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F905i海外使用レポート「オーストラリアでケータイ使っちゃお!」〜国内準備編

2008年2月6日

最近のケータイは色々と便利な機能やサービスがありますが、使いたくてもなかなか使うチャンスがないものもあります。
その最たるものの1つがWORLD WING、つまり海外でも自分のケータイが普通に使えてしまう、国際ローミングサービスではないでしょうか。
ケータイお役立ち情報でもいつかご紹介したいと思いながら、なかなかそのチャンスがなかったのですが、なんとプライベートで海外旅行に行くことになり、実際にWORLD WINGを使ってみることができたのです。

この経験をもとに国際ローミングサービスWORLD WINGの使用レポートを、2回に分けてお届けすることにしました。
実際に海外で使用するにあたっての注意や、使ってみた感想をご紹介します。
第1回目は旅行前の「国内準備編」です。


オーストラリアの電源事情は?

今回私が旅行するのはオーストラリアです。
オーストラリアは日本の真下に位置していますので、時差があまりありません。
日本と電話で話をするには、便利な位置関係といえますね。

海外でケータイを使うにあたって、まず調べなければならないのが、行き先の国の「コンセント事情」です。
滞在先でケータイを充電する必要がありますので、コンセントの形状や電圧を調べておかなければなりません。

オーストラリア用の変換プラグ

まずはコンセントの形です。
日本のコンセントは(| |)ですが、オーストラリアのコンセントは、「Oタイプ」と呼ばれるカタカナの「ハの字型」を逆にしたような形状になっていて、変換プラグが必要です。
家電量販店に行けば各国対応のコンセントの変換プラグが買えますので、まずこれを購入しました。
そして、色々調べていて分かったのが、オーストラリアはコンセントの形状だけではなく、コンセントから流れてくる電気の電圧も違うということでした。
日本の電圧は120Vなのですが、オーストラリアの場合は240Vと、電圧が高くなっています。
日本製の電化製品を使う場合は変圧器が必要になるのですが、最近のデジタルカメラやデジタルビデオといったAV機器は海外対応している物が多く、変圧器が必要ない場合があります。
ケータイの場合はどうかといいますと、最近のケータイのACアダプタはマルチボルテージ対応となっているので、電圧の変換器は不要です※1。
マルチボルテージ対応ではないACアダプタをお使いの場合は、240Vの電圧に対応している充電ケーブルが必要となりますが、これも家電量販店の携帯電話グッズコーナーにおいてあります。(ケータイや電化製品を海外で使用する際は、変圧器が必要か必ず事前に確認しましょう)

余談ですが、充電する機器が多い場合は、変換プラグも余分に持参した方が良いと思います。
私は1つしか持っていかなかったので、ケータイ、デジカメ、デジタルビデオの順で充電しなければならず、時間がかかってちょっと面倒でした。
アダプタはそれほど高価なものではないですので、複数ご用意する事をオススメします。

※マルチボルテージ対応のACアダプタは以下の製品になります。
・FOMA 海外兼用ACアダプタ 01
・FOMA ACアダプタ 02


ドコモの国際ローミングサービス WORLD WINGとは?

F705i

さて電源の準備が出来たところで、あらためてこの旅行でお世話になる「国際ローミングサービス WORLD WING」についてご説明しましょう。
WORLD WINGは自分が普段使っているケータイが、そのまま海外で使えちゃうというサービスです。
電話番号やメールアドレスがそのまま使えてしまうので、ビジネスや旅行で海外に行かれる方にはとても便利なものなのです。
そうは言ってもなかなか海外旅行の機会もなかったので、WORLD WINGについて知らなかったのですが、旅行が決まってから色々と調べたところ、こんなサービスであることが分かりました。
WORLD WINGはドコモと提携している海外の通信事業者の通話エリアで、ケータイを利用できるサービスです。
そして、海外にいても・・・

