お客様各位
2010年10月13日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2010年10月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。
これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。
Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
- [緊急] MS10-071 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2360131)
- [重要] MS10-072 SafeHTML の脆弱性により、情報漏えいが起こる (2412048)
- [重要] MS10-073 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (981957)
- [警告] MS10-074 Microsoft Foundation Classes の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2387149)
- [緊急] MS10-075 Windows Media Player ネットワーク共有サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2281679)
- [緊急] MS10-076 Embedded OpenType フォント エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される (982132)
- [緊急] MS10-077 .NET Framework の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2160841)
- [重要] MS10-078 OpenType フォント (OTF) 形式ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2279986)
- [重要] MS10-079 Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2293194)
- [重要] MS10-080 Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2293211)
- [重要] MS10-081 Windows コモン コントロール ライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2296011)
- [重要] MS10-082 Windows Media Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2378111)
- [重要] MS10-083 Windows シェルおよびワードパッドの COM の検証の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2405882)
- [重要] MS10-084 Windows ローカル プロシージャー コールの脆弱性により、特権が昇格される (2360937)
- [重要] MS10-085 SChannel の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2207566)
- [警告] MS10-086 Windows 共有クラスター ディスクの脆弱性により、改ざんが起こる (2294255)
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
[Q&A情報] [Windows 7] Windows Updateについて教えてください。
※ なお、本内容は予告なく変更することがございます。
- 以上 -
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。