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個人情報が売買される"アンダーグラウンド・エコノミー"の脅威

アンダーグラウンド・エコノミーとは?

インターネットの世界・アンダーグラウンドの世界いまやインターネット上の脅威は、愉快犯によるウイルスだけではありません。個人情報の盗難やフィッシング詐欺などのネット犯罪が大きな脅威になっています。そこには、金銭目的に組織化された犯罪市場(アンダーグラウンド・エコノミー)が存在しています。「アンダーグラウンド・エコノミー」とは、不正に手に入れた個人情報を売買する闇のマーケットのことです。このマーケットでは、パソコンに忍び込ませたマルウェアなどを使って収集した、クレジットカードや銀行口座番号などの個人情報が取り引きされています。
さまざまな手口を使ってパソコンに忍び込み、大切な個人情報を盗み出した後は、取得した個人情報をアンダーグラウンド・エコノミーで販売することで簡単にお金が手に入るわけです。このような違法なマーケットが存在しているため、悪事を働く人が後を絶ちません。
いまやアンダーグラウンド・エコノミーの市場は世界中で2.76億ドル(約276億円)規模と言われるまでに成長しています。

組織化され成長を続ける裏社会のマーケット

犯罪は多くの場合、ウイルスの開発からアンダーグラウンドサーバーの運営まで、高度に組織化された集団で行われています。アンダーグラウンド・エコノミーはいまや産業として成立しており、大企業並みの利益を上げる組織もあるといわれています。
この市場では、不正に得た情報が売買されるだけでなく、詐欺や窃盗用のツールをサイト上で販売しています。これらのツールは1,000ドル程度で購入でき、1年間の無償サポートが付いているものまであります。つまり誰もが簡単に犯罪ツールを購入することができるというわけです。
サイバー犯罪者は、個人同士のゆるやかな集まりから、高度に組織化された集団までさまざまですが、金銭目的という共通の目的を持って世界中で活動しています。
あなたはこのアンダーグラウンド・エコノミーの存在によって、世界中のサイバー犯罪者から金銭的な被害を受ける危険性があるのです。

アンダーグラウンドで取り引きされる情報とは?

このようにアンダーグラウンド・エコノミーを通じて、インターネット上で盗み出された情報が売買されていますが、最も取引が頻繁なのがクレジットカード情報です。カード番号1つにつき0.06〜10ドル(約60円〜1000円)で売買されます。あなたの身に覚えのない商品がクレジットカードで購入されてしまったといった被害は、このようなアンダーグラウンド・エコノミーで取り引きされている可能性があります。
ほかにも、たとえばメールアカウントは、買い取られた後で他の機密情報などの重要な情報へのアクセスに使用されることがあるため大変危険です。
このように、あなたの大切な情報が知らないところで悪用されてしまう危険性を防ぐためにも、セキュリティ対策は必須なのです。

アンダーグランド・エコノミーの脅威からあなたのPCを守るためには…

「ノートン インターネット セキュリティ」など、ウイルス・スパイウェアの除去、個人情報漏洩対策、フィッシング詐欺対策などのさまざまな機能を備える総合セキュリティ対策ソフトを利用しましょう。あなたのパソコンをアンダーグラウンド・エコノミーの脅威からしっかり守ってくれます。



[提供:シマンテック]

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