F903iXが発売開始になりました。
この新しい携帯電話のキャッチフレーズは「ハイスピード・ギガケータイ」。
高速通信ができる点と、大容量の1GBメモリーを搭載している点が、F903iにはなかった新しいポイントです。
ハイスピードであること、ギガケータイであることは、ケータイライフをどのように変えるのでしょうか。
実際にF903iXを使ってみて、そのスピードや使い勝手を2回に分けてレポートします。
まず第1回目は「高速ダウンロード編」です。
F903iXはF903iと同じように、ヨコモーションできる携帯電話です。
ヨコモーションの使い勝手はそのままですが、デザインはF903iに比べるとかなりシャープな感じがします。
カラーバリエーションも先進的な機能にマッチしている印象がありますね。
さて、冒頭で説明したように、F903iXの大きな特長は2つあります。
携帯電話は通話だけではなく、メールやi-modeサイトを見るためのツールでもあります。
ですからデータをやりとりするスピードが早いかどうかはとても重要ですよね。
パソコンのインターネットではADSLや光ファイバーがありますが、携帯電話にも早い通信方式があるのをご存知でしたか?
それが「FOMAハイスピード」。なんと従来のW-CDMA方式の10倍相当、最大で約 3.6Mbps※のスピードが出るのです。
そしてF903iXはFOMAハイスピードに対応しているので、高速でのデータ通信が可能なのです。
つまり、通常のFOMAに比べて約10倍のスピードで「着うたフル®」や大容量の「iモーション」などをダウンロードできちゃうということ。
このスピードは大きな魅力ですね。
※FOMAハイスピードエリア内であれば、最大3.6Mbpsの高速パケット通信が可能になります。
ハイスピードで快適にダウンロードしたら、次に気になるのが本体のメモリー容量です。
できれば容量をあまり気にせずどんどんダウンロードしたいところですが、その点でもF903iXは大きく進歩しています。
本体メモリーの容量が1GBになったので、ダウンロードした楽曲や映像の保存にも困りません。
例えば着うたフル®なら約470曲、WMA形式のデータなら約126曲もの楽曲をF903iX の本体に保存することができるのです。(詳しくは次回の活用ガイドでご紹介いたします)
音楽や動画のダウンロードが快適になっただけではなく、撮った写真や受信メールの保存件数も増えていますので、色々な場面で使い勝手が良くなっているといえますね。
さて、ハイスピードを実際に使ってみたのですが、ケースごとにそのスピードの印象をご紹介します。
そもそもフルブラウザとは何でしょうか?
これはF902iSからサポートが始まった、パソコン用のホームページを携帯電話で表示させる機能です。
私たちがいつも携帯電話で見ているホームページはi-modeサイトなどと呼ばれている、携帯電話用に作られた「ケータイサイト」です。
パソコン用に作られたホームページは1ページの中の情報量や画像が多いので、携帯電話では正しく表示するのが難しかったのです。
しかしフルブラウザ機能を使うと、パソコン用のページを携帯の画面で表示させることができるのです。
しかもF903iからはヨコモーションになったので、横長の画面で見られるようになりました。
感覚的にはパソコンで見ている感じにかなり近いです。
オークションサイトやWebメールのサイトもアクセスできますので、外出先からのインターネットアクセスの幅がかなり広がるなぁと感じました。
自宅にパソコンがない人にとっては、フルブラウザで代用できるかもしれませんね。
FOMAハイスピードに対応していない携帯電話でもフルブラウザは使えますが、表示の間待ち時間がぜんぜん違います。
FOMAハイスピードに対応していない機種のフルブラウザと、表示の時間差を実測してみました。
| アクセスしたページ | F903iX | F903i |
|---|---|---|
| FM-WORLDトップページ | 25秒 | 95秒 |
| AzbyClubトップページ | 15秒 | 90秒 |
| 富士通トップページ | 18秒 | 60秒 |
※通信速度は、基地局からの距離や電波状況により異なります。
フルブラウザでパソコン用のホームページを見る場合、携帯画面に収まるように表示させたり、実際の解像度で表示させたり、表示のタイプを切り替えられるのも便利ですね。



着うたフル®ならなんと約470曲保存できるのですが、たくさん保存できてもダウンロードに時間がかかると、ちょっと面倒な感じがしますよね。
果たしてどのぐらい早いのか実際に同じ曲をダウンロードして、F903iXのスピードを検証してみました。
F903iXの場合「25秒(※)」、F903iの場合「80秒(※)」と、そのスピードはぜんぜん違います。
ダウンロードするデータを探すためにあちこちのサイトを移動したのですが、F903iXはページの表示も早いので、着うたフル®を探す時にとても楽でした。
フルブラウザだけではなく、普通のケータイサイトを表示するときの体感速度も違うのです。
これならどんどん探してどんどんダウンロードできる!そんな感じがしました。
※通信速度は、基地局からの距離や電波状況により異なります。
携帯電話で撮った写真をその場からメールする時、普通はあまり大きなサイズで送らないですよね。
送るのだって時間がかかりますし、あまり大きいと受け取り側の迷惑になってしまうかもしれません。
送付先がパソコンのアドレスなら、データのサイズはあまり気にならないでしょうが、F903iXならどれぐらいのスピードが出るのでしょうか?
F903iとF903iXで、それぞれ撮った写真をメールで送ってみました。
| 撮影した画像のサイズ | F903iX | F903i |
|---|---|---|
| 画像サイズ2,000×1,500 画質はファイン |
45秒 | 175秒 |
※通信速度は、基地局からの距離や電波状況により異なります。
画像サイズ2,000×1,500というのは、この2機種で撮影できる最大サイズなのですが、これは印刷にも耐えられえるかなり大きな画像サイズですね。
そんな大きな写真をメールで送ったことは初めてでしたが、あっさり送ることができました。
F903iXのハイスピードについて色々と紹介しましたが、FOMAハイスピードを活用するには、いくつかのポイントがありますので、ご注意下さい。
最大約 3.6Mbpsの高速パケット通信を利用するには、使用する場所がFOMAハイスピードエリア内である必要があります。
FOMAハイスピードエリアはFOMAエリア・FOMAプラスエリア・movaエリアとは異なっているのでご注意下さい。
現在地が、FOMAハイスピードエリアかどうかを確認する場合は、F903iXに搭載されているFOMA 通信環境確認アプリをお使い下さい。
FOMA通信環境確認アプリは以下の手順でご利用できます。
[MENU]→[iアプリ]→[ソフト一覧]→[マイフォルダ]→FOMA通信環境確認アプリを選択。
パケット定額サービスのパケホーダイを契約されている人は多いと思います。
しかしパケホーダイの定額対象サービスにフルブラウザは含まれておらず、従量制の課金となります。
フルブラウザをお使いになる場合は、パケホーダイ・フルの契約をオススメいたします。
ハイスピード・ギガケータイのF903iXについて、まずはハイスピードの部分をご紹介いたしました。
次回のケータイお役立ち情報では、1GBMEMORYについてご紹介いたします。
※掲載の画面はすべてイメージです。