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毎年増加し続けるサイバー犯罪!犯罪の手口と対策は?

過去5年で約2倍増加!

検挙件数の推移警察庁の発表によると、サイバー犯罪の検挙数は過去5年間で約2倍に増加しており、犯罪の数は減少することなく年々増加しているのが現状です。

平成21年度のサイバー犯罪の検挙数は6,690件にのぼり、過去最多となりました。年々巧妙化する犯罪の手口に対し、私たちは万全なセキュリティー対策をする必要があります。

サイバー犯罪の種類と主な犯罪の手口をチェックしよう!

サイバー犯罪は、主に「コンピュータ電磁的記録対象犯罪」「ネットワーク利用犯罪」「不正アクセス禁止法違反」の3つに分類されています。

1)コンピュータ電磁的記録対象犯罪
電磁的記録とは、CD-ROM、USBメモリなどコンピュータで認識できる媒体や、キャッシュカードの磁気部分などを指します。これらを不正に使った主な犯罪の手口には以下のものがあります。

  • サーバーに保存されている他人のホームページのデータを書き換える
  • インターネットオークションに他人の個人情報を使って登録し、詐欺をおこなう

2)ネットワーク利用犯罪
ネットワークを利用して実行した犯罪で「コンピュータ電磁的記録対象犯罪」以外のものを指します。主な犯罪の手口には以下のものがあります。

  • 許可なく映画をファイル共有ソフトに公開する
  • インターネット上で違法行為をおこなう(違法な商品を販売する・わいせつ画像を公開するなど)
  • サービス提供者になりすまして架空請求を送り、料金を騙し取る

3)不正アクセス禁止法違反
ID・パスワードの不正使用またはその他の攻撃手法により、他人のパソコンに不正にアクセスする犯罪のことです。前年より約1.5倍も増加しました。主な犯罪の手口には以下のものがあります。

  • 他人ののID・パスワードを不正に入手し、口座から預金を下ろす
  • 会社の顧客データベースに不正にアクセスして顧客情報などの秘密情報を盗み出す
こんな問い合わせやメールに気をつけて!〜検挙事例と対策〜

警察庁が発表した平成21年の主なサイバー犯罪の検挙事例として以下のものが挙げられます。

架空請求●身に覚えのない料金を請求される「架空請求」
利用した覚えのない有料サイトの料金を請求される「架空請求」メールや、リンクをクリックしただけで料金が請求される「不当請求(ワンクリック請求)」による詐欺が急増しています。
<対策>
(1)身に覚えのない請求メールは無視しましょう!
(2)送信元に問い合わせない!メールの返信や問い合わせはかえって危険です。

フィッシング ●他人のふりして個人情報を盗み出す「フィッシング」
実在する金融機関や企業からのメールを装って偽のホームページに誘導し、クレジットカード情報や暗証番号を入力させるなどして個人情報を盗み出します。犯人は盗んだ情報を次の犯罪に利用していきます。
<対策>
(1)個人情報を安易に入力・送信しない!
(2)クリックする前に社名や内容に不審な点がないか確認!
(3)リンク先URLやページの内容を細かくチェック!
詳しくは「フィッシング詐欺の恐怖」をご覧ください。



昨年、警察の相談窓口へのサイバー犯罪に関する相談件数は約10万件に及びました。あなたがそんな被害にあわないように、「ノートン インターネット セキュリティ」などの総合セキュリティ対策ソフトはしっかりあなたの大切なパソコン、大切な情報を守ります。



[提供:シマンテック]

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