、夏バテや熱中症に気をつけないといけないね。
暑さに気をつけないといけないのは、パソコンも同じなんだよ。特に動画を編集したり、いろいろなソフトを同時に動かしたりしていると、パソコンに負荷がかかって、熱くなりやすいんだよ。ノートパソコンの場合は、本体から熱を逃(に)がすしくみもあるから、キーボードやパソコンの裏側もあたたかくなるんだ。
パソコンには、CPUやハードディスクなどの熱を発生させる部品があって、熱くなった部品の温度を下げるために、扇風機(せんぷうき)のような冷却(れいきゃく)ファンがついているんだ。冷却(れいきゃく)ファンは外から冷たい空気を取り込んで、熱い空気を外に出しているんだよ。
パソコンに負荷をかける操作をすると、CPUやハードディスクが激しく動いて熱を持つから、ファンがたくさん回転して、音が大きくなるときがあるんだよ。効率よくパソコンの熱を逃(に)がすことができないと、パソコンの動作が遅(おそ)くなるときもあるよ。
パソコンから発生する熱への対策は、いくつかあるから紹介(しょうかい)するね。
- パソコンの周りに、ほこりがあるときは、こまめに掃除(そうじ)をする
- 本や物をパソコンの近くには置かないようにして、周りに隙間(すきま)をあける
- ふとんやクッションの上など、熱がこもる場所では使わない
- キーボードの上に、書類などのおおいかぶさるものを置かない
パソコンの左右や背面には通風孔(つうふうこう)っていう空気の通り道があるんだ。その通り道をふさいでしまうと、熱が逃(に)がせなくなって、とても熱くなるよ。
あとは、お父さんやお母さんがタバコを吸う場合は、パソコンの近くでは吸わないように言ってあげようね。煙(けむり)などの影響で、冷却(れいきゃく)ファンの機能が低下することがあるよ。
パソコンを使うときは、どうしても熱は発生してしまうから、今回紹介(しょうかい)したことに気をつけて、パソコンを快適に使おうね。