お客様各位
2010年8月11日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2010年8月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。
これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。
Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
- [緊急] MS10-046 Windows シェルの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2286198)
- [重要] MS10-047 Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (981852)
- [重要] MS10-048 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2160329)
- [緊急] MS10-049 SChannel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (980436)
- [重要] MS10-050 Windows ムービー メーカーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (981997)
- [緊急] MS10-051 Microsoft XML コア サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2079403)
- [緊急] MS10-052 Microsoft MPEG Layer-3 コーデックの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2115168)
- [緊急] MS10-053 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2183461)
- [緊急] MS10-054 SMB サーバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (982214)
- [緊急] MS10-055 Cinepak Codec の脆弱性により、リモートでコードが実行される (982665)
- [緊急] MS10-056 Microsoft Office Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2269638)
- [重要] MS10-057 Microsoft Office Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2269707)
- [重要] MS10-058 TCP/IP の脆弱性により、特権が昇格される (978886)
- [重要] MS10-059 サービスのトレース機能の脆弱性により、特権が昇格される (982799)
- [緊急] MS10-060 Microsoft .NET 共通言語ランタイムおよび Microsoft Silverlight の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2265906)
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
[Q&A情報] [Windows 7] Windows Updateについて教えてください。
※ なお、本内容は予告なく変更することがございます。
- 以上 -
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。