パソコンで音楽をもっと楽しむ!やってみよう6つの小ワザ(1/2)
パソコンで音楽を再生したいときに活躍するのが、「Windows Media Player」です。今回は、ふつうに再生して楽しむだけでなく、好みの音に設定したり、音楽に合わせたアニメーションを表示したりする方法をご紹介します。便利な機能を知っておくと、音楽の楽しみ方がもっと広がります。
公開日2013年10月8日
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Windows Media Playerの基本機能を確認
Windows Media Playerの基本的な機能は、音楽や動画を再生することです。ここでは、パソコン内にあらかじめ保存済みの音楽や動画を再生してみます。それ以外にも、ダウンロードした音楽を再生したり、CDを再生したりできます。
まずは、Windows Media Playerを起動します。スタート画面で右クリックすると、下に[すべてのアプリ]ボタンが表示されるので、クリックします。

「Windows アクセサリ」のカテゴリの中にある[Windows Media Player]アイコンをクリックします。

初めて起動したときだけ、「Windows Media Playerへようこそ」画面が表示されます。ここでは[推奨設定]を選択して、[完了]をクリックします。

Windows Media Playerが起動します。ここで表示されているのは「ライブラリ」画面です。パソコン内に音楽ファイルがある場合、ライブラリに一覧に表示されます。

音楽を選択すると、再生が始まります。下のボタンで、一時停止、早送り、巻き戻しなどの操作ができます。右下の[プレイビューに切り替え]ボタンをクリックすると、ライブラリから再生専用の画面「プレイビュー」に切り替わります。

プレイビュー画面の表示です。音楽のジャケットイメージが表示されています。右上の「ライブラリに切替」をクリックすると、ライブラリ画面に戻ります。ウィンドウの周囲をドラッグすると、サイズを変更できます。
続いて、動画を再生してみましょう。最近では、スマートフォンやコンパクトなデジタルカメラでも、気軽に動画撮影ができるようになりました。パソコンに取り込んだ動画もWindows Media Playerで再生できます。
ライブラリで「ビデオ」を選択すると、「マイビデオ」フォルダーに保存している動画が一覧表示されます。再生したい動画をダブルクリックします(ここでは、スマートフォンやデジタルカメラから、「マイビデオ」に動画ファイルをコピーしています)。

動画の再生が始まります。
DVDを再生するには別アプリを使う
「Windows 8のWindows Media PlayerでDVDを再生するには、再生のためのプログラム「コーデック」の追加が必要です。ない場合には、別の動画再生アプリを使用する方法があります。FMVの場合にはプレインストールされている「Corel WinDVD」を使って、DVDを再生できます。
1. 会議や打ち合わせを文字におこすときなどに再生速度を変える
サウンドレコーダーなどで録音した音声から、会議の議事録や打ち合わせのメモなどを作成したいときにも、Windows Media Playerは便利です。再生速度を変更できるので、聞きづらいところはスローで、不要な部分は早回しで再生できます。ちなみに、楽曲も同じように再生速度を変えられます。
USB接続できるサウンドレコーダーなら、音声ファイルの取り込みは簡単です。ここでは、音声ファイルを「ミュージック」フォルダーにコピーしています。

ライブラリに表示されたら、選択して再生を開始します。

右下の[プレイビューに切り替え]ボタンをクリックします。

プレイビュー画面を右クリックして、[拡張設定]→[再生速度の設定]を選択します。

[再生速度の設定]画面が表示されます。スライドバーを右方向に進めると再生速度が速く、左方向に進めると遅くなります。聞き取りやすい速度に設定しましょう。
2. 高音や低音を強調して音楽を再生する
音楽を楽しむときには、楽曲に合わせて高音や低音を強調したい、という場合もあると思います。そんなときは、「拡張設定」から「グラフィックイコライザー」を表示すると、オーディオ機器のイコライザーのように音を調整できます。
プレイビュー画面を右クリックして、[拡張設定]→[グラフィックイコライザー]を選択します。

グラフィックイコライザーが表示されたら、強調したい部分のスライドバーを上にドラッグしてみましょう。イコライザーの並びは、左側が低音、右側が高音です。

[ユーザー設定]をクリックすると、あらかじめ音楽の種類に合わせて用意された設定が選べます。「ロック」「ジャズ」「カントリー」などの設定が用意されています。