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携帯できる自分だけのジュークボックス お気に入りの1,000曲をデジタルプレーヤーで持ち歩こうバックナンバーのページへ
■まずはFMVに好きな曲をリッピング
デジタルプレーヤーに転送する曲は、あらかじめ音楽CDなどからFMVに取り込んでおきましょう。ここでは、NOMAD Jukebox Zenの20Gバイトモデル(以下Zen)を例に音楽CDからの取り込みや、曲データの転送の手順を紹介していきます。ここからは、Zenを接続するためのドライバやソフトウェアなどをすべてインストールしてあるものとして話を進めていきます。

音楽CDから曲をFMVに取り込むことを、「リッピング」と呼びます。それを実行するソフトウェアのことは、「リッパーソフト」といいます。Zenにはリッパーソフトとして、Creative PlayCenter3(以下PlayCenter3)が用意されています。

PlayCenter3を起動したら、目的の音楽CDをFMVにセットします。画面左側の[オーディオCD]をクリックすると、そのCDの曲目が一覧で表示されます。インターネットに接続した環境であれば、CDデータベースの情報を自動的に取得して、曲目が表示されます(画面1)。あとは画面上部にある[リッピング]をクリックすれば、ハードディスクに自動的に保存されます。このとき対象の曲目リストと処理状況が「転送キュー」ウィンドウに表示されるので、作業の進行状況を確認することができます(画面2)。

画面1
画面1
まずPlayCenter3を起動し、リッピング機能を使って音楽CDをFMVのハードディスクに取り込もう。ほとんどのデジタルプレーヤーでは、リッピングや転送に添付の専用ソフトを使うようになっている

画面2
画面2
標準的な設定では、1曲あたりのリッピングは十数秒程度でできる。この転送キューは、表示しなくても作業に影響はない


PlayCenter3の標準設定では、128KbpsのMP3形式で保存されるようになっています。128Kbpsというのは、簡単にいえば標準的な音質だと考えてください。ほとんどの場合は、この音質でまず不満はないはずです。 PlayCenter3の画面左側にある[セッティング]をクリックすると、これらの設定を調整することができます。録音品質は、「エンコーダー/録音」タブシートで行います(画面3)。MP3やWMA形式のビットレートは、スライドバーを使って調節します。128Kbps以下の64Kbpsなどにすると、あまり音がよくありません。

もし音質を最優先するのであれば、WAV形式がお勧めです。44.1kHz/16bitという音楽CDと同じクオリティで取り込めるため、音質のよい曲データをZenに転送できます。この場合は、ファイルサイズがMP3などの10倍程度になるので、Zenに保存できる曲数は少なくなります。ただしZenは20Gバイトの大容量ですので、WAV形式で音質を優先しても容量には問題ないでしょう。

画面3
画面3
MP3でもWMA形式でも、同じビットレートであれば違いはほとんど感じられないはず。20Gバイトの容量を生かして、WAV形式で音質を最優先するのも活用法の1つ


■リッピングした曲をZenに転送してみよう
リッピング作業が完了したら、ZenとFMVをUSBまたはIEEE1394ケーブルで接続します(写真6、7)。それぞれ転送速度は違うのですが、実用上はそれほど体感的に違いを感じません。Zenのモデルによって用意されるインタフェースが異なりますが、USB2.0/USB1.1またはIEEE1394なのでFMVで使うのに問題はありません。

写真6
写真6
ZenにはPCとの接続用として、本体上部にUSB端子とSound Blaster Audigyシリーズに搭載されているSB1394インタフェース(IEEE1394互換)端子の2系統が用意されている。Zenのモデルによって、USB2.0が使えるものと従来のUSB1.1のものがある。USB1.1でも、実用的には十分な転送速度だ

写真7
写真7
Zenに付属するIEEE1394ケーブルでは、FMV側のコネクタが4ピンメスタイプだと使えない。この場合は、別にケーブルを用意する必要がある。USBなら付属のケーブルで問題ない。写真は別にケーブルを用意し、IEEE1394で接続してみたもの


ZenとFMVを接続すると、自動的に認識されてZenに保存された曲リストが画面右側に表示されます(画面4)。PlayCenter3には「AudioSync」という機能があって、PC上のミュージックライブラリとZenの曲目を常に同期させることができます。PC側のミュージックライブラリで取り込んだ曲のリストを作り、[AudioSync]をクリックすれば自動的にZenも同じ状態にしてくれます。このため、とても簡単にZenに必要な曲をコピーしたり、あるいは不要な曲を削除するといった作業ができるのです。

画面4

画面4
Zenを接続すると、右側のウィンドウに内容が表示される。もちろんこの状態で、Zen側の曲データを個別に削除することも可能だ


リッピングしたばかりの状態で[AudioSync]をクリックすると、まず双方の同期状態が調査されます。作業を続行すれば、転送キューが表示されて、PC側とZen双方が同じミュージックライブラリになるように、自動的に転送作業が行われます(画面5)。

画面5

画面5
AudioSyncを使えば、ワンタッチでプレーヤー側も最新の状態に更新できる。違う部分だけが転送対象になるので、作業時間も短くなる


ZenはPCと接続した状態では再生機能が使えないので、ケーブルを外して転送状態をチェックします。先ほどリッピングした曲データが、きちんと保存されているはずです。

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