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いまや標準となったUSB
Windows 95から利用が始まったUSB
手軽に使えることがUSBの最大のメリット
多くのUSB周辺機器の同時接続も可能
周辺機器を買うなら手軽なUSB対応がお奨め!
最新規格のUSB2.0に注目!!
コラム 周辺機器同士で直接接続できるUSB On-The-Go
パソコンにつなげるプリンタやデジタルカメラなどの周辺機器は、USBと呼ばれるインタフェースで接続するタイプのものが主流になっています。さらに最近では、従来のUSBよりも高速化した、新しいUSB規格も登場しています。そこで今回は、USBとはどんなインタフェースなのか、またそのメリットや実際の製品などについて、紹介していくことにしましょう。
■いまや標準となったUSB
写真1
FMVに装備されているUSBポート
ちょっと昔のパソコンでは、周辺機器を接続するときには、それぞれに適したインタフェースが必要でした。たとえば外付けハードディスクは
SCSI
(スカジーと読みます)で、プリンタはパラレルポート、そしてモデムはシリアルポートといった具合です。これらのインタフェースでは、パソコンの電源が入っているときには、自由に抜き差しすることができませんでした。のちに改良されて、パラレルポートやシリアルポートでは、電源が入ったままの抜き差しも可能になりましたが、やはり設定の不自由さなどは残ったままでした。こうした何種類ものインタフェースを使い分ける煩雑さや、使い勝手の悪さを解消するために考えられたのが、
USB
(ユーエスビーと読みます)というインタフェース規格です(
写真1
)。
ちなみにパソコンの世界でいう「
インタフェース(Interface)
」とは、簡単にいえばほとんどがパソコンと周辺機器の間を「仲立ち」するものという意味です。たとえばパソコンとプリンタをUSBで接続した場合、「相互にうまく通信したりできるように、USBという規格を仲立ち(インタフェース)にしている」ということになります。
SCSI・・・
Small Computer System Interfaceの略。パソコンと周辺機器を接続するためのインタフェース規格。
USB・・・
Universal Serial Busの略。パソコンと周辺機器を接続するためのインタフェース規格。電源を入れたままで接続できる「ホットプラグ」や、「プラグ&プレイ」などの機能により、接続が簡単という特徴がある。
■Windows 95から利用が始まったUSB
実際にUSBを利用するためには、OS側がサポートしていなくてはなりません。FMVでは、Windows 95プレインストールモデルが登場したころから、USB(USB1.1)が装備されました。
USB1.1は、データ転送速度は最大で12Mbpsで、
LS(Low Speed)モード
と
FS(Full Speed)モード
の2つの転送モードがあります。LSモードでは1.5Mbps、FSモードでは12Mbpsのスピードで、接続する周辺機器の使用目的に応じたモードを利用します。たとえばキーボードやマウスはLSモードで、スキャナやプリンタはFSモードで動くといった具合です。また、モードによってケーブルの長さに制限があります。FSモードで最大5メートル、LSモードで3メートルまでとされています。
USBのコネクタには、Aコネクタ(
写真2
)とBコネクタ(
写真3
)があります。Aタイプは長方形の形をしていて、アップストリーム(上流:データを送り出す側=パソコン側)用となります。Bタイプは正方形の形をしていて、ダウンストリーム(下流:データを受け取る側=周辺機器側)用です。なお、Bタイプのコネクタをパソコン本体で使用することは、基本的にはありません。さらに、携帯機器向けに追加された小型のUSBコネクタ(ダウンストリーム)で「ミニB」(
写真4
)と呼ばれるコネクタもあります。
写真2
パソコン側のUSBコネクタ(Aコネクタ。アップストリーム)
写真3
周辺機器側のUSBコネクタ(Bコネクタ。ダウンストリーム)
写真4
携帯機器向けに追加された小型のUSBコネクタ(ミニB。ダウンストリーム)
■手軽に使えることがUSBの最大のメリット
もともとUSBは、高速な周辺機器をつなぐために作られたものではありません。12Mbpsという転送速度は、内蔵ハードディスクを接続するための
IDE
(アイディイーと読みます)規格などと比較しても遅い速度です。しかし、扱いが簡単なことから、USBは爆発的に普及することになりました。
USBの特徴の1つに、「
プラグ&プレイ
」があります。これはUSBで接続するとOS側が自動認識し、最適な設定をしてくれるというものです。実際にはデバイスドライバをインストールしなければならないことも多いのですが、それにしてもほとんど自動化された手順で、簡単に周辺機器をパソコンと接続できます。このおかげでプリンタの接続なども、昔に比べるとはるかに簡単になっています。
さらに「
ホットプラグ
」といって、パソコンの電源をオフにしなくても、USBデバイスは自由にケーブルの抜き差しができることも特徴の1つです。USBコネクタを接続すれば自動認識し、使い終わってケーブルを外したり周辺機器の電源をオフにすれば、またパソコン側で自動認識して安全に終了してくれます。
一昔前のシリアルポートでは、たとえばモデムを接続するときには、いったんパソコンの電源をオフにしてつなぎ、再起動してから初めて認識するのが普通でした。誤って電源オンのままコネクタを接続すると、最悪の場合はパソコン側のコネクタが電気的に故障することさえあったのです。そういう環境と比べると、USBの簡単さと安全性は大きなメリットといえます。
こうした特徴がUSBの扱いやすさとなり、USBを利用した周辺機器が多数発売されるようになったのです。
IDE・・・
Integrated Device Electronicsの略。パソコンと内蔵用のハードディスクを接続するためのインタフェース。現在ではこの規格を拡張したエンハンストIDEが実質的な標準となっている。
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