インストール・アップデートの際はメッセージをよく確認しよう

アプリをインストール中に、別のアプリやオプションがいっしょにインストールするようにチェックが入っていることが、ときどきありますよね。インストーラーでは「◯◯をインストールする」といったメッセージが表示されるので、きちんと確認することが大切です。

インストーラーはたいてい設定を変更する必要がないうえに、画面が何回も切り替わるので、ついついメッセージを読まないで「次へ」を連打してしまう場合があるんですよね。本来はきちんと確認が必要なところですから、メッセージをしっかりと読んで、必要ないと判断した場合は、チェックを外しましょう。

目的のアプリを使うために必要なのでは？ と心配になるかもしれませんが、本当に必要な場合は、そもそもインストールを除外できるような選択項目にはなりません。内容をよく読んで必要ないと判断すれば、除外してかまいませんよ。

アプリをインストールするほかに、Internet Explorerのホーム画面などを変えてしまうものもあります。こちらも注意して、必要がなければ除外しましょう。

目的以外のアプリのインストールをよく確認する

Adobe Readerの場合

一例として、PDFファイルの表示に利用する「Adobe Reader」をインストールするときには、Googleのブラウザー「Google Chrome」や「Googleツールバー」が「提供オプション」として表示されます。この状態で「今すぐインストール」をクリックすると、Google ChromeやGoogleツールバーがインストールされます。

内容を読んで自分のパソコンには必要ないと判断し、「提供オプション」の2つのチェックを外せば、これらのアプリや追加機能はインストールされません。

Javaの場合

この画面では「Java」というアプリのインストールを行うときに、「Ask」というサービスのツールバーをインストールするよう提案されます。このまま「次へ」をクリックすると、検索の設定が変更され、ホームページに「Ask」のサイトが追加されます。

この場合も、内容を確認して追加の機能が不要だと判断し、チェックを外せば、追加機能のインストールや設定の変更は行われません。