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FMVで一歩上いくオリジナル年賀状を作る!中編きれいに年賀状を印刷するコツはプリンタの設定にあり
筆ぐるめの機能で簡単に印刷してみよう
さて、筆ぐるめで作った年賀状を、実際に印刷してみることにしましょう。新しくプリンタを購入された場合は、その前にプリンタドライバなどをインストールしておいてください。

筆ぐるめの場合、レイアウトが完成したら画面上部の[印刷]ボタンをクリックします。すると右側にプレビューが表示され、左側に印刷用のメニューが表示されます(画面2)。このとき、筆ぐるめの「簡単設定」に対応したプリンタであれば、用紙選択などもここでワンタッチで行うことができます。キヤノンやエプソンであれば、多くの機種が簡単設定に対応しています。
画面2 画面2
画面上部の[印刷]ボタンをクリック。右側にプレビュー、左側に印刷用のメニューが表示される。簡単設定が使えるプリンタであれば、印刷用のメニュー下部に簡単設定が表示され、純正用紙などが選べるので作業しやすい。またフチなし印刷に対応しているプリンタをお持ちで、はがきいっぱいに写真を配置している方は、「フチなし印刷」をクリックしてチェックマークが付くようにしよう
「使用プリンタ」に、お使いのプリンタ名が選択されていることを確認して、用紙サイズや用紙の種類もきちんと設定しましょう。同じはがきサイズの用紙でも、写真用のメーカー純正用紙もあれば、インクジェット官製はがきもありますので、そのはがきに合った設定を行ってください。またいきなり大量に印刷すると、ミスがあった場合にはがきがもったいないのでまず1部だけテストで印刷してみるとよいでしょう。配置などを確認するだけであれば、はがきサイズの用紙であれば何でもかまいません。

用紙サイズ・種類などを設定したら、試しに1部だけ印刷してみましょう。画面下部の[印刷]ボタンをクリックすると、プリンタにデータが送られて印刷が開始されます(画面3)。
画面3 画面3
画面2の画面下部の[印刷]ボタンをクリックすると、プリンタにデータが送られて印刷が開始する。このダイアログは、プリンタにデータが送られると自動的に閉じる
実際にはがきサイズに印刷してみると、画面上ではいいと思っていたイラストや文字の配置、あるいはバランスなどが気になったりするものです。そういうときは筆ぐるめで、少しレイアウトの調整などをしてまた印刷して確認してみましょう。こういうことを何回かやれば、写真と文字の配置などバッチリ決まった年賀状になるはずです。

画面上では印刷可能枠内に入っているのに、写真などが実際にははみ出して印刷されるようなときは、位置補正の機能を使ってみてください。筆ぐるめの印刷メニュー上部に、「位置補正」というタブがあるのでそれをクリックします。ここでは上下左右の方向に、0.1mm単位で印刷位置を移動させることができます(画面4)。最近のプリンタは精度が大変向上しているので、補正が必要になることはあまりないと思います。極端に位置がずれるような場合は、用紙のセットが間違っていたり、プリンタの機械的トラブルも考えられますので、マニュアルなどを参考に改善できないかどうか試してみてください。
画面4 画面4
印刷メニュー上部「位置補正」をクリックすると上下左右の方向に、0.1mm単位で印刷位置を移動させることができる。用紙いっぱいに写真などをギリギリに配置するとき、位置補正が必要になる場合もある
プリンタドライバでより細かく最適な設定に
筆ぐるめの簡単設定でも、用紙サイズ・種類が正しく設定されていれば、ほとんど不満のない仕上がりになるはずです。しかし、プリンタドライバの設定を少し変えてみるだけで、もっときれいに印刷できることもあります。

