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FMVをパワーアップ!メモリ&ハードディスク増設HowTo

外付けハードディスクなら増設もお手軽簡単!

ムービーカメラに注目!
ハードディスクの増設というと、面倒な印象を持たれる方もいるかもしれません。しかし最近では、内部増設よりもずっと手軽な外付けでの増設が主流になっています。パソコン本体がスリム化して、2つめのハードディスクを内部に搭載するスペースがないモデルが増えたことや、USB2.0によって高速なデータ転送が可能になったためです。外付けハードディスクの利点は、接続が簡単なことです。Windows XPであればUSBケーブルと電源を接続するだけで、ドライバディスクなどを使う必要もなく、使いはじめることができます。

最近のハードディスクは、単に増設する記憶装置というだけではなく、自動的にバックアップするソフトが付属していたり、LANケーブルをつないで複数のパソコンから使えたりと、付加価値のある製品も増えています(写真7)。また、ノートパソコン向けのコンパクトな外付けハードディスクには、電源アダプタをつながずにUSBバスパワーで電源供給できるものもあります(写真8)。出先に持っていくときも、これなら荷物が少なくて済みますね。
写真7 「Maxtor OneTouch」の写真 写真8 「HDPX-Uシリーズ」の写真
写真7
アイ・オー・データ機器
Maxtor OneTouch
前面のボタンを押すだけでバックアップソフトが起動し、簡単にバックアップできる。忘れずにこまめにバックアップできる
写真8
アイ・オー・データ機器
HDPX-Uシリーズ
コンパクトタイプで軽量な外付けハードディスクなら、持ち運びも苦にならない。容量が不足しがちなノートパソコンに最適だ
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ハードディスクは速度よりも必要な容量を重視しよう

ムービーカメラに注目!
さて、ハードディスクの選び方ですが、ポイントは下の4点です。

・記憶容量
・速度
・接続方法(USB2.0/IEEE1394)
・付加価値

このなかで、もっとも重視するべきは記憶容量です。記憶容量が大きければ大きいほどたくさんファイルを保存できますが、価格も高くなります。動画ファイルをたくさん保存したい場合はなるべく容量の大きいハードディスクを選びましょう。バックアップやデータ保存用でしたら、お持ちのFMVに標準搭載されているハードディスクと同じくらいか少なめでもよいでしょう。価格的にもリーズナブルな120〜160Gバイトクラスがオススメです。

書き込み速度は、7200回転と5400回転の2タイプが主流になります。文書ファイルや画像ファイルを扱う上では、回転数による差はそれほど感じられません。しかし、ハードディスクへのアクセスが激増する動画のエンコードなどでは、処理時間に差が出ることもあります。こういう用途が中心の場合は、なるべく高速タイプを使いたいものです。

接続方法は、USB2.0もしくはIEEE1394を利用する製品がほとんどです。なかには、どちらの方法でも接続できる両対応の製品もあります。接続が簡単なUSB2.0を利用するタイプのほうが使い勝手はよいでしょう。古いFMVをお使いの方は、USB1.1しか装備されてないことがあります。USB2.0のハードディスクを利用することはできますが、できればUSB2.0インターフェイスを追加して、高速な環境にした方が快適です(写真9)。USB1.1では最大12Mbpsまでの通信速度ですが、USB2.0では最大480Mbpsと段違いに高速だからです。
写真9 「CBUSB2AL」の写真 写真9
アイ・オー・データ機器
CBUSB2AL
USB1.1しか搭載されていないFMVでも、このようなPCカードタイプのUSB2.0アダプタを利用すれば、手軽にUSB2.0を利用することができる

