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データの持ち出しを水際で防ぐ:後編

パソコンの情報の出口をシャットアウト

企業の業務用データなどの情報流出のポイントとなるパソコンのポートやデバイスを制御することで、情報の持ち出しを未然に防止するソフトウェアが注目されています。

(2006年10月26日)

データ持ち出しを出来なくする

ここ最近多発している個人用パソコンからの情報流出を防止するには、業務で使用するデータを持ち出させないことが重要です。手軽にデータを移動できるUSBメモリを使用するケースが多いため、会社で使用するUSBメモリを限定して各社員に配付、管理するといった方法が取られているといいますが、個人が持ち込むUSBメモリまで管理できるかは疑問です。USBメモリには、指先ほどの大きさしかないものも多いのです。

さらに、データを持ち出す方法はUSBメモリだけではありません。フロッピーディスクやCD、DVDといったドライブ、PCカードなどのリムーバブルメディアがあり、パソコンのポートでいえばシリアル、パラレル、USB、IEEE1394、赤外線など、さまざまな流出経路が存在しています。

ポートを閉じて使用制限

イラスト

そこで、パソコンの各ポートに使用制限をかけるソフトウェアが注目を集めています。このようなソフトウェアは、前述したようなドライブ、リムーバブルメディア、ポートなどを個別に制御できるというもの。また、ポートに接続される機器によっても使用制限をかけられるため、たとえばUSBポートに接続して使用できるUSBメモリを会社で支給するものに限定するといった使い方ができます。

会社で支給するUSBメモリを毎日回収することで、データの持ち出しを防止するわけです。管理者でなくても、デバイスの使用を一時的に制限する機能も搭載されているので、離席や移動の際にもデータを守ることが可能になります。

このようなソフトウェアをパソコンに導入しておけば、万一の盗難や紛失が発生した際でもデータを持ち出すことができなくなるという利点もあります。

企業が情報の持ち出しに対して毅然とした態度を取ることは、社内のセキュリティ意識の向上にもつながり、間接的な不正の抑止にも役立っていくのです。