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2台目パソコンへのらくらく乗り換え大作戦 前編 いま使っているパソコン環境を引き継ぐときのチェックポイント
登録しておいた「アドレス帳」データを移行しよう
手軽なコミュニケーション手段として、いまやメールは日常生活に欠かせないものとなりました。新しいパソコンに乗り換えても、登録しておいたメールアドレスなどのデータを移行しておけば、再登録する手間もなくメールをすぐに使いはじめることができて便利です。今回はOutlook Expressを例に、アドレス帳のデータを移行する手順について紹介します。

■アドレス帳のエクスポート(Outlook Expressの場合)
Outlook Expressを起動し、「ファイル」メニューから、「エクスポート」→「アドレス帳」の順に選択します。

すると、「アドレス帳エクスポートツール」画面が表示されます。ここでは、データをやり取りするのに便利な「CSV」というテキスト形式を利用しましょう。「テキストファイル(CSV)」を選択してから、[エクスポート]をクリックします(画面14)。

続いてエクスポート先のフォルダ・ファイル名を選択します。[参照]をクリックすると、標準でマイドキュメントが開き、ファイル名の入力画面になります。必要なければ保存先はこのままマイドキュメントに設定し、適当なファイル名を入力して、[保存]をクリックします(画面15)。これでウィザード画面に保存先のフォルダ・ファイル名が入力されるので、[次へ]をクリックして先に進みます(画面16)。
画面14
画面14
アドレス帳のデータを移行するときは、データをやり取りするのに便利なCSV形式を選択するとよい
画面15
画面15
データを保存するファイル名は任意のものでよいが、あとで区別しやすい名前にしておこう
画面16
画面16
とくに問題なければ、エクスポート先のフォルダは、マイドキュメントを選択しておくといいだろう
次にエクスポートする項目を指定します。エクスポートしたい項目のチェックボックスに、チェックマークを付けておきましょう。ただし指定する項目のうち、メールアドレスと名前しかアドレス帳に登録していないようであれば、住所に関する項目のチェックマークを外してもかまいません。(画面17)。[完了]をクリックすると、アドレス帳の内容がCSV形式のファイルに書き出されます。正常に終了したというメッセージが表示されれば、[OK]をクリックして作業は完了です(画面18)。まだエクスポートツールは起動したままですが、「閉じる」で終了してください。

エクスポートしたアドレス帳のデータは、そのデータをメディアにコピーするなどして、新しいパソコンのマイドキュメントに移行しましょう。続けて、今度は移行したデータを新しいパソコンで使えるようにする(インポートする)作業に移ります。
画面17
画面17
エクスポートしたい項目は、チェックボックスにチェックマークを付けて選択しておこう
画面18
画面18
アドレス帳のエクスポートに成功すると、成功したことを知らせるメッセージが表示される
■アドレス帳を受け手側のOutlook Expressで読み込んでみよう
CSV形式で書き出されたアドレス帳のデータを移行したら、新しいパソコン側のOutlook Expressを起動します。先ほどと同じように、「ファイル」メニューから、「インポート」→「ほかのアドレス帳」の順に選択します。

インポートするファイルの種類の選択画面が表示されるので、「テキストファイル(CSV)」を選択して、[インポート]をクリックします(画面19)。

続いて読み込むファイルを指定します。[参照]をクリックして、先ほど移行してきたアドレス帳のCSVファイルを選択して[開く]をクリックします(画面20)。これでウィザード画面にファイル名が指定されるので、確認して問題なければ[次へ]をクリックします(画面21)。
画面19
画面19
CSV形式で保存された「お気に入り」のデータを新しいパソコンに移行し終えたら、今度は新しいパソコン側でデータのインポート作業を行おう
画面20
画面20
新しいパソコン内にコピーしたアドレス帳のCSVファイルを、間違えないように指定しよう
画面21
画面21
インポートするファイルの指定が問題ないのを確認して、「次へ」をクリックして先に進む
インポートするフィールド(項目名)の割り当ては、すべてを同じ対応にしておけばOKです(画面22)。[完了]をクリックすると、インポートが開始され作業は終了です。インポートツールは、その後で閉じておいてください。

Outlook Expressの通常画面に戻ると、左下にインポートしたアドレス帳の内容が、「連絡先」として表示されています(画面23)。これで以前と同じ環境で、メールを送信できるようになります。
画面22 画面23
画面22
今回の例はOutlook Express同士でのアドレス帳の移動なので、項目名の割り当ては、すべて同じにしておこう
画面23
アドレス帳のデータが無事インポートされると、新しいパソコン側のOutlook Expressの「連絡先」に名前とメールアドレスが登録され、いままでと同じ環境でメール送信ができるようになる
■@メールにOutlook Expressのアドレス帳を移行する
FMVシリーズに標準でプレインストールされているメールソフトには、「@メール」というアプリケーションソフトもあります。この@メールに、Outlook Expressのアドレス帳データをインポートして、利用することもできます。これまではOutlook Expressを使っていたが、新しいFMVへの乗り換えを機に、メールソフトも@メールに乗り換えることを検討している場合などに以下の手順を参考にしてください。

まず新しいパソコン側の@メールを起動します。「ツール」→「アドレス帳を開く」の順にクリックして、アドレス帳を表示します(画面24)。@メールのアドレス帳が起動したら、「ツール」→「アドレスのインポート」を選択します。ここでファイルを指定する画面になるので、先ほど移行してきたアドレス帳のCSVファイルを指定します(画面25)。
画面24 画面25
画面24
@メールのアドレス帳にも、Outlook Expressのアドレス帳がインポートできるので、メールソフトの乗り換えも便利だ
画面25
CSV形式のファイルであれば、そのまま問題なくインポートできるようになっている
それから[開く]をクリックすると、フィールド(項目)の割り当て画面になります(画面26)。インポートする項目は、表示名とメールアドレスだけでよいので、通常はこのまま「OK」を押してください。アドレス帳のデータが無事インポートされると、いままで使っていた環境が@メールに引き継がれ、@メールのアドレス欄に名前とメールアドレスが登録されます(画面27)。
画面26 画面27
画面26
フィールド名は双方で違うものを使っているが、名前とメールアドレスがきちんと割り当てられていれば問題ない
画面27
これでアドレス帳の移行ができたので、@メールに乗り換えてもいままでと同じように使うことができる
どのブラウザやメールソフトを使っても、お気に入りやアドレス帳が同じであれば、とても使い勝手がよくなります。手順は簡単なので、ぜひ試してみてください。次回はネットワーク経由で、いま使っている環境を上手に引き継ぐ方法を解説する予定です。
(文・板橋弘道)
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