付加価値は、先ほど紹介したバックアップがスムーズなタイプや、LAN接続タイプ、ポータブルタイプなどがあります。用途や好みに応じて選びましょう。

Windows XPならUSB接続での増設もスムーズ

ムービーカメラに注目!
外付けハードディスクのメリットは、接続がとても簡単なことです。まず、ハードディスク本体にUSBケーブルを接続し、FMVのUSBポートにつなぎます(写真10)。このとき、パソコンとハードディスクのどちらの電源も入った状態でかまいません。ただし、製品によっては推奨する接続手順があります。接続前にマニュアルを読んで手順を確認してからつなげるようにしましょう。Windows98の場合は、ドライバのインストールが必要になることもあります。ドライバのインストールといっても、付属CD-ROMから実行するだけの簡単な作業です(画面12)。接続すると、デスクトップ右下の通知領域にメッセージが表示されます(画面13)。「使用準備ができました」というメッセージが表示されたら、接続は完了です。デスクトップから「マイ コンピュータ」をクリックして開いてみると、新たにドライブが追加されているのがわかります(画面14)。ドライブ名は、FMVのモデルや機種ごとに異なります。
写真10 外付けハードディスクをFMVのUSBポートにつないでいる写真。クリックすると拡大。 画面12 HDPX-Uシリーズの付属CD-ROMを起動したときの画面写真。クリックすると拡大。
写真10
USB接続タイプのハードディスクの増設はとても簡単で、FMVのUSBポートにつなぐだけ。接続手順を気にすることなくつなげられるのがUSBの魅力だ
画面12
Windows98でUSBを接続するときは、ドライバをインストールする必要がある。付属のCD-ROMを用意しておこう。Windows XPではCD-ROMをセットせずに、自動でドライバがインストールされる
写真10 外付けハードディスクをFMVのUSBポートにつないでいる写真。クリックすると拡大。 画面12 HDPX-Uシリーズの付属CD-ROMを起動したときの画面写真。クリックすると拡大。
画面13
最初に接続する際に、ドライバのインストールが自動で行われる。2回目以降は接続と同時に利用できるようになる
画面14
新しく「F」ドライブとしてハードディスクが認識されている。USBケーブルはいつでも抜き差ししてかまわないが、ハードディスクへの書き込み中にUSBケーブルを抜き差しするのは厳禁だ
COLUMN テレビ録画時の保存ドライブを変更しよう
テレビ録画に限りませんが、せっかくハードディスクを増設したのであれば、録画データなどを保存する場所を変更しておくことをおすすめします(※)。FMVにプレインストールされているテレビ録画ソフト「TVfunSTUDIO」の場合、操作パネルの「設定」をクリックして、設定画面を呼び出します(画面15)。そのなかの「録画」タブで、保存場所が設定できます(画面16)。「参照」ボタンをクリックして、保存先を新しく接続したドライブに変更しましょう(画面17)。ドライブを外した場合は録画できなくなるので、取り外した場合は同じ手順で録画先を変更し直しましょう。画像ファイルの保存に使う場合なども、フォトレタッチソフトやアルバム管理ソフトで、同じように保存先の指定を変更しておくとよいでしょう。
(※)2004年春モデル以降にプレインストールされている「TVfunSTUDIO」では、「共有ドキュメント」内のフォルダ以外には設定を変更できません。
画面15 TVfunSTUDIOのメイン画面の写真。クリックすると拡大。 画面16 TVfunSTUDIOの設定画面の写真。クリックすると拡大。
画面15
TVfunSTUDIOを起動したら、操作パネル下の「設定」をクリックする
画面16
「録画」タブをクリックし、「録画ファイルの保存場所」の項目にある「参照」ボタンをクリックする
画面17 録画データを保存するフォルダを選択する画面写真。クリックすると拡大。
画面17
増設したハードディスクのドライブを選択する。あらかじめドライブ内に新規で保存用フォルダを作成しておくとよいだろう
パソコンをさらに便利に使いやすくパワーアップさせるのに、メモリやハードディスクの増設はとても簡単にできて有効な手段です。いまの環境にプラスするだけで、もっと快適なFMVになることうけあいです。はじめての人でもスムーズにできるので、ぜひ挑戦してみてください。
(文:板橋 弘道)
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