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2台目パソコンへのらくらく乗り換え大作戦 後編 必要なデータの移行に挑戦! FMVファミリー編集部責任編集
前回は2台目のパソコンに引き継ぐと便利なデータの話から、FMかんたんバックアップを使ったデータのバックアップ、アドレス帳などの移行の基本的な方法を紹介しました。そこで今回は、ネットワーク接続やインターネット上のサービスなどを使った、実践的なデータの移行方法を紹介します。
まず移行すべきデータを再確認しよう
いま使っているパソコン環境を引き継ぐときのチェックポイント
必要なデータを移行して、上手に環境を引き継ごう
Internet Explorerの「お気に入り」データを移行しよう
登録しておいた「アドレス帳」データを移行しよう
Windows XPの「ファイルと設定の転送ウィザード」で移行
LAN環境で丸ごと移行
DVDなどメディアを使って丸ごと移行
ホームサーバー機能付きのFMVで家庭内LANを構築
ホームネットワークを利用してデータを転送する
ストレージサービスを利用してデータを転送する
便利グッズでらくらくデータ移行
まず移行すべきデータを再確認しよう
前回も説明しましたが、古いパソコンから新しいパソコンにデータを移行するときは、まずどのデータを移行すると便利か、また必要かを見極めるのが大切です。新しいパソコンに移行したいデータとは、基本的に以下のようなものになります。

(1)ブラウザの設定や登録してあるブックマーク(Internet Explorerのお気に入り)
(2)メールソフトの送受信データや登録してあるアドレス帳
(3)自分で作成したオリジナルデータ(デジタルカメラなど写真画像データ、WordやExcelの文書ファイル、はがき作成ソフトで作った住所録やデザインなど)


(3)のデータはすべて単純に移行させるのではなく、一度内容を確認してもう使わないものであれば、そのまま移行しないで古いパソコンに残しておいてかまいません。また、古いパソコンを処分するのではなく、新しいパソコンとともに2台で使うというのであれば、データが必要になったときにコピーして使うというやり方もあります。
これから紹介するデータ移行の方法はいくつかありますが、自分の環境でやりやすい方法で行えばOKです。
写真:2台のパソコン 2台目のパソコンを購入したら、1台目のパソコンの設定やファイルを移行して、使いやすくしよう
Windows XPの「ファイルと設定の転送ウィザード」で移行
■LAN環境で丸ごと移行
Internet ExplorerやOutlook Expressなどの設定、さらに自分が作成した文書や画像ファイルなど、すべてを移行したいときにもっともお勧めなのが「ファイルと設定の転送ウィザード」を使うやり方です。これはウィザードで簡単な設定をするだけで、ネットワーク経由もしくはCD-RやDVD-Rなどを使って、データの移行が行えます。

「ファイルと設定の転送ウィザード」は、Windows XPから用意された機能で、それ以前のバージョンのWindowsにはありませんので注意してください。データの移行元がWindows XP環境であれば、Windows 98やWindows Meなどのパソコンにデータを移行することもできます。

「ファイルと設定の転送ウィザード」を利用するには、[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[ファイルと設定の転送ウィザード]で起動します(画面1)。

すべて丸ごと移行するなら、基本的にウィザード画面の[次へ]でどんどん進んでいくだけでOKです。転送先のパソコンとハブなどを介してネットワーク接続しておけば、ダイレクトに転送できるのでとても簡単です。できれば家庭内LAN環境で、ネットワーク経由で移行することをお勧めします(画面2)。
画面1 画面2
画面1
いろいろな設定やファイルを丸ごと転送したいときは、このウィザードを使って作業すると簡単でよい
画面2
丸ごと転送となるととてもサイズが大きいため、ネットワーク経由でダイレクトに転送したほうが、結果的に作業時間も短縮される
■DVDなどメディアを使って丸ごと移行
「ファイルと設定の転送ウィザード」を利用する方法でLAN環境がない方は、CD-RやDVDなどのメディアを利用するという方法もあります。

この場合、移行するデータがCD-Rに入りきらない場合がありますので、いきなりメディアに書き込むのではなく、「ファイルと設定の転送ウィザード」で、「その他(例、リムーバブル ドライブ、またはネットワークドライブ)」を指定し、ハードディスクに一度保存しておき、そこにできたファイルをメディアに書き込むのがよいでしょう。最近のFMVであれば、Dドライブに10Gバイト程度の容量が割り当てられていることが多いので、とりあえずDドライブに一度保存してから書き込むというのが便利でしょう(画面3)。

いくつかのFMVで実験してみたところ、すべて丸ごと転送するとそれほど使い込んでいない場合でも、1.5Gバイトくらいのファイルサイズになりました(画面4)。しばらく使っていろいろなデータがあるFMVだと、もっと大きなサイズになってしまいます。CD-Rだと入りきらない容量になってしまう可能性がありますので、容量の大きいDVD-Rなどを利用することになります。

標準のままだと、基本的な設定データだけでなく、拡張子が登録されたアプリケーションのデータもすべてバックアップして転送するようになっています(画面5)。ここでそのままにするのではなく、必要ないファイル種別はカスタム一覧を使って排除しておけば、無駄にデータ量を大きくしなくてすみます。
画面3
画面3
「その他(例、リムーバブルドライブ、またはネットワークドライブ)」のラジオボタンをクリック。「フォルダまたはドライブ」の欄に、保存したいドライブやフォルダを入力または[参照]で指定する
画面4
画面4
単に転送するときだけでなく、このファイルをDVD-Rなどに焼いておき、バックアップデータとして使うこともできる
画面5
画面5
新しいパソコンに持っていく必要のないデータも多いはずなので、転送するファイル種別をここから選別するとよい
実際にやってみると、画面の指示に従うだけで移行できて、簡単です。Windows XP同士で今までと同じ環境を作ろうと思ったら、まず「ファイルと設定の転送ウィザード」を使うことを考えてみましょう。
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