パソコンの盗難から発生する被害とは?
パソコンが盗難や紛失によって第三者の手に渡ってしまった場合、さまざまな危険に発展する可能性があります。その危険と対策を考えていきましょう。
(2006年10月5日)
パソコンには大事なデータがいっぱい
2004年に、いわゆる個人情報保護法が施行されて以来、毎日のように個人情報流出事件がニュースをにぎわすようになりました。個人情報の流出にはさまざまな原因がありますが、常に一定の割合を占めているのがパソコンの盗難や紛失です。
業務で使用しているパソコンには、当然ながら業務で使用しているファイルが記録されています。顧客リストがあれば個人情報の流出につながるし、社外秘のファイルがあれば企業の機密情報が漏れてしまうことになります。
盗難や紛失による影響は、個人用のパソコンでも同様に存在します。よく「大したファイルはないから大丈夫」などと耳にしますが、決してそんなことはありません。連絡先や住所録などのデータは個人情報ですし、デジタルカメラで撮影した記念の写真や、やり取りしたメールも永久に失われることになります。
さらには、インターネットに接続するための設定も重要な情報です。たとえばパソコンを入手した人物がプロバイダーにアクセスし、接続のためのパスワードを変更すれば、本来のユーザーが設定情報にアクセスできなくなり、解約することさえできません。
万が一、他人の手に渡ってしまった場合の備えは?
このように、業務で使用するパソコンはもちろん、個人で使用しているパソコンでも盗難や紛失への対策を講じておく必要があるのです。また、パソコンを買い換えて下取りに出すようなパソコンにも注意が必要です。
中古パソコンを購入したら、以前使用していたユーザーのデータがそのまま残っていたというニュースもしばしば耳にします。これは、下取りなどで引き取った使用済みのパソコンを、初期化しないまま中古販売ショップに流してしまったケース。
パソコンに記録されているデータは、ユーザー自身が管理し保護しなければなりません。そのためには、データの暗号化やパスワードによる保護といった手段がありますが、このような処理をする際には何をどのように保護しているかを正しく理解することが重要なのです。


