2006年5月10日
富士通株式会社
[緊急] Windowsの脆弱性(2006年5月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
平素は、富士通製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
マイクロソフト社よりWindowsのセキュリティ上の脆弱性に関する情報が公開されました。
以下の情報をご確認の上、至急 Windows Update の実施をお願いいたします。
1. 対処方法
MS06-018、MS06-020
Windows Update を実行して修正プログラムを適用します。
Windows Updateの実行手順はこちら
(Windows Updateを実行するとService Pack 2が適用される可能性があります。SP2の適用を見送られる場合はWindows Updateのカスタムインストールを選択して更新プログラムを適用してください。)
※Windows XP SP2を適用する場合は以下にご注意ください。
- お使いの製品によっては、留意事項があります。
- お使いの製品によっては、事前に最新のドライバを適用する必要があります。
- 適用する前にはバックアップをとることをお奨めします。
「Microsoft(R) Windows(R) XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」適用について
2. 概要
- [警告] MS06-018 Microsoft Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) の脆弱性によりサービス拒否が起こる (913580)
サービス拒否の脆弱性が存在し、これにより攻撃者が特別な細工をしたネットワークのメッセージを、影響を受けるコンピュータに送る可能性があります。攻撃者により、Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) が応答しなくなる可能性があります。
MS06-018の絵でみるセキュリティ情報 (Microsoft社)
MS06-018に関する詳細情報 (Microsoft社)
- [緊急] MS06-020 Adobe の Macromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される (913433)
Macromedia Flash Player に脆弱性が存在し、影響を受けるコンピュータで、リモートでコードが実行される可能性があります。
MS06-020の絵でみるセキュリティ情報 (Microsoft社)
MS06-020に関する詳細情報 (Microsoft社)
3. 該当製品
MS06-018
MS06-018は、下記を搭載した全てのFMVシリーズが対象となります。
(ビジネスユーザー向け情報はこちらをご覧ください)
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows XP Home Edition
- Microsoft Windows XP Professional
- Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
- Microsoft Windows XP Media Center Edition
- Microsoft Windows Server 2003
MS06-020
MS06-020は、下記を搭載した全てのFMVシリーズが対象となります。
(ビジネスユーザー向け情報はこちらをご覧ください)
- Microsoft Windows XP Home Edition
- Microsoft Windows XP Professional
- Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
- Microsoft Windows XP Media Center Edition
※ |
Macromedia Flash Player 8.0.24.0を適用済みの場合は対象外です。 |
4. 修正プログラムが適用されていることの確認方法
MS06-018、MS06-020
Windows Updateの「インストールの履歴を表示」画面にて、修正プログラムが正しくインストールされたかを確認することができます。
※ なお、本内容は予告なく変更することがございます。