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知らぬ間にパソコン内に潜り込み、インターネットのアクセス履歴や情報を抜き出して、ネットを使って勝手に特定の場所に送信してしまう「スパイウェア」も、個人情報を守るうえで気を付けなければなりません。個人情報には、住所や氏名などの情報以外にも、その人の嗜好や趣味なども含まれます。インターネットを利用していると、趣味のページにアクセスすることも多いはずです。スパイウェアは、アクセス履歴からその人の趣味・嗜好、アクセスの傾向などを収集するのに使われます。
スパイウェアは、おもに外国製の便利なフリーソフトに付属していることが多く、ほとんどがソフト本体のインストールとともにスパイウェアも知らぬ間にインストールされます。なかにはスパイウェアによる情報収集を明記したうえで、ソフト本体の利用の可否を求めるソフトもあります。広告を見るのと引き替えに、便利なソフトを無料で使うことができるという、いわゆる「アドウェア」もこれらの一種です。納得の上で使うのであれば、問題ない場合も多いといえます。
スパイウェアは、スタートメニューの「プログラム」には表示されず、アンチウイルスソフトでは排除されないため、インストールされているかどうかを確認して削除するには、専用のスパイウェア対策ソフトを使う必要があります。スパイウェア対策ソフトとしては、「PestPatrol」という製品があります(写真1)。
PestPatrolは、Web上からスキャン機能を利用することもでき、自分のパソコンにスパイウェアなどがないかどうか確認できます。まずは体験版を使ってみるのもよいでしょう(画面7)。体験版ではスパイウェアの検出までができ、発見されたときに駆除するためには、製品の購入が必要になります。
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画面7
普通は気が付かないうちに、なんらかのプログラムは入り込んでいるものだ。実際にスキャンさせてみると、いくつかのプログラムが発見されることが多い
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■クッキー(Cookie)は自分で管理する
とあるWebサイトを訪問したとき、「〜さんこんにちは!」というメッセージが表示されたり、「〜回目のご訪問ありがとうございます」などと表示された経験はないでしょうか。
実は、Webページを閲覧するとき、Webサーバ側と「クッキー(Cookie)」という仕組みを使って、ユーザー側のパソコン(正確にはWebブラウザごと)と情報をやり取りしている場合があります。情報のやり取りを行うことで、パソコンに自動でクッキーファイルが作成されます。クッキーには、ユーザー特有のID番号が割り振られ、そのWebサイトを利用した内容などの情報が書き込まれます(図2)。ただし、クッキーは一定の書式で決まった保存場所にしか記録できず、ほかのWebサイトで作成したクッキーを読み出すことはできません。
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次にそのWebサイトにアクセスしたときに、パソコンに保存されているクッキーの内容を再度送信します。すると、Webサーバ側でこのユーザーが何回目のアクセスなのか、などといった情報がわかるのです。インターネットを便利に使うために考えられた仕組みですが、ある程度の個人情報がやり取りされているのは事実です。
クッキーは、作成したWebサイトでのみ利用されますが、ウイルスや悪意あるユーザーによって、読み込まれる危険性もあります。かといって、Webブラウザでクッキーの利用を禁止してしまうと、非常に不便なことになります。そこで、心配な場合はクッキーを定期的に削除してしまうようにするとよいでしょう。このとき、クッキーを削除したことで、WebサイトによってはIDやパスワードの再入力を要求されたり、自分がアクセスした回数がリセットされたりするので、注意しましょう。
クッキーを削除したいときは、Internet Explorerでは「ツール」メニューから「インターネット オプション」をクリックして表示します。さらに「全般」タブのなかの「インターネット一時ファイル」にある「Cookieの削除」ボタンをクリックします(画面8)。クッキーをすべて削除するかどうか、確認メッセージが表示されるので「OK」をクリックします(画面9)。これでクッキーは削除されます。
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画面8
「全般」タブのなかにある「Cookieの削除」ボタンをクリックする
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画面9
クッキーをまったく使わないように設定してしまうと、普段のWebサイト閲覧がまともにできなくなる。そこで、たまにまとめて削除することで、今は使われていない余計なクッキーも処理してしまう方法が簡単でお勧めだ
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また、クッキーを発行するかどうか、自分で管理することもできます。「インターネット オプション」の「プライバシー」タブにある「編集」ボタンをクリックします(画面10)。すると「サイトごとのプライバシー操作」という画面が表示されるので、ここからクッキーを発行(許可)するサイトと、発行しない(ブロックする)サイトを、URLを入力して決めることができます(画面11)。
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画面10
「Webサイト」のなかの「編集」ボタンをクリックする
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画面11
「Webサイトのアドレス」欄にURLを入力し、「ブロック」か「許可」のいずれかをボタンを押して選ぶ
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