お客様各位
2010年12月15日
富士通株式会社
Windowsの脆弱性(2010年12月公開)に関するお知らせとWindows Updateのお願い
マイクロソフト社より、「マイクロソフト セキュリティ情報」が公開されました。
これらは Windowsのセキュリティ上の脆弱性(ぜいじゃくせい注1)に関する情報です。
Windows Update(ウィンドウズ アップデート注2)の実施をお願いいたします。
1. 脆弱性に関する詳細
- [緊急] MS10-090 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2416400)
- [緊急] MS10-091 OpenType フォント (OTF) ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2296199)
- [重要] MS10-092 タスク スケジューラの脆弱性により、特権が昇格される (2305420)
- [重要] MS10-093 Windows ムービー メーカーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2424434)
- [重要] MS10-094 Windows Media エンコーダーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2447961)
- [重要] MS10-095 Microsoft Windows の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2385678)
- [重要] MS10-096 Windows アドレス帳の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2423089)
- [重要] MS10-097 インターネット接続のサインアップ ウィザードの安全でないライブラリのロードにより、リモートでコードが実行される (2443105)
- [重要] MS10-098 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2436673)
- [重要] MS10-099 ルーティングとリモート アクセスの脆弱性により、特権が昇格される (2440591)
- [重要] MS10-100 承認 ユーザー インターフェイスの脆弱性により、特権が昇格される (2442962)
- [重要] MS10-101 Windows Netlogon サービスの脆弱性により、サービス拒否が起こる (2207559)
- [重要] MS10-102 Hyper-V の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2345316)
- [重要] MS10-103 Microsoft Publisher の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2292970)
- [重要] MS10-104 Microsoft SharePoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2455005)
- [重要] MS10-105 Microsoft Office グラフィック フィルターの脆弱性により、リモートでコードが実行される (968095)
- [警告] MS10-106 Microsoft Exchange Server の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2407132)
2. アップデート手順
Windows Update を実施するにあたっての注意事項や手順については、以下のQ&A情報をご覧ください。
[Q&A情報] [Windows 7] Windows Updateについて教えてください。
※ なお、本内容は予告なく変更することがございます。
- 以上 -
- 注1: 脆弱性(ぜいじゃくせい)
一般的にコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味します。第三者によりシステムに侵入されたり、攻撃(データの改ざんなど)されたりする危険性があります。ほとんどの場合、ソフトウェアメーカーなどが提供する更新プログラム(パッチともいう)をインストールすることで、問題を解決することができます。 - 注2: Windows Update(ウィンドウズ アップデート)
Windowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能です。詳しくはWindows Update(ウィンドウズ アップデート)ってなんだろうをご覧ください。