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第37回組み文字を設定しよう

Word 2013
Word 2010
Word 2007
Word 2003
対応バージョン

和戸先生、いつも楽しく拝見しています。早速お伺いしたいことがあります。 「株式会社」という文字を1文字サイズの大きさにしたいのですが、できますか? オンラインショップの運営会社とURLを記した案内ハガキをワードで作っているのですが、「株式会社」という文字を小さくすれば、何とか1枚に収まりそうなのです。(株)を使ってもいいのですが、できれば「株式会社」の4文字を使いたいと思っています。よろしくお願いします。

それでしたら、「組み文字」をおすすめします。最大6つの文字を組み合わせて、1つの行の上下に並べることができますよ。ハガキのような文字のスペースが限られている文書を作るときは、何かと便利だと思います。設定方法は簡単なのですが、Word 2013 ⁄ 2010、Word 2007、Word 2003で設定方法が微妙に違っていますので、今回はバージョンごとに、操作方法をご紹介します。

完成品はこちら

Before 作成前画面イメージ after 完成画面イメージ 注︰サンプル文章は、Word 2013で作成しております。その他のバージョンでは一部見え方が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

サンプルが必要な方は、下記のワードのファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードするには、ファイル名を右クリックして、メニューから「対象をファイルに保存」を選択してください。

本講座では、ファイルの保存先を《ドキュメント》としています。
ダウンロード方法がわからない場合は、下記ページをご参照ください。

ワード文書作成のコツ

文書に組み文字を設定するには

ワードの「組み文字」を使うと、最大6文字を上下に組み合わせて1文字サイズの文字を作ることができます。ここでは、サンプル文書のように、複数の「株式会社」という文字に、組み文字を一括設定する方法を説明します。 設定方法はとても簡単なのですが、Word 2013 ⁄ 2010、Word 2007、Word 2003では、それぞれ操作が微妙に異なっています。違いを個別に補足すると混乱する可能性がありますので、今回は、Word 2013 ⁄ 2010、Word 2007、Word 2003のそれぞれについて、設定方法を説明しました。操作するときは、お使いのバージョンの説明を参考にしてください。

組み文字を設定する(Word 2013 ⁄ 2010の場合)

まずは、Word 2013と2010での組み文字の設定方法を説明します。画面はWord 2013ですが、Word 2010も操作方法は同じです。

この方法で設定するには、Internet Explorerとワードの両方を起動しておきます。そして、ワードではハイパーリンクを設定する文書を開いておいてください。準備ができたら、作業スタートです。なお、Internet Explorer以外のWebブラウザでも、操作方法は同じです。

組み文字にする文字を選択したら、[ホーム]タブの[段落]にある[拡張書式]ボタンをクリックし、メニューの[組み文字]を選択する画面イメージ

組み文字にする文字を選択したら、[ホーム]タブの[段落]にある[拡張書式]ボタンをクリックし、メニューの[組み文字]を選択します。

次へ

[組み文字]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて適用]ボタンをクリックし、選択した文字だけを組み文字にするなら、[OK]ボタンをクリックする画面イメージ

[組み文字]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて適用]ボタンをクリックします。選択した文字だけを組み文字にするなら、[OK]ボタンをクリックします。

次へ

[組み文字の変更確認]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて変更]ボタンをクリックする画面イメージ

[組み文字の変更確認]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて変更]ボタンをクリックします。

次へ

変更した数が表示されたら[OK]ボタンをクリックする画面イメージ

変更した数が表示されたら[OK]ボタンをクリックします。

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文書中の「株式会社」という文字が、すべて組み文字に変更された画面イメージ

文書中の「株式会社」という文字が、すべて組み文字に変更されました。これで文書は完成です。

組み文字のサイズとフォントの設定

[組み文字]ダイアログボックスでは、フォントとサイズも設定できます。初期設定では、選択した文字と同じフォントが設定され、最も適切なサイズが設定されます。このため、通常は初期設定のままで問題ありまぜん。

組み文字を設定する(Word 2007の場合)

次に、Word 2007での組み文字の設定方法を説明します。

組み文字にする文字を選択したら、[ホーム]タブの[段落]にある[拡張書式]ボタンをクリックし、メニューの[組み文字]を選択する画面イメージ

組み文字にする文字を選択したら、[ホーム]タブの[段落]にある[拡張書式]ボタンをクリックし、メニューの[組み文字]を選択します。

次へ

[組み文字]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて適用]ボタンをクリックし、選択した文字だけを組み文字にするなら、[OK]ボタンをクリックする画面イメージ

[組み文字]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて変更]ボタンをクリックします。選択した文字だけを組み文字にするなら、[OK]ボタンをクリックします。

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[変更オプション]ダイアログボックスが表示されたら、[設定]を選択して[次を検索]ボタンをクリックする画面イメージ

[変更オプション]ダイアログボックスが表示されたら、[設定]を選択して[次を検索]ボタンをクリックします。

次へ

[すべて設定]ボタンをクリックする画面イメージ

[すべて設定]ボタンをクリックします。

次へ

[はい]ボタンをクリックする画面イメージ

[はい]ボタンをクリックします。

次へ

変更した数が表示されたら[OK]ボタンをクリックする画面イメージ

変更した数が表示されたら[OK]ボタンをクリックします。

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文書中の「株式会社」という文字が、すべて組み文字に変更された画面イメージ

文書中の「株式会社」という文字が、すべて組み文字に変更されました。これで文書は完成です。

組み文字を設定する(Word 2003の場合)

最後に、Word 2003での組み文字の設定方法を説明します。

組み文字にする文字を選択する画面イメージ

組み文字にする文字を選択します。

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[書式]メニューを開いたら、[拡張書式]の[組み文字]をクリックする画面イメージ

[書式]メニューを開いたら、[拡張書式]の[組み文字]をクリックします。

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[組み文字]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて変更]ボタンをクリックする画面イメージ

[組み文字]ダイアログボックスが表示されたら、[すべて変更]ボタンをクリックします。

次へ

[変更オプション]ダイアログボックスが表示されたら、[設定]を選択して[次を検索]ボタンをクリックする画面イメージ

[変更オプション]ダイアログボックスが表示されたら、[設定]を選択して[次を検索]ボタンをクリックします。

次へ

[すべて設定]ボタンをクリックする画面イメージ

[すべて設定]ボタンをクリックします。

次へ

[はい]ボタンをクリックする画面イメージ

[はい]ボタンをクリックします。

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変更した数が表示されたら[OK]ボタンをクリックする画面イメージ

変更した数が表示されたら[OK]ボタンをクリックします。

次へ

文書中の「株式会社」という文字が、すべて組み文字に変更された画面イメージ

文書中の「株式会社」という文字が、すべて組み文字に変更されました。これで文書は完成です。

今回のポイント

ワードで組み文字を設定するポイントは、次のとおりです。

ポイント1
最大6文字を行の上下に並べて小さく表示できる。
ポイント2
組み文字を一括設定する方法は、各バージョンで若干異なるので注意する。

組み文字は、6文字までならどんな文字でも組み合わせることができます。「株式会社」だけでなく、「共同組合」「全国体育大会」「新製品発表会」「123456」……などなど。アイデア次第でいろいろな使い方ができると思いますので、ぜひ試してみてください。


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