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ビデオやカセットをデジタル化しよう

カセットテープやレコードの音をデジタル化して保存しよう

ビデオやカセットをデジタル化しよう
ビデオテープと同じように、カセットテープに残してある大切な音楽も、パソコンに取り込んでデジタル化し、音楽CDにするなどしていつまでも大事に取っておくことができます。今回は、音声の取り込みにパソコン標準のサウンド機能ではなく、ローランドの「UA-3FX」というUSB接続のオーディオインターフェイスを使っています。USB接続のメリットは、接続や設定が簡単なことと、パソコン内部のノイズを遮断できるという点です。パソコン内部はCPUや電源ユニットなど、電磁的なノイズが嵐のように飛び交っている状況です。このため、FMV標準のオンボードサウンド機能では、ノイズも発生しやすく、取り込むときの音質もあまりよくありません。そこで、USB接続の外部機器を利用することで、そういったノイズとも無縁になり、良好な音質が得られるのです。さらに、内部増設が難しいBIBLOなどのノートパソコンで、簡単にサウンド機能をパワーアップできるというメリットもあります。

カセットテープの音楽をデジタルでFMVに取り込むには、次のような手順で作業を行います。

1)オーディオインターフェイス(UA-3FX)とFMVを接続する
2)FMVでサウンドの設定をする
3)カセットデッキなどの機器とオーディオインターフェイスを接続する
4)サウンドソフトを使って音を取り込む

まず、FMVでオーディオインターフェイスが使える状態にしましょう。USBケーブルを使ってFMVとオーディオインターフェイスを接続します(写真8)。Windows XPの場合、自動的にドライバがインストールされます。OSによってはドライバのインストールの手順が異なるので、付属のマニュアルを読んでから接続しましょう。
写真8 USBケーブルをパソコンのUSBポートに接続している写真。クリックすると拡大。 写真8
付属マニュアルの指示に従って、パソコンのUSBポートに接続する。UA-3FXの場合はUSBバスパワーで駆動するので、ACアダプタは不要だ
オーディオインターフェイスを接続したら、パソコンの音声がオーディオインターフェイスから出力されるように設定する必要があります。コントロールパネルを開き、「サウンド、音声、およびオーディオデバイス」の設定画面を呼び出して、「サウンドとオーディオデバイス」プロパティを確認します(画面10、11)。ここで音の再生や録音に使うデバイスが、インストールしたオーディオインターフェイスの名前になっていればOKです。もし内蔵のサウンドデバイスのままになっていたら、リストからオーディオインターフェイスの名前を選んで、切り替えて「OK」ボタンを押します。あとは音楽CDなどを使って、きちんと音が出ているかどうか確認しましょう。オーディオインターフェイスにはスピーカーは内蔵されていないので、別に用意する必要があります。いままで使っていたスピーカーがあれば、それをオーディオインターフェイスにつなげばOKです。ヘッドホンならば、オーディオインターフェイスのヘッドホン端子につなぎます。
画面10 「コントロールパネル」の画面写真。クリックすると拡大。 画面11 「サウンドとオーディオ デバイスのプロパティ」の画面写真。クリックすると拡大。
画面10
「コントロールパネル」→「サウンド、音声、およびオーディオ デバイス」と選んでいき、「サウンドとオーディオ デバイス」をクリックする
画面11
ドライバがきちんとインストールされていれば、ここにオーディオインターフェイスの名前が表示される。リストにも名前が表示されない場合は、ドライバのインストールを再度行おう
オーディオインターフェイスのセッティングが完了したら、いよいよ取り込みの準備をしましょう。カセットデッキなどのアナログ機器とオーディオインターフェイスをオーディオケーブルを使って接続します(写真9)。これで接続は完了です。

