タブレットをトラブルから守る4つのポイント(1/2)

コンパクトで持ち運びやすく、機能も充実したタブレット端末が注目を集めています。ですが、コンパクトで持ち運びやすいぶん、使っていく上で、パソコンとは少し違ったポイントに注意が必要です。今回は、タブレットをトラブルから守り、安全に使うための、重要な4つのポイントを解説します。

公開日2014年1月22日

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タブレットで気をつけたい4つのポイント

セキュリティと同時に、持ち運びやすさから起こるトラブルにも注意を

タブレットには、「Windows」を搭載した機種と、スマートフォンと同じOS(オペレーティング・システム)である「Android」を搭載した機種があります。それぞれ操作の方法や、できることは異なりますが、安全のために気をつけることはほぼ同じで、次の4つとなります。

(1)ウイルスなど悪意のあるソフトウェアの対策をする
(2)他の人に勝手に使われないようにする
(3)落下、衝撃の対策をする
(4)紛失や盗難の対策をする

(1)悪意のあるソフトウェアの対策として、セキュリティソフトを使うことは基本!

「ウイルスなど悪意のあるソフトウェアの対策」の重要性は、パソコンと同じです。対策の方法もパソコンと同じで、セキュリティソフトをインストールしておきます。「マカフィー」などのWindowsのセキュリティソフトがAndroidにも提供されているので、Androidタブレットでもインストールしておきましょう。

(2)他の人が操作できないように画面をロックして、安全を保つ

「他の人に勝手に使われないようにする」ための方法は、WindowsとAndroidのタブレットでそれぞれ異なりますが、どちらもパスワードなどでロック(パスワードを入力するなどして認証完了するまで、現在表示されている画面から先の操作ができないようにすること)ができます。知らないあいだに誰かに操作され、大事な情報を見られてしまったり、自分の情報が悪用されたりしてしまっては大変です。きちんとロックをかけて、操作されることがないようにしましょう。

(3)落下や衝撃による破損を防ぐため、ケースに入れる

持ち歩く機会の多いタブレットでは、手が滑って落としてしまったり、不注意でぶつけてしまったりすることにも注意する必要があります。そのような場合に備えて、耐衝撃性能のあるケースでタブレットを守りましょう。

(4)紛失・盗難対策に、タブレットが今どこにあるか調べられるようにする

「紛失や盗難」は、外出先でいつでも気軽に取り出せるタブレットだからこそ、心配なトラブルです。忘れたり、席をはずすときに置きっぱなしにして盗まれたりといったことのないよう注意することはもちろんですが、セキュリティソフトの中には、タブレットの位置情報を利用して、タブレットが現在どこにあるかを調べたり、遠隔操作したりする機能を持つものもあります。いざというときに備えて、これを使えるようにしておきましょう。

セキュリティソフトを利用する

タブレットに最初からインストールされている「マカフィー」を使おう

ウイルスなどの悪意のあるソフトウェアからタブレットを守るために、セキュリティソフトは欠かせません。Windowsを搭載した「ARROWS Tab QH55/M」や「ARROWS Tab QH77/M」には、最初からセキュリティソフトの「マカフィーマルチアクセス インターネットセキュリティ」がインストールされていて、90日間無料で利用できます(90日を超えて利用する場合は、有料でサービスの更新をする必要があります)。

Androidを搭載した「ARROWS Tab Wi-Fi FAR70B」には、「マカフィー モバイルセキュリティ」をインストールするためのアプリ(クリックするとブラウザーが起動して説明が表示され、Google Play ストアからインストールできます)が用意されています。

「マカフィー モバイルセキュリティ」をインストールすると、有料版(プレミアム機能)を14日間試用できます。また、無料版としては無期限で使い続けることができます。

「マカフィーマルチアクセス インターネットセキュリティ」の管理画面イメージ

Windowsタブレットにインストールされている「マカフィーマルチアクセス インターネットセキュリティ」の管理画面

 

「インストール」をタップしている画面イメージ

「ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bの「アプリ」を表示して左上の「インストール」をタップすると、ブラウザーが起動して「マカフィー モバイルセキュリティ」のインストールを開始できます。

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