Facebook? Twitter? 流行りのSNSから自分に合ったものを見つけよう(1/2)

Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)など、SNSの普及は広がりを見せています。どんなものか試してみたいけど、いざはじめようと思うとどこから手をつけたらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、SNSを始めるうえで知っておきたい基本と主要サービスの概要をご紹介します。

公開日2015年8月26日

掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。

SNSとは?何ができるの?

SNSは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)」の略で、直訳すると「社会的なネットワークを提供するサービス」のことです。SNSが広く利用されるようになった背景には、インターネットとスマートフォン、タブレットの普及があります。いつでもどこでもインターネットを利用できる環境が整ったことで、人々は時間・空間を超えてコミュニケーションできるようになったのです。

SNSでは、日常のちょっとした出来事について感想を書いたり、スマートフォンで撮影した写真を投稿したりできます。投稿内容は自由です。テレビドラマや最近読んだ本の感想、政治・経済の話題、仕事の話……等々、何でもかまいません。他の人の投稿にはコメントを書くこともでき、反対に友人・知人からコメントが返ってきたり、まったく知らない人から予想もしなかったコメントが返ってきたりするのも、SNSの醍醐味です。

また、SNSをきっかけに、昔の友人・知人と再会することもあります。ある日突然、「中学校の同級生だった◯◯です。覚えていますか?」とメッセージが届くことも。さらに、SNSは情報収集でも活用できます。例えば、列車の遅延情報を確認したり、企業の求人情報をチェックしたりできます。事故や災害時にも活躍し、実際に東日本大震災のときは、知人の安否や災害情報、交通情報の確認に大いに活用されました。

このように、SNSをうまく活用すると、まったく新しいコミュニケーションの世界が広がります。その使い方は、あなた次第なのです。

SNSもタイプいろいろ、あなたに最適なサービスはどれ?

一口にSNSといっても、そのサービスにはいろいろな種類があります。今話題となっているサービスといえば、次の3つになるでしょう。

  • Twitter(ツイッター)
  • Facebook(フェイスブック)
  • LINE(ライン)

まずはこの3つを中心に、各サービスの特徴を説明します。自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。 なお、SNSの各サービスは、スマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールして利用するのが一般的です。その多くはInternet Explorerなど、パソコンのブラウザーでも利用できます。

また、すべてのSNSに共通することですが、投稿者自身や投稿された情報を鵜呑みにすることは危険です。実社会と同様に、SNSでは本当の情報もそうでない情報も飛び交っています。投稿者が信用できるかどうか、投稿された内容が正しいかどうかを、つねに考える癖をつけておくことが大切です。

Twitter(ツイッター)~140文字の「つぶやき」によるリアルタイムの情報発信と情報収集

Twitterは、一度に140文字以内の文章を投稿できるサービスです。文字だけでなく画像も投稿可能で、芸能人やスポーツ選手、政治家など、多くの有名人もTwitterで情報を発信しています。相手を登録する(「フォロー」する)だけで、相手のつぶやき(ツイート)を読めるようになるので、手軽にSNSを始めたい方に最適です。

Twitterのつぶやきはリアルタイムで公開されるため、広がる速度が速いという特徴があります。例えば、何か事件・事故が発生すると、周囲の人たちのつぶやきや撮影した写真が一気に広がり、多くのユーザーの目にとまることも珍しくありません。

なお、Twitterのつぶやきは、原則として不特定多数のユーザーが読める状態で公開されます。このため、反社会的な内容やモラルに反する内容を投稿すると、他の人からの批判が集中する「炎上」と呼ばれる現象が起きることもありますので、注意が必要です。

このような方にオススメ

  • 著名人の生の声を聞きたい
  • 手軽にSNSを体験してみたい
  • 情報収集に活用したい
  • ちょっとした一言を発信したい

Twitterは140文字以内のコメントを投稿できるサービスです。画像も投稿できます。

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文字と画像を投稿しました。投稿内容は、原則として不特定多数の人に公開されます(設定を変更することで、公開範囲を制限することも可能です)。

富士通の公式Twitterページです。多くの企業もTwitterで情報を発信しています。

Facebook(フェイスブック)~「いいね!」で手軽に共感を伝えられるSNS

Facebookは、今やSNSの代名詞ともいえるサービスです。最大の特徴は、実名登録であること。つまり、記事や画像の投稿は本名で行うのが原則となっています。

Facebookでは、コミュニケーションをとりたい相手に「友達になってください」というリクエストを送ります。相手がそれを承認すると、以降は、投稿や画像をお互いに読んだり見たりできるようになります(投稿にはTwitterのような文字数制限はありません)。

実名が原則なので、現実の人間関係が反映される傾向が強くなります。現実の知人・友人、仕事をしたことがある人、実際に面識のある人達と、SNSでコミュニケーションをとりたいならFacebookが最適です。

機能面での特徴は、他の人の投稿に「いいね!」ボタンを押すだけで共感を伝えられることです。自分が投稿した感想や写真に対して「いいね!」ボタンが押されると、とてもうれしいものです。

なお、Facebookでは、投稿の公開範囲を設定できます。友達だけに限定したり、完全に公開したりできるので、投稿内容に応じて使い分けることが可能です。また、企業や著名人がFacebookのページを作成している場合は、そのページを「フォロー」するだけで情報を表示できるようになります。

このような方にオススメ

  • 現実の知人・友人とより親密なコミュニケーションをとりたい
  • 文章や写真を制限なく投稿したい
  • 著名人や企業の情報を収集したい
  • 情報の公開される範囲をしっかり管理したい

Facebookは実名での利用が前提です。このため、現実の人間関係が反映されたコミュニケーションになります。「いいね!」ボタンで手軽に共感を伝えられるのが特徴です。

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Facebookでは、投稿を公開する範囲を制限することができます。

富士通の公式Facebookページです。多くの企業や著名人もFacebookのページを用意しています。

LINE~グループ内のコミュニケーションに最適な音声通話とトークが中心のサービス

LINEの特徴は、無料通話とトークを中心としたサービスという点です。LINEでは、相手を「友だち」として登録すると、その人と「無料通話」「ビデオ通話」「トーク」ができるようになります。

「無料通話」は電話機能です。インターネットを利用して電話機能を実現しているので、通話料金はかかりません。「ビデオ通話」はテレビ電話機能です。お互いに相手の顔を見ながら通話できる機能で、これも無料で利用できます。

LINE最大の特徴が「トーク」です。「トーク」はチャットのような呼ばれる文字によるコミュニケーションです。入力した文字は吹き出しに表示され、写真を入れたり「スタンプ」という絵文字を貼り付けたりすることもできます。

多くの著名人や企業が公式アカウントを公開しているのも特徴です。公式アカウントは相手の承認なしで登録できるので、好きなアーティストを登録してライブ情報をチェックしたり、企業を登録して割引チケットなどのお得な情報を手に入れたりすることもできます。

なお、LINEはブラウザーでは利用できませんが、Windows用ソフトをインストールすれば、パソコンでも利用できるようになります。

このような方にオススメ

  • 特定の相手と無料電話/テレビ電話/文字でコミュニケーションをとりたい
  • グループの連絡用に使いたい
  • 割引チケットなどのお得な情報を手に入れたい

パソコンでも、Windows用のソフトをインストールすればLINEを利用できます。

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「トーク」では文字によりコミュニケーションができます。多くの「スタンプ」が用意されているのもLINEの特徴です。

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企業の公式アカウントを登録し、お得な情報を入手することもできます。

使ってみたいSNSは見つかりましたか?まだまだSNSには種類がありますよ。

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