お客様各位

2017年2月  9日 掲載

2024年3月29日 更新

富士通株式会社

富士通クライアントコンピューティング株式会社

【ノートパソコンを安全にお使いいただくために】バッテリ充電制御機能アップデートのお願い(Windows Updateによる配信開始のご案内)

平素は、当社製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

当社では、お客様にノートパソコンをより安全にお使いいただくため、バッテリ充電制御機能のアップデートを提供いたします。
アップデートを適用してお使いいただきますようお願いいたします。

今回、このアップデートをMicrosoft社のWindows Updateを利用して自動配信することとさせていただきました。
次のような画面が表示がされた場合は、アップデート対象です。大変お手数ではございますが、画面に従いアップデートを適用いただきますようお願いいたします。

機種によってアップデートするソフトウェアの表示が異なります

このアップデートは、バッテリの消耗により内圧が上昇して発生する発火・発煙などの事故を未然に防ぎ、お客様の身体・生命の安全を確保することを目的としています。バッテリの消耗に合わせて充電制御を行い内圧を下げることで、これまで以上に安心してお使いいただくことができます。バッテリが消耗したときに備えて、アップデートを適用してください。操作方法について詳しくは、以下のQ&A情報を参照してください。

『以下のソフトウェアをインストールする必要があります。』と表示された場合

バッテリ充電制御に必要なソフトウェアのチェック機能を強化しました。ソフトウェアのインストールを促すメッセージが表示された場合は指示に従ってインストールしてください。

(2021年9月10日)

Windows 10 May 2019 Updateをご利用のお客様へ

「コントローラー用ファームウェア修正プログラム」および「BIOS書換データ」の提供を開始しました。

(2019年9月18日)

LIFEBOOK AH42/C、AH42/EY、AH530/1B、AH530/2B、AH530/3B、AH530/3Aをご利用のお客様へ

BIOS書換データが改版されました。2019年4月12日より前にアップデートを実施した場合でも、再度、上記画面が表示されますので、お手数ですが画面に従ってアップデートを実施してください。
2019年2月13日公開の旧BIOS(V1.21版)を適用している場合、バッテリ残量がゼロになるなどパソコンへの電源供給がなくなると、以降パソコンを使用する際にCPUファンの動作不良が発生しパソコンが高温になることが判明しました。できるだけ早く最新のBIOSにアップデートしていただきますようお願いいたします。
今すぐ「バッテリ充電制御アップデートツール」ページから「ダウンロードファイル」を実行して、最新のBIOSにしていただきますようお願いいたします。

(2019年4月12日)

『ダウンロードした「○○○○」が正しくありません。』と表示された場合

バッテリ充電制御アップデートツールが改版されたため、Windows Updateの配信状況によっては、上記画面で「開始する」をクリックしたとき、のような画面が表示されることがあります。
この場合は「今はおこなわない」をクリックして終了し「バッテリ充電制御アップデートツール」のページから「ダウンロードファイル」を実行してください。

(2019年4月12日)

なお、ノートパソコンのバッテリは消耗品です。ACアダプタでお使いの場合でもバッテリは徐々に消耗します。バッテリが消耗したと感じたら、より安全にお使いいただくために、バッテリパックの買い替えを併せてご検討ください。バッテリの消耗の目安と確認方法については「バッテリ消耗の目安」をご覧ください。

対象機種(提供状況、アップデートするソフトウェア)

2010年春モデルから2016年10月発表モデル(注1)のノートパソコンが対象です(一部アップデートの必要ない機種があります)。
アップデートするソフトウェアは、「コントローラー用ファームウェア修正プログラム」「BIOS書換データ」「バッテリ充電制御ユーティリティ」のいずれかです。
お使いの機種によって、提供状況やアップデートするソフトウェアが異なりますので、以下の一覧よりご確認ください。

  • 注1
    2009年冬モデル以前の機種は、今回の対象ではありません。また、2017年1月発表モデル以降の機種はバッテリ充電制御機能アップデート版を搭載していますので、アップデートの必要はありません。

