変換や入力が面倒な文字は、単語の登録をしよう

Microsoft IMEやATOKといった日本語入力システムには、単語を登録する機能があります。

変換しづらい単語や入力するのが面倒なことばが出てきた場合、単語登録をしておけば次回入力するときに、素早く、正確に変換することができるんです。

変換するのが難しい名前やメールでよく使うようなあいさつの定型文なども登録しておけば、変換や入力に伴うストレスを減らすことができますね。

単語登録をするときは、短縮よみでも登録ができるので便利です。例えば、「ふじ」と入力して変換すると、「富士通太郎」が変換候補に表示されるようなイメージですね。

登録しておくと便利な単語や文の例を紹介します。

• 「まいど」 → 「毎度、ありがとうございます。」
• 「いつも」 → 「いつも、お世話になっております。○○です。」
• 「めーる」 → 「xxxx@example.com（自分のメールアドレス）」
• 「かお」 → お気に入りの顔文字を変換候補に表示する

他にも、住所や電話番号、郵便番号など、普段入力するのが面倒と感じている文字があれば、登録しておくと楽に入力ができます。また、入力ミスを防ぐこともできますし、電話番号や郵便番号を忘れがちな方でも、調べなおす必要がないため、便利です。

Microsoft IMEとATOKで登録の手順が異なります。それぞれの方法を見ていきましょう！

Microsoft IMEの単語登録の手順

画面右下にある、「A」や「あ」と表示されているアイコンを右クリックして、「単語の登録」をクリックします。

「単語」欄に変換後に表示したい単語を入力し、「よみ」欄に登録する単語の読みを入力します。「品詞」欄から、「人名」や「地名」など、入力した単語の種別を選択します。最後に「登録」ボタンをクリックします。

ATOKの単語登録の手順

「スタート」ボタンをクリックして、アプリの一覧から、「ATOK」→「ATOK2016ツール」をクリックします。

※「ATOK2016ツール」については、お使いの機種により、バージョンが異なる場合があります。

一覧から、「単語登録」をクリックします。

「単語」欄に変換後に表示したい単語を入力し、「読み」欄に、登録する単語の読みを入力します。「品詞」欄をクリックして、表示されるメニューから単語の種別を選択します。「OK」をクリックします。

先ほど登録した読みで変換すると、変換候補に表示されます。