  • いつもの電話番号で発着信できる
  • テレビ電話が使える
  • いつものメールアドレスで送受信できる
  • iモードサイトへアクセスできる
  • ショートメッセージが使える
  • データ通信ができる

こう書いてみると、日本と全然かわらない・・・という感じですね。
日本で使っているのと同じイメージで、自分のケータイが使えてしまうといってもよいでしょう。
実際に使ってみた印象は次回でご紹介いたしますが、快適!の一言でした。

でも旅行前に気になったのが、ずばり「通話・通信の料金」です。
海外旅行によく行く人の話では、「海外にいる場合は、着信でも通話料金が発生する」そうなのです。
そのあたりが気になったので、NTTドコモのページでいろいろと調べてみたところ・・・


  • 通話料金について

・日本の友人が渡航先にいる「私」に電話をする場合
この場合、友人は通常と同じ通話料金がかかります。
意外にも海外にかけるからといって高くなるわけではなく、日本国内でかける時と同じ料金になります。
しかし着信した私には「国際転送料」というのがかかります。
電話は日本から転送されてくるので、こういう料金がかかるそうなのです。
ちなみにオーストラリアのシドニーの場合、音声通話を着信した場合の国際転送料金は1分間80円です。


・渡航先の「私」が日本の友人に電話する場合
こちらからは日本向けの通話料が発生しますが、受ける側は特に料金は発生しません。
オーストラリアのシドニーから日本に発信する場合、音声通話は1分間で180円です。

※通話料金は2008年1月29日現在の料金で、音声通話の課金は1分単位となります。


・外国でWORLD WING同士で会話する場合
たとえ相手が目の前にいたとしても、WORLD WING同士で会話すると通話は日本を経由するので、やはり双方にお金がかかります。
日本にいる感覚で電話をしていると通話料金がかさむので、ちょっと注意が必要ですね。
(発信者に「日本向け」通信料、着信者に「国際転送」料がかかりますので、滞在先ごとの金額を確認しておくことをオススメいたします。)

※渡航先の通信事業者によっては、つながらなくても料金がかかったり、コレクトコール、フリーダイヤル、クレジットコール、プリペイドカードコールの通信であっても、通話・通信料が発生する場合がありますのでご注意下さい。


  • メールやi-modeの使用料金について

1アクセス毎の最低料金がかかります。
また、国内のパケット料金とは異なりますので注意が必要です。
FOMAデータプランに含まれる無料通信分、海外用ケータイのレンタル料は適用対象外、WORLD WINGの通話・通信料は「パケ・ホーダイ」などの各種割引サービスの適用対象外です。

料金については滞在先によって異なりますので、NTTドコモのページでご確認することオススメいたします。

NTTドコモ:WORLD WINGを海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索ページ


利用にあたっての事前の準備

さて、コンセントのアダプタや海外用充電ケーブルを買い、通話の料金を調べ、と準備を進めてきましたが、肝心なのはWORLD WINGを使うための設定や準備ですよね。
海外でケータイを使えるようにするために、私が行った設定や確認事項を順番にご紹介してゆきましょう。

まずは自分のケータイはWORLD WINGに対応しているのか?といった確認や、渡航先でどんな使い方ができるのか?といった確認についてです。


  • WORLD WINGが使える契約内容かどうかを確認する

ケータイの契約開始の時期や内容によってはWORLD WINGを使うために、別途契約が必要な場合があります。
これはお使いのケータイの種類ではなく、契約内容や契約時期に関係するものです。
私の場合はFOMAサービスの契約時期が2005年9月1日以降であったため、特に問題はありませんでしたが、詳細が分からない方は、NTTドコモのホームページかドコモショップで確認すると良いでしょう。

NTTドコモ:契約内容の確認に関する説明のページ


  • WORLD WINGが使える携帯かどうかを確認する

携帯電話の機種によっては、渡航先の国でWORLD WINGが使えない機種があります。
また、使用できる国の制限があるというケースもありますので、これも確認が必要です。
私が使っていたF905iは、3G対応エリア(世界49の国・地域)と、GSM対応エリア(世界154の国・地域)で利用可能ですので、一般的な海外旅行の渡航先ではほぼ問題なく使用する事ができます。

