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FMVをパワーアップ!メモリ&ハードディスク増設HowTo

FMVファミリー編集部責任編集
パソコンでテレビ録画や動画編集をしたり、少し前のモデルを使っていたりすると、「もっと快適にしたい」「もっと便利に使いたい」と思うこともしばしば。かといって、CPUやグラフィックカードなどのパーツを取り換えるのは、とても難しいことです。しかし、メモリやハードディスクなら簡単に増設できるうえ、手軽にパフォーマンスアップすることができます。今回は、はじめてメモリやハードディスクの増設を行う人のための製品選びと、増設の手順を紹介します。
なぜメモリとハードディスクの増設が大切なの?
自分のFMVは増設が必要?用途ごとの必要スペック
自分のFMVのメモリ容量と増設できる限界値を調べよう
FMVにメモリを装着しよう
動画でメモリ増設の手順を見る
外付けハードディスクなら増設もお手軽簡単!
ハードディスクは速度よりも必要な容量を重視しよう
WindowsXPならUSB接続での増設もスムーズ
テレビ録画時の保存ドライブを変更しよう

なぜメモリとハードディスクの増設が大切なの?

メモリ&ハードディスク増設HowTo
最近は、テレビ録画や動画編集など、パソコンで動画を扱う機会が増えてきています。FMVの最新モデルでは、大画面液晶で迫力の映像が楽しめるTシリーズをはじめ、多くの機種にテレビチューナーが搭載されています。テレビチューナー非搭載のパソコンでも、外付けのテレビチューナーアダプタを購入すれば、簡単にテレビパソコンにグレードアップすることができます。また、DVカメラをお使いの人なら、撮影した映像をパソコンに取り込んで保存したり、動画編集を楽しむこともあるでしょう。

このようにパソコンで動画を扱うようになると、気になるのがマシンスペックとハードディスクの容量です。インターネットでホームページを見たり、ワープロソフトで文書を作ったりする分には、最近のFMVは十分すぎるほどのマシンスペックを持っています。しかし、動画編集を行うなら、メモリの容量が大きいほど快適に使うことができます。また、動画ファイルは大変大きなファイルサイズになるため、保存するには大容量のハードディスクが必要になります。録画しておきたいテレビ番組や保存しておきたい動画がたくさんあると、ハードディスクの容量が足りなくなる恐れがあります。

FMVとメモリ、外付けハードディスクの写真 もちろん、FMVに標準搭載されたメモリやハードディスク容量でも十分動画を楽しむことができます。しかし、以下の条件のどれかにあてはまる場合は、メモリもしくはハードディスクの増設をオススメします。

・動画編集をよく行う
・録画したいテレビ番組がたくさんある
・普段から使っているソフトウェアの動作が遅く、イライラしている
・Windows MeからWindows XPにOSをアップグレードしている

ハードディスクの増設をすることで、残り容量を気にすることなく動画ファイルを快適に扱うことができます。また、2年以上前のFMVをお使いの場合、メモリを増やすだけで体感できるほど動作が快適になることがあります。特に、Windows Meが標準でインストールされていたFMVをWindows XPにアップグレードした場合は、マシンのスペック不足によってWindows XPの動作が遅くなっている可能性があります。CPUを付け替えるのは難しいですが、メモリをプラスしてあげることで、より動作がスムーズになるはずです。

自分のFMVは増設が必要?用途ごとの必要スペック

メモリ&ハードディスク増設HowTo
では、メモリやハードディスクはどの程度の容量が必要なのでしょうか。まずは、各用途で必要なメモリ容量を見ていきましょう。下の表に、その用途で利用するソフトの動作スペックと、快適に使うためのスペックをまとめてみました(表1)。表中の動作スペックとは、ソフトメーカーが提示するそのソフトの動作に必要な最低限のメモリ容量です。また快適スペックとは、ソフトをストレスなく快適に動かすために推奨されるメモリ容量を表しています。
表1 各ソフトの推奨メモリ容量
用途・ソフト 動作スペック 快適スペック
Windows XP 128Mバイト以上 256Mバイト以上
文書作成(Microsoft Office Word 2003) 128Mバイト以上 256Mバイト以上
動画編集(MotionDV STUDIO) 256Mバイト以上 512Mバイト以上
最新のFMVシリーズ2004年夏モデルでは、最低でも256Mバイト、ハイエンドモデルになると512Mバイトと、大容量のメモリが搭載されています。これだけの大容量メモリであれば、インターネットなど一般的な用途で使うぶんには、増設の必要はありません。256MバイトのFMVで動画編集をしたい場合や、Windows XPをさらに快適に使いたい場合などに、メモリを増設すればよいでしょう。また、2年半以上前のモデルになると、メモリの容量が128Mバイトの機種もあります。自分の機種のメモリ容量を調べて、FMVの用途に合わせて増設しましょう。メモリ容量の調べ方は次の項目で紹介します。

