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  5. らくらくOutlook 2010活用術 一歩すすんだメール整理・表示・検索ワザ!(1/2)

受信したメールを効率よく操作・管理しよう

メールは日々増えていくばかりで、気がつくと大量のメールがたまっていることも。整理整頓を怠ると、大事なメールも埋もれてしまいます。受信したメールは内容に応じて分類したり、フォルダーに仕分けしたりして、効率的に管理しましょう。

メールの内容に応じて色で分類しよう

メールは、紫や青、赤、緑など、さまざまな色を付けて分類できます。メールの内容ごとに色を決めておけば、色ごとに並べ替えたり、検索条件に色を指定して、絞り込んだりできます。1つのメールに複数の色を付けることも可能です。

メールを選択し、「ホーム」タブの「タグ」グループの「分類」ボタンをクリックして、任意の色を選択している画面イメージ

メールを選択して、「ホーム」タブの「タグ」グループの「分類」ボタンをクリックして、任意の色を選択します。新たに色を追加することもできます。もう一度同じ色を選ぶと、色を解除できます。

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「表示」タブの「並べ替え」グループの「分類項目」をクリックしている画面イメージ

分類した色ごとに並べ替えた表示したいときは、「表示」タブの「並べ替え」グループの「分類項目」をクリックします。複数の色を設定したメールは、設定した色すべてに表示されます。

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「並べ替え」グループの「日付」ボタンをクリックし、日付順の表示に戻している画面イメージ

「並べ替え」グループの「日付」ボタンをクリックすると、日付順の表示に戻ります。なお、フォルダーをまたいで、分類した色のファイルを絞り込んで表示したいときは、検索機能を利用します。検索機能について後述します。

返信や確認が必要なメールにはフラグを付けたりアラーム通知の設定をしよう

いまは対応できないけど、後で返信するメールには、「フラグ(旗)」を付けましょう。対応を忘れることがないように、アラームで通知したりできます。

フラグを付けたいメールを選択し、「ホーム」タブの「タグ」グループの「フラグの設定」ボタンをクリックして、「ユーザー設定」をクリックしている画面イメージ

フラグを付けたいメールを選択して、「ホーム」タブの「タグ」グループの「フラグの設定」ボタンをクリックします。任意の日のフラグを選択します。日付を指定する場合は「ユーザー設定」をクリックします。

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「フラグの内容」、「開始日」と「期限」を設定している画面イメージ

「ユーザー設定」画面が表示されるので、「フラグの内容」を設定します。直接入力することもできます。「開始日」の「▼」をクリックして、カレンダーの日付をクリックします。同様に「期限」も設定します。

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「アラーム」をクリックしてチェックを付け、アラームを通知する日時を指定し、「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

アラームを通知する場合は「アラーム」をクリックしてチェックを付け、アラームを通知する日時を指定し、「OK」ボタンをクリックします。

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フラグが設定されている画面イメージ

フラグが設定されます。

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指定の日時にアラームが通知され、「アラームを消す」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じている画面イメージ

指定の日時にアラームが通知されます。処理が済んでいて再通知が不要な場合は「アラームを消す」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。

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フラグをクリックし、「完了」状態にしている画面イメージ

処理が完了した場合は、フラグをクリックして、「完了」状態にします。フラグ自体を削除したい場合は、「ホーム」タブの「タグ」グループの「フラグの設定」ボタンをクリックし、「フラグをクリア」をクリックします。

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メールを選択し、「ホーム」タブの「フラグの設定」ボタンをクリック。「アラームの追加」をクリックし、アラームの日時を設定している画面イメージ

アラームを通知したい場合は、メールを選択して「ホーム」タブの「タグ」グループの「フラグの設定」ボタンをクリックし、「アラームの追加」をクリックしてアラームの日時を設定します。

フォルダーを作成して、メールを整理しよう

受信したメールは、初期設定では「受信トレイ」フォルダーに保存されていきます。フォルダーを作成し、内容に応じてメールを保存しましょう。差出人のメールアドレスや件名から、自動的に指定のフォルダーに仕分けることもできます。

「フォルダー」タブを開き、「新規作成」グループの「新しいフォルダー」ボタンをクリックしている画面イメージ

「フォルダー」タブを開き、「新規作成」グループの「新しいフォルダー」ボタンをクリックします。

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「名前」にフォルダーの名前を入力し、「フォルダーを作成する場所」でフォルダーを作成する場所を指定して「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

「新しいフォルダーの作成」画面が表示されるので、「名前」にフォルダーの名前を入力し、「フォルダーを作成する場所」でフォルダーを作成する場所を指定して「OK」ボタンをクリックします。アカウントを選択するとアカウントのルートに、既存のフォルダーを選択すると、選択したフォルダーの中にフォルダーを作成できます。

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新たにフォルダーが作成されている画面イメージ

新たにフォルダーが作成されました。

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メールを選択して「ホーム」タブの「移動」グループの「ルール」ボタンをクリックし、「仕分けルールの作成」をクリックしている画面イメージ