NTTドコモ:お客さまのケータイは海外で使えるかな!?検索ページ


  • 渡航先でどのようなサービスが使えるかを確認する

旅行中は主に日本の友人・家族との電話やメールが使えればと思っていました。
オーストラリアは特に問題なくこれらのサービスが使えましたが、国によってはテレビ電話が使えないといった場合もあります。

NTTドコモ:海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索ページ

ここまで調べたところで、私のF905iをオーストラリアに持っていった場合、特に問題なく使えるということが分かりましたので、次に旅行の出発直前に行った設定をご説明しましょう。


  • 出国前の設定を行う

留守番電話や転送電話の設定をどうするか、着信の規制をかけるかどうか、iモードを海外で使えるようにするか、ショートメッセージを使えるようにするか、といった項目で事前に細かく設定を行う事ができます。
これらは海外に渡航した後で行える設定もありますが、日本国内では無料で設定できても、海外から設定を行うと有料になってしまう場合もありますので、注意が必要ですね。
例えば海外でもiモードを使えるようにするには、iメニューの中にある海外利用設定を変更する必要があります。
このページは日本で設定する場合は無料ですが、渡航先でアクセスするとパケット通信料がかかってしまうのです。
必要な設定は必ず日本にいる間に済ませてしまいましょう。

NTTドコモ:出国前の設定ページ


  • メールの受け取り方の設定をチェックする

普段からメールがたくさん来る人にとって、旅行中に届くメールをどうするかは重要です。
旅行中はいちいちメールを確認したくないという人もいれば、日本にいる時と同じように届いたメールはその場で確認したいという人もいると思います。
メールを全部受信する、必要なメールだけ受信する、Webメールのように「受信はしないで内容だけ確認する」といったいくつかのパターンがありますので、メールの受信状況に合わせて事前に設定しておくと良いでしょう。

NTTドコモ:iモードメールに関する設定ページ

最後に肝心の「どうやって海外から電話をかけるのか?」という点についてご紹介しましょう。


  • 電話のかけ方を調べておく

ここまで色々調べたり・設定を変更したりしていて、大事なことを忘れているのに気づきました。
それは「具体的にどうやって電話をかけるのか?」という事です。
WORLD WINGの場合、自分の番号はそのままですので、日本からはいつもの番号でかけてもらえます。
では海外から自分がかける場合はどうなるのでしょうか?

まず、電話をかけたい相手の番号が住所録に入っている場合は、住所録から相手先を選んでそのまま発信するだけでOKです。
実際に海外からかけてみて、あまりの簡単さ(いつもと変わらないんです!)に驚きました。
ですので海外から電話する可能性のある相手は、全部住所録に登録しておくことをオススメいたします。
もし、住所録を使わないで、日本に電話したい場合は、以下のようになります。


東京03-XXXX-XXXX にかける場合

東京03-XXXX-XXXX にかける場合

  • 先頭に「+」
  • 次に日本の国番号81
  • 市外局番の「0」をとった相手の電話番等

つまり +813xxxxxxxx と入力します。
先頭の「+」ですが、これは数字の0を長押しすると入力できます。

ケータイ 090-xxxx-xxxx にかける場合

ケータイ 090-xxxx-xxxx にかける場合

  • 先頭に「+」
  • 次に日本の国番号81
  • 市外局番の「0」をとった相手の電話番等

つまり +8190xxxxxxxx と入力します。


さて、色々とご説明いたしましたが、いざ成田空港で飛行機に乗る時に「オーストラリアでケータイの電源を入れて、本当に上手く日本に電話できるのかな?設定や手続きにもれはないかな?」と少しだけ不安になりました。
実際には問題なく(本当に何事もなく)使えたのですが、そのあたりのお話は次回にご紹介いたしましょう。





※掲載の画面はすべてイメージです。