「タスクマネージャー」で、応答のないアプリを強制終了しよう

タスクバーに（応答なし）と表示されて操作できなくなってしまう現象は、「フリーズ」と呼ばれます。フリーズの起こる原因はさまざまですが、フリーズ自体は深刻な故障というわけではないので、気にしなくてもかまいません。対処方法を覚えておけば、あわてずに済みますよ。

「フリーズ」は英語で「凍る」の他に「固まる」という意味もあります。要するに、動かなくなるということですね。よくフリーズが起こるのは、操作にパソコンの処理能力が追いつかないときに起こることが多いです。

例えば、Internet Explorerでいくつものタブをまとめて開こうとした場合には、瞬間的に大量の処理が必要になり、うまく処理しきれないとフリーズしてしまうことがあります。

フリーズが起きても、しばらく待っていると処理が追いついて、操作できるようになることもありますよ。でも、いつまでもフリーズから戻らないときは、タスクマネージャーでアプリを強制的に終了させましょう。

タスクマネージャーは、スタートボタンを右クリックして表示されたメニューから起動できます。起動したら、「プロセス」タブの「アプリ」にある一覧からアプリを選択して「タスクの終了」をクリックすることで、応答のないアプリを終了させることができます。

ちなみに「バックグラウンドプロセス」などの「アプリ」以外の項目は、不用意に操作するとトラブルの原因になってしまうこともあります。間違えて操作しないように注意してください。

タスクマネージャーを起動し、応答のないアプリを強制終了する

スタートボタンを右クリックして、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。

タスクマネージャーが起動しました。「プロセス」タブの「アプリ」から「Internet Explorer（応答なし）」をクリックして選択し、「タスクの終了」をクリックします。