筆ぐるめの印刷画面で、画面下部にある[プリンタ設定]をクリックしてみてください。ここで開くダイアログでは、お使いのプリンタ選択と用紙選択など、ごく基本的な設定ができます(画面5)。さらに細かい設定は、[オプション]をクリックして呼び出します。プリンタドライバの設定画面が表示されますが、これはお使いのプリンタによって異なります(画面6)。同じメーカー製だとしても、機種が違えば設定できる内容も異なるので、この点は注意してください。
画面5
画面5
印刷画面の下部にある[プリンタ設定]をクリック。ダイアログでは、お使いのプリンタ選択と用紙選択など、基本的な設定をすることができる。複数のプリンタをインストールしているときは、ここで必要に応じて使い分けることもできる
画面6
画面6
画面5のダイアログの[オプション]をクリックすると、細かいプリンタの設定を行うことができる。キヤノンの場合は「プリントアドバイザー」を使うと、用途に応じた設定がウィザード形式で簡単に設定することができる
PIXUS 860iの場合は、印刷品質や細かい色調整なども可能ですが、普通は「標準」のままで問題ないと思います。初めて使ってみるときは、同じ写真などを「標準」と「きれい」で印刷してみて、どのくらい違うものか確認しておくのもよいでしょう。写真専用紙だと違いがわかっても、普通に印刷した場合にはほとんど区別がつかなくなることも多いので、用紙の種類なども変えて比較してみるとよいでしょう。

年賀状印刷に的を絞れば、この860iのプリンタドライバの設定では、「特殊効果」タブに注目してほしいところです(画面7)。写真入りの年賀状を印刷する用途では、画面下部の「イメージデータ補正」と「オートパーフェクト」、そして「デジタルカメラノイズリダクション」の3つが役に立ちます。それぞれの機能を簡単にいうと、

・イメージデータ補正
写真を拡大したときなどにあらわれるギザギザや、輪郭の粗さなどを補正します。
・オートパーフェクト
写真の色合いを自動補正する機能で、色かぶりや露出オーバー・アンダーの補正に効果があります。
・デジタルカメラノイズリダクション
デジタルカメラで撮影した画像は、たとえば青空や暗部でノイズが出ることがあります。これらデジタルカメラ特有のノイズを除去します。

といった具合で、印刷時にこういったものを自動補正してくれるのです。ただ、すでに紹介しているように、筆ぐるめにも画像補正機能があり、これをかけてさらにプリンタドライバでも補正すると、意図したものと異なる色合いなどになる可能性があります。これも設定するとどのくらい画像が変化するのか、何度か試してみるとよいでしょう。
画面7 画面7
「特殊効果」タブでは、写真やイラストの効果を設定することができる。デジタルカメラ写真入りの年賀状では、下部にある「イメージデータ補正」と「オートパーフェクト」、そして「デジタルカメラノイズリダクション」の3つが役立つ。ただし印刷する写真によって、それぞれの効果のかかり具合が異なるので、何度か印刷して確かめてみる必要がある
さらに「ユーティリティ」タブでは、プリントヘッドのクリーニングや、動作状態の設定などもできるようになっています(画面8)。
画面8 画面8
「ユーティリティ」タブでは、プリントヘッドのクリーニングや、動作状態の設定などができる。長く使っていれば、印刷時にかすれたりすることもある。そういうときに、ヘッドのクリーニングなどをすると有効だ
買ってきたそのままで使うのではなく、プリンタドライバをちょっと調整するだけで、より使いやすい環境にできるわけです。これはキヤノンに限ったことではなく、当然エプソンなどのプリンタドライバでも、同じようなことができる仕組みになっています。

たとえばエプソンのPM-950C用のプリンタドライバでも、印刷する画像に合わせて自動的に補正する機能などが用意されています(画面9)。最初にこうした設定を確認しておけば、年賀状を印刷するときもスムーズにきれいな印刷結果が得られるはずです。
画面9 画面9
エプソンのPM-G800用のプリンタドライバでも、印刷する画像に合わせて自動的に補正する機能などが用意されている。デジタルカメラ画像の印刷はニーズが多いため、各社それぞれの工夫をこらした自動補正機能などが用意されている
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