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取り扱いがとってもラク USBの周辺機器を使ってみようバックナンバーのページへ
■最新規格のUSB2.0に注目!!
2002年冬モデルのFMVシリーズから、DESKPOWERもBIBLOもすべてUSB2.0を搭載しています。これはUSBが当初想定していたよりも、はるかに広範囲に使われたことによって、より高速な規格が求められるようになったためです。このため、USB1.1の最大12Mbpsに対して、最大480Mbpsという超高速なUSB2.0が2000年に策定されました。このUSB2.0はWindows XPから標準対応となっています。

規格的にはUSB1.1のLS/FSモードに、480MbpsのHS(High Speed)モードが追加されたものです(表1)。このため、USB1.1とも完全に互換性があり、従来のUSB周辺機器もそのまま使うことができます。ちなみにUSBケーブルも、従来のものでOKです。

動作モード Low-Speedモード(LS) Full-Speedモード(FS) High-Speedモード(HS)
転送速度 1.5Mbps 12Mbps 480Mbps
フレーム長 1ミリ秒 1ミリ秒 125マイクロ秒
最大パケット長 64バイト 1023バイト 3072バイト
主な用途 キーボードやマウスなど モデムやプリンタなど 外付けドライブなど
表1
USB2.0の主な仕様
USB2.0は、USB1.1のLS/FSモードに、480MbpsのHS(High Speed)モードが追加されたもの。USB1.1の40倍の転送速度を持つ。USB1.1とは完全に互換性がある

写真16
写真16
USB2.0 ポータブルハードディスク
バッファロー
20GB HD-P20U2
40GB HD-P40U2
60GB HD-P60U2
USB2.0対応バスパワー駆動ポータブルハードディスク。ドライバインストール不要でUSBポートにつなぐだけでOK(WindowsXP/Me/2000、MacOS9.0.4以降に限る)

写真17
写真17
CBUSB2 CardBus対応 USB2.0 インターフェイスPCカード
アイ・オー・データ機器
CardBUS規格のPCカードスロットを搭載したPCに装着することで、USB2.0対応機器が利用可能

ただし、従来のUSB周辺機器は最大12MbpsのスピードとなりますのでUSB2.0を活かすためには、HS(High Speed)モードに対応した周辺機器が必要です。主に外付けハードディスクや外付けCD-R/RWドライブ、DVD-R/RWドライブなどが対応しています。外付けDVD-ROMドライブで映画を再生すると、USB1.1では遅いためにコマ落ちなどがありましたが、USB2.0のHSモードのスピードにより、スムーズな再生が可能になったのです。

AzbyClub Selection内では、周辺機器コーナーにある「ディスク・記憶装置」の中の、バッファロー製のUSB2.0ポータブルハードディスク(写真16)などが代表的な製品です。480Mbpsであれば、内蔵HDDのインタフェースと遜色ない転送速度なので、ストレスなく使えます。これからはハードディスクの増設は、USB2.0で外付けというのが主流になるでしょう。

ちょっと前のFMVをお使いの方は、PCIスロットに装着するUSB2.0ボードがあるので、これらを使えば新しいUSB機器に対応できます。またBIBLOユーザーなどは、PCカードに装着するUSB2.0インタフェースカード、たとえばアイ・オー・データ機器のCBUSB2(写真17)が最適です。これはAzbyClub Selectionの周辺機器のコーナーにある、「オプションカード」から購入できます。

いずれにせよ、間違いなくこれからのパソコンとのインタフェースの主流は、USB2.0になると思われます。「パソコン内部での増設は難しそうだな」という方も、USB接続ならばとても簡単につなげられます。対応周辺機器もどんどん増えているので、AzbyClub Selectionなどでチェックしてみてください。



※商品によっては、在庫切れの場合もございます。あらかじめご了承ください。


■コラム 周辺機器同士で直接接続できるUSB On-The-Go
進化し続けているUSBですが、USB 2.0の追加規格として、2001年に「USB On-The-Go(OTG)」(ユーエスビーオンザゴーと読みます)という規格が登場しています。これはどんな規格かというと、USBの周辺機器同士を直接接続するための規格です。

USBとはもともとパソコンに周辺機器を接続するためのインタフェースとして開発されたので、制御やデータの転送などはすべてパソコン側が担っています。そのためUSB周辺機器同士だけでは、データのやり取りなどを行うことができません。しかし、SCSIやIEEE 1394(アイトリプルイーイチサンキュウヨンと読みます)では、接続した周辺機器同士でもデータのやり取りが行えることから、USBにも同様の機能を持たせることとなりました。

USB On-The-Go(OTG)では、デジタルカメラにプリンタをつないで直接印刷したり、MP3プレーヤーにスピーカーをつないで鳴らしたり、PDAにハードディスクやMOドライブをつなげたりといったことが、パソコンを介さずにやり取りをできるようになるのです。今後、各周辺機器やPDA、携帯電話などに搭載されるようになるでしょう。
(文・板橋 弘道)
IEEE1394・・・ IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers〜米国電気電子技術者協会)が標準化したパソコンと周辺機器を接続するためのインタフェース規格。

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