受信したメールを自動的にフォルダーに仕分けしたい場合は、メールを選択して「ホーム」タブの「移動」グループの「ルール」ボタンをクリックし、「仕分けルールの作成」をクリックします。

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仕分けの条件と処理を設定し、「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

「仕分けルールの作成」画面が表示されます。仕分けの条件と処理を設定して「OK」ボタンをクリックします。

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「現在のフォルダーにあるメッセージにこの仕分けルールを今すぐ実行する」にチェックを付け、「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

仕分けルールが作成されるので、「OK」ボタンをクリックします。これまでに受信したメールを仕分けしたい場合は、「現在のフォルダーにあるメッセージにこの仕分けルールを今すぐ実行する」をクリックして、チェックを付けてから「OK」ボタンをクリックします。

メールの写真やイラストを表示しよう

前回「Windows Live メールの使いこなし」でも説明しましたが、届いたメールを開くと、「メッセージ内の画像は自動でダウンロードされません」といったメッセージが表示され、メールのレイアウトが崩れていたり、画像が表示されなかったりすることがあります。Windows Live メールと同様、これは、Outlook 2010が安全のために設定している機能です。

メール本文を装飾して、文字に飾りを付けたり画像を入れたりできる、HTMLメールという形式のメールがあります。見栄えのするメールを作成できて便利なのですが、この仕組みを利用した、ウイルスに感染させるような悪質な迷惑メールも存在します。そのため、最近のメールソフトでは、初期設定で画像が表示されないようにブロックするものがあります。そのような場合は、信頼できる差出人からのメールのみ、きちんと画像が表示されるように設定して、メールを楽しく、安全に利用しましょう。

HTMLメールの画像を表示しよう

HTMLメールの差出人が信頼できる場合には、メールの上部にある「画像をダウンロードするには、ここをクリックします。……」をクリックすることで、メールの画像を表示することができます。決められた差出人からのメールの画像を常に表示されるようにしたいときは「ホーム」タブを開き、「削除」グループの「迷惑メール」ボタンをクリックし、「受信拒否しない」をクリックします。差出人が「差出人セーフリスト」に追加され、以降、その差出人からのメールの画像が表示されるようになります。

「画像をダウンロードするには、ここをクリックします。……」の表示をクリックし、「画像のダウンロード」をクリックしている画面イメージ

「画像をダウンロードするには、ここをクリックします。……」の表示をクリックし、「画像のダウンロード」をクリックします。

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非表示になっていた画像が表示されている画面イメージ

非表示になっていた画像が表示されます。

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「ホーム」タブを開き、メールを選択した状態で「削除」グループの「迷惑メール」ボタンをクリックし、「受信拒否しない」をクリックしている画面イメージ

「差出人セーフリスト」に追加するには、「ホーム」タブを開き、メールを選択した状態で「削除」グループの「迷惑メール」ボタンをクリックし、「受信拒否しない」をクリックします。登録した差出人からのメールの画像が表示されるようになります。

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「差出人セーフリスト」を確認している画面イメージ

「差出人セーフリスト」は、「迷惑メール」ボタンをクリックし、「迷惑メールのオプション」をクリックすると開く画面で確認できます。

HTMLメールがテキスト形式(文字だけ)で表示されている場合は

メールは、初期設定ではHTML形式で表示されるようになっています。けれども、Outlook 2010の設定で「すべての標準メールをテキスト形式で表示する」にチェックが入っている場合、HTML形式のメールもテキスト形式で表示されます。セキュリティの強化などのために設定を変更したけれど、やはりHTML形式で表示したいという場合には、設定を元に戻してみましょう。

「このメッセージはテキスト形式に変換されました」の表示をクリックし、「HTMLとして表示」を選択している画面イメージ

HTML形式のメールがテキスト形式で表示されています。HTMLの表示にしたい場合、「このメッセージはテキスト形式に変換されました」の表示をクリックして、「HTMLとして表示」を選択する操作を毎回行う必要があります。

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「ファイル」タブの「オプション」をクリックしている画面イメージ

HTML形式のメールを常に表示できるようにするには、Outlook 2010の「ファイル」タブの「オプション」をクリックします。

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「セキュリティセンター」をクリックしている画面イメージ

Outlookのオプション画面が表示されるので、「セキュリティセンター」をクリックします。

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「セキュリティセンターの設定」ボタンをクリックしている画面イメージ

「セキュリティセンターの設定」ボタンをクリックします。

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「電子メールのセキュリティ」をクリックし、「すべての標準メールをテキスト形式で表示する」をクリックしてチェックを外すと同時に「すべてのデジタル署名されたメールをテキスト形式で表示する」のチェックが外れたことを確認して、「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

「セキュリティセンター」画面が表示されるので、「電子メールのセキュリティ」をクリックします。「テキスト形式で表示」の欄にある「すべての標準メールをテキスト形式で表示する」をクリックし、チェックを外します。同時に「すべてのデジタル署名されたメールをテキスト形式で表示する」のチェックが外れたことを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

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「OK」ボタンをクリックしている画面イメージ

Outlookのオプション画面に戻るので、「OK」ボタンをクリックします。