パソコンを使っていたらメッセージが!Java(ジャバ)ってなに?(1/2)

パソコンの起動時やホームページを表示したときなどに、「Javaのバージョンは最新ではありません。」や「Java Update 利用可能」などのメッセージを目にしたことはありませんか?このメッセージは重要で、最新のJavaが入っていない場合、サービスを利用できない、セキュリティの問題が生じる、ということになりかねません。今回は、Javaの役割や、最新状態にする方法について、ご紹介します。

公開日2014年10月29日

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Javaってどんな働きをしてくれるの?

Javaは、インターネットのサービスや、ソフトウェアの開発などで使われるプログラム言語の1つです。そして、パソコンの中でJavaプログラムが動作するための環境(プラットフォーム)のこともJavaと呼ばれることがあります。

Javaはとても重要な機能を担っており、インターネットで便利なサービスを利用したり、ゲームが楽しめたりできるのは、Javaのおかげです。例えば、FacebookなどのSNSでは、Javaの機能を利用して表示や通知を行っています。ショッピングサイトの買い物カゴのしくみや、Yahoo!ゲームなどで提供されるゲームも、Javaの技術で作られているものが多いのです。

Javaの大きな特長としては、パソコンの中にJavaの環境(プラットフォーム)さえ入っていれば、Windowsに限らず、Mac OSやLinuxといったOS(オペレーティング・システム)でも、同じサービスやゲームが利用できます。

Javaの環境は、パソコンの中に最初から入っていますし、オラクル社のホームページからも無料で提供されています。新しいJavaが提供されたら、誰でもホームページからダウンロードして更新することができます。

突然現れる「Javaのバージョンは最新ではありません。」などのメッセージは一体何?

ホームページを開いたときに、「Javaのバージョンは最新ではありません。」などのメッセージが表示されることがあります。これは、パソコンにインストールされているJavaのバージョンが古く、インターネットのサービスが使用している最新の機能が実行できないときなどのメッセージです。

古いJavaが入っていると、サービスを利用できないだけでなく、安全性の面でも問題が起こる場合があるので注意が必要です。Javaを使うサービスやソフトを悪用し、古いJavaの弱点を突いてコンピューターウイルスに感染させようとする、悪質なユーザーもいるためです。

Internet ExplorerのJavaを確認

Javaを使用しているインターネットのサービスを利用するには、ブラウザーでJavaが有効になっている必要があります。ここでは、ブラウザーのInternet Explorer 11で有効になっているかどうかを確認してみましょう。初期設定では有効になっています。

「ツール」ボタンをクリックし、「インターネット オプション」を選択します。

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「セキュリティ」タブを選択し、「レベルのカスタマイズ」ボタンをクリックします。

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「Javaアプレットのスクリプト」で「有効にする」が選択されていることを確認します。

次のページでは、「Javaの更新が必要」というメッセージが表示された場合の更新方法を紹介します。

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