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主婦のJさんから相談です。「パパが『わが家に無線LANを入れようかな』と言ったら、お兄ちゃんが『Wi-Fi通信にしようよ。僕の携帯ゲーム機でも通信したい』だって、でもお父さんは無線LANでパソコンをつなぎたいって言うし、両方買うのもねぇ……。昨日はちょっとケンカになっちゃったのよ」だそうです。Azbyレンジャー、こんなときどうすればいいんですか?
「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、無線LAN機器の中でも「Wi-Fiアライアンス」という通信機器の業界団体によって相互接続性を認められた、いわば優秀な製品に付けられるブランド名です。「パソコン」の中でも富士通が責任を持って品質を保証する製品には「FMV」というブランド名が付いている、という関係に似ています。
パソコンの世界では「無線LAN」という呼び方が定着していますが、ゲーム機や家電製品の世界では、「Wi-Fi」という名前が一般的に使われます。これは、パソコンユーザーよりITの知識が少ない人でも使えることを意識しているのと同時に、相互接続性を認められた、確かな製品ということでもあります。
現在発売されている無線LANルーターや無線LANアクセスポイントの多くは、このWi-Fiの基準も満たして、Wi-Fi対応をうたったものがほとんどになっています。パソコンだけでなくゲーム機やインターネット対応テレビなど家電製品も接続して楽しみたい方は、Wi-Fiへの対応を確認して、製品を導入しましょう。
IEEE802.11nドラフト/g/bと3つの規格に対応した無線LANルーター。Wi-Fiにも対応しており、ニンテンドーDS、Wii、PSPなどのゲーム機を簡単に接続できます。
無線LANには「IEEE802.11a」、「IEEE802.11b」、「IEEE802.11g」と、最後の1文字が違う3種類の規格があります。また近年では、より高速な通信が可能になる新しい規格「IEEE802.11n」についての検討が進んでいます。現在はまだ正式の規格ではありませんが、ドラフト(暫定版)の規格に対応した無線LANルーター/アクセスポイントが登場しており、FMVも2009年春モデルから、IEEE802.11nドラフトに搭載した無線LANを搭載しています。これから製品を購入するときには、少々価格は高いものの将来性も高いIEEE802.11nドラフトに対応した製品がおすすめです。