注意事項

  • 「コントローラー用ファームウェア修正プログラム」または「BIOS書換データ」のアップデートを適用すると、消耗したバッテリをお使いの場合、充電表示が100%であっても、実際のバッテリ駆動時間(充電量)はアップデートを適用する前の約85%になります。
  • 「コントローラー用ファームウェア修正プログラム」または「BIOS書換データ」のアップデートを適用すると、適用前の状態に戻すことはできません。
  • 「バッテリ充電制御ユーティリティ」を適用すると、消耗したバッテリをお使いの場合、実際のバッテリ駆動時間(充電量)はアップデートを適用する前の約65%になります。
  • 「バッテリ充電制御ユーティリティ」はリカバリにより適用前の状態に戻ります。リカバリ後に再度適用が必要です。
  • インターネットに接続されていない装置は、インターネットに接続されている別の装置で「対処方法」の「手動で確認してアップデートする場合」に従って個別のソフトウェアをダウンロードして適用する必要があります。
  • アップデートを適用する場合は、管理者権限が必要です。
  • Windows 7、Windows 8.1をお使いの場合、Windows Updateはノートパソコン以外も含め対象外の装置にも配信されますが、対象外の装置ではアップデートツールが動作することはありません。

対処方法

ご利用中に「バッテリ充電制御アップデートツール」画面が表示された場合は、以下の「バッテリ充電制御アップデートツール」をクリックして「ご利用方法」の「3.チェック結果が表示されます。」から操作してください。

今すぐアップデートを適用する場合は、以下の「バッテリ充電制御アップデートツール」をクリックして、手順1.から順に操作してください。

「バッテリ充電制御アップデートツール」を使わずに手動で確認してアップデートする場合

対象機種一覧でアップデートするソフトウェアを確認し、該当するデータをダウンロードしアップデートしてください。
詳しい操作方法は、以下のそれぞれの項目をご覧ください。

なお、対象機種一覧で2018年10月31日追加対象分や「準備中」となっているものは、登録作業中のため、ダウンロードページへ表示されない場合があります。この場合は、登録が完了するまでお待ちいただくか、手動ではなく「バッテリ充電制御アップデートツール」を利用してアップデートしてください。

BIOS書換データの場合

BIOSのアップデートは、データをダウンロードしたうえで手動でのアップデートが必要です。
詳しくは以下のQ&A情報を参照してください。

コントローラー用ファームウェア修正プログラムの場合

ファームウェアのアップデートは、データをダウンロードしたうえで手動でのアップデートが必要です。
詳しくは以下のQ&A情報を参照してください。

バッテリ充電制御ユーティリティの場合

バッテリ充電制御ユーティリティは、データをダウンロードしたうえで手動でのインストールが必要です。
詳しくは以下のQ&A情報を参照してください。

参考情報

バッテリ消耗の目安

次のような状態のときは、バッテリが消耗していると考えられますので、より安全にお使いいただくために、バッテリパックの買い替えをご検討ください。

バッテリーユーティリティが搭載されている場合

バッテリーユーティリティの[バッテリーの情報]で確認できます。

  • 「サイクル数」が300回を超えている
  • 「バッテリーの消耗状態」(注2)に「交換時期が近づいています」または「早めの交換をお勧めします」と表示されている
  • 注2
    バッテリーユーティリティのバージョンによっては、この項目が表示されない場合があります。

バッテリーユーティリティが搭載されていない場合

  • バッテリ駆動時間が、購入時より明らかに短かくなっている(バッテリ駆動時間が半分など)

バッテリーユーティリティの搭載機種や起動方法については、以下のQ&A情報を参照してください。

バッテリパックの購入方法

富士通WEB MARTからバッテリパックを購入する方法は、以下のQ&A情報を参照してください。

  • 機種によっては、販売が終了している場合があります。
  • 寿命などでバッテリパックを交換する場合は、必ず指定品を使用してください。
    指定以外のバッテリパックは、電圧や端子の極性が異なっていることがあるため、火災、破裂、発熱のおそれがあります。
  • マイクロソフト社によるWindows 7のサポートは、2020年1月14日に終了しました。Windows 7パソコンをご利用の場合は、お知らせ「マイクロソフト社による Windows 7サポート終了について」をご覧いただいたうえで、バッテリパックを購入するかご検討ください。

【再度のお願い】ノートパソコン用バッテリパックの交換・回収の対象かどうか、今一度ご確認ください

パナソニック株式会社製の一部のバッテリパックにおいては、 製造上の問題により発火し火災に至る恐れがあるため、2015年8月より交換・回収を実施しております。お使いのノートパソコンのバッテリが対象かどうか、今一度、ご確認くださいますようお願いいたします。

なお、本内容は、予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

- 以上 -

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