パソコンに音を取り込む前に、音のレベルを調整しましょう。ラジカセやカセットデッキなど、使う機器によって音声のレベルが異なります。UA-3FXでは、入力・出力レベルをスライダーなどを使って調整することができます。カセットテープから音を取り込むのであれば、カセットデッキで再生しながら「INPUT」のスライダーを動かします(写真10)。音のレベルは、「PEAK」のインジケータを見て調整します。PEAKがずっと点灯した状態ですとレベルが高すぎて、音が割れてしまいます。逆に、まったく点灯しないと、レベルが低すぎて音が小さすぎます。これは少しずつ動かしながら、ときどき点灯する程度に調整してください。また、UA-3FXには「ノイズゲート」といったエフェクト機能がありますが、エフェクトはすべてOFFの状態からはじめてください。最初からエフェクトがONになっていると、元の音の状態がわからなくなってしまうからです。
写真9 UA-3FXに外部入力端子にオーディオケーブルを接続している写真。クリックすると拡大。 写真10 UA-3FXの写真。クリックすると拡大。
写真9
カセットデッキなどの音声出力から、UA-3FXの外部入力端子にオーディオケーブルで接続する。ピンプラグは、奥までしっかりはめ込もう
写真10
「PEAK」の点灯具合を見て音のレベルを調整する。スライダーを上に移動させると音のレベルが上がり、下に移動させると音のレベルが下がる
音のレベル調整が終わったら、いよいよ音の取り込みです。オーディオインターフェイスのUA-3FXには「Sound It!」というサウンドソフトが同梱されています。このようなサウンドソフトを使えば、ノイズを除去したりトラックを分割したりできます。エフェクタも用意されているので、イコライザで音質を調整したり、リバーブをかけて残響をつけて豊かな音場にするなどの操作も手軽にできます(画面12)。

では、Sound It!を起動して録音を開始しましょう。録音するためのファイルを新規で作成し、録音ボタンをクリックしたあと、カセットデッキでテープを再生します(画面13)。目的の時間だけ録音したら、停止ボタンで止めます。基本的にはこの繰り返しで、音楽ならば1曲ごとに録音していく方法が、原始的ですがもっとも確実で簡単です。エフェクタは好みですが、リバーブなどの空間系はあまり使わず、ノイズゲートやイコライザを軽くかける程度がよいでしょう。
画面12 Sound It!でエフェクタを選択している画面写真。クリックすると拡大。 画面13 Sound It!の録音ボタンを押した画面写真。クリックすると拡大。
画面12
基本的な波形編集はもちろん、エフェクトやフィルタも豊富に用意されていて使いやすい。アナログメディアからの取り込みだけでなく、いろいろな音楽編集にも使えるのがサウンドソフトの特長だ
画面13
最初にソフト側で録音ボタンを押してから、カセットなどを再生する。1曲ごとに繰り返さずに、連続で再生&録音し続けてもかまわないが、あとから1曲ごとにカットしていかなければならない
録音した音は、まずWAV形式で保存しておくとよいでしょう。16bit/44.1kHzでステレオのWAV形式であれば、音楽CDと同じクオリティになるためです。MP3形式などにする場合も、いったんWAV形式で保存してそこからMP3形式に変換しましょう。Sound It!の場合は、ファイル保存時にさまざまなファイル形式を選択できますが、まずはWAV形式を選んで、マスターファイルとして使うことをおすすめします(画面14)。このようにして取り込んだ曲を音楽CDにするには、FMVに標準でインストールされている「Drag'n Drop CD+DVD」を使うと簡単です(画面15)。また、パソコンやデジタルミュージックプレーヤーで音楽を再生するのがメインとなる場合は、ファイルサイズの小さいMP3形式にして楽しみましょう。ほとんどのデジタルミュージックプレーヤーはMP3形式に対応しています。

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画面14 Sound It!で録音した音をWAV形式で保存している画面写真。クリックすると拡大。 画面15 録音したWAV形式のファイルで「Drag'n Drop CD+DVD」を使って音楽CDを作成している画面写真。クリックすると拡大。
画面14
多彩なファイル形式が使えるが、通常はWAV形式で音質を損なわない状態で保存しておくようにするとよいだろう
画面15
「Drag'n Drop CD+DVD」なら、WAV形式のファイルをドラッグ&ドロップするだけで音楽CDが作れる。曲順などは「レイアウトの編集」から指定できる
●「Drag'n Drop CD+DVD」の詳しい使い方はこちら

このように、ちょっとした機器をプラスするだけで、アナログメディアに保存された映像や音はデジタルデータとして、ずっと残しておくことができます。アナログメディアに保存した大切な思い出をそのままにせず、いつまでも楽しめるように工夫してみてはいかがでしょうか。
(文:板橋 弘道)
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