一方、ハードディスクについては、どのくらいの容量が必要になるのでしょうか。FMVシリーズにプリインストールされているテレビ録画ソフト「TVfunSTUDIO」では、録画モードによって1Gバイトあたり約20〜65分のテレビ録画が可能です(表2)。2時間の映画を録画する場合、標準画質モードでも約4Gバイトの容量が必要になる計算です。
表2 テレビ番組を2時間録画した場合のファイルサイズ
録画モード ファイルサイズ 1Gバイトあたりの録画時間
高画質モード 約6Gバイト 約20分
標準画質モード 約4Gバイト 約30分
節約モード 約2Gバイト 約65分
動画ファイルだけならばハードディスクがすぐにいっぱいになることはありません。しかし、新しくソフトをインストールしたり、デジタルカメラの画像ファイルなどを保存したりしていると、ハードディスクの空き容量はどんどんなくなっていきます。

また、マシントラブルでハードディスクが壊れてしまったり、ハードディスクのフォーマットが必要になってしまった場合、保存した動画ファイルなどの大事なデータが消えてしまいます。そこで、ハードディスクを増設し、保存しておきたいデータや重要なデータをそのハードディスクにバックアップしておけば、たとえ標準搭載のハードディスクが壊れてしまっても、増設したハードディスクのデータが消えることはありません。このように、データの安全性を高める上でもハードディスクの増設は有効といえます。

自分のFMVのメモリ容量と増設できる限界値を調べよう

メモリ&ハードディスク増設HowTo
パソコンにメモリを装着するには、「メモリスロット」を使います。モデルによってメモリスロットの数は違いますが、標準搭載のメモリがすでに装着されている分を除いた、空いているメモリスロットの数だけメモリを増設することができます(図1)。DESKPOWERの場合、標準のメモリを外してさらに大容量のメモリを装着することもできます。BIBLOの場合は、標準搭載のメモリは「オンボード」(取り外し不可)になっています。そのため拡張用のメモリスロットが別に用意されているので、そこにメモリを装着します。
図1 メモリの増設 標準搭載のメモリが256メガバイトのパソコンに、256メガバイトのメモリを空いているメモリスロットに増設すると、合わせて512メガバイトになる。
また、メモリの最大搭載容量は機種ごとに決まっており、増設する場合はその容量内に収まるようにします。DESKPOWERでは、標準装着のメモリを交換しないと、最大容量まで増設できないこともあります(図2)。
図2 メモリスロットが2つで最大1ギガバイトまで増設可能な場合 標準搭載の256メガバイトのメモリを取り外し、512メガバイトのメモリを2つ増設すると、1ギガバイトになる。
これら標準のメモリ容量と最大搭載容量は、AzbyClubで簡単に調べられます。サポートにある「機種仕様」を見ると、AzbyClubに登録している機種の仕様ページにアクセスできます(画面1、2)。機種仕様の表から、自分のFMVの機種のメモリとハードディスクの項目をチェックしましょう(画面3、4)。
画面1 AzbyClubサポートのトップページの写真。クリックすると拡大。 画面2 「機種仕様」ページの画面写真。クリックすると拡大。
画面1
AzbyClubから「サポート」をクリックし、「機種仕様」の項目をクリックする
画面2
機種を選択し、「表示」ボタンをクリックする。すると、登録した自分のFMVの製品仕様ページが表示される
画面3 DESKPOWERの製品仕様ページの画面写真。クリックすると拡大。 画面4 BIBLOの製品仕様ページの画面写真。クリックすると拡大。
画面3
DESKPOWERの場合は、「メインメモリ」の項目にある「標準容量」「スロット数」「最大容量」をチェックしよう。ハードディスクの容量は「内蔵ハードディスクドライブ」の項目に書かれている
画面4
BIBLOの場合は、「メインRAM」もしくは「メインメモリ」に標準搭載のメモリ容量と最大容量が記述されている。また、「拡張RAMモジュールスロット」もしくは「拡張メモリスロット」の項目にはメモリスロット数が、「HDD」もしくは「ハードディスクドライブ」の項目にハードディスク容量が書かれている
●AzbyClubのサポートはこちら

メモリの容量とメモリスロット数、ハードディスク容量がわかったら、あとは必要な分のメモリとハードディスクドライブを購入して、装着するだけです。メモリとハードディスクの選び方と装着の手順は、次ページ以降で詳しく紹介していきましょう。特に装着方法については、写真入りで悩みやすいポイントをフォローしているので、はじめての方でも迷うことなくできるはずです。ぜひ参考にしてください。
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