タイピングが上達するコツはある?
2018/1/31 こうしん
パソコンのキーボードを見ないで文字を入力することを「タッチタイピング」って言うんだよ。キーボードの入力に慣れていない人にとっては、キーに書いてある文字を見ないで入力するのは難しいよね。でも正しいやり方で練習をすれば、だれでもうまくなるんだよ。パソコンを使うのも楽しくなるよ。タッチタイピングのコツを紹介(しょうかい)するね。
1. ホームポジションを覚える
タッチタイピングをするには、「ホームポジション」を覚えるのがいいよ。ホームポジションは、タッチタイピングをするときに指を置く基本の位置のことなんだ。
キーボードのFキーとJキーをさわってみると、小さなでっぱりがあるよね。ホームポジションでは、FキーとJキーに人差し指を置くんだけど、このでっぱりを目印にしようね。
ホームポジションで指を置く場所は、下の画像を見てね。タイピングの練習をするときは、この位置を常に忘れないようにするといいよ。
入力するときは、それぞれの指で入力するキーが決まっているから、練習するときは、最初は難しくても正しい指を使うようにしようね。それと、はじめのうちは、キーを押したら必ずホームポジションに戻るようにすると、どの位置にどのキーがあるか指が覚えてくれるようになるよ。
2. 練習するときのコツ
タッチタイピングの練習をするときのコツを3つ紹介(しょうかい)するね。
- キーボードは見ないようにする
キーボードではなく、画面を見るようにしよう。どうしてもキーボードを見てしまう場合は、薄(うす)い布やハンカチなどでキーボードを隠(かく)すといいよ。入力するときは「ホームポジション」に指を置くことを忘れずにね。 - 最初は速さよりも正確さを重視する
はじめのうちは、時間がかかっても正確に打つようにしようね。 - 毎日少しずつでも練習する
最初は難しくても練習した分だけうまくなるよ。難しくてなかなか続かない場合は、1日ごとに練習のテーマを決めるといいよ。「今日はキーボードの上段にあるキーを覚えよう!」とか「今日は人差し指で打つキーの練習をしよう!」とか、少しずつ覚えていくようにすると、タイピングがうまくなっていくのがわかって楽しく練習できるよ。
3. 実際に練習してみよう
タッチタイピングを練習する場合は、「めざせ!タイピングマスター」を使おうね。キーごとに使う指やキーの場所も自然に覚えられるよ。練習後は、スコアや苦手キーなどが結果に表示されて、前回の結果と比べられるんだよ。繰り返し(くりかえし)練習して苦手なキーをなくそうね。
- 「めざせ!タイピングマスター」でタイピングの結果が表示された画面
コラム : 「ローマ字入力」と「かな入力」
キーボードから日本語を入力する場合、ローマ字入力とかな入力の2つの方法があるんだよ。最近は、多くの人がローマ字入力を使っているよ。ローマ字入力と、かな入力について説明するね。
- ローマ字入力
キーボードのアルファベットが書かれているキーを押(お)して日本語を入力する方法だよ。アルファベットのキーの場所だけ覚えれば、日本語入力でも英語入力でも対応できるんだよ。でも、日本語をローマ字で入力する方法も覚える必要があるね。 - かな入力
キーボードのひらがなが書いてあるキーを押(お)して日本語を入力する方法だよ。日本語を入力する場合に、ローマ字入力よりも少ないキーで入力ができるんだ。でも、英語を入力する場合は、アルファベットが書いてあるキーの場所も覚える必要があるんだよ。
特にこだわりがなければ、キーを覚える量が少ないローマ字入力がおすすめだね。
ローマ字入力については、以下のページを参考にしよう。ただ、タイピングの練習の時に自然と覚えられると思うから、ここで無理に覚える必要はないからね。