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どこが変わった?Windows XP SP2の新機能を徹底チェック!

FMVファミリー編集部責任編集
2004年冬モデルのFMVシリーズから、OSに「Windows XP Service Pack2 セキュリティ強化機能搭載」が新しく搭載されています。「Windows XP Service Pack2 セキュリティ強化機能搭載」はその名のとおり、セキュリティ関連の機能が従来のWindows XPよりも大幅に強化されており、さらに新機能も追加されています。今回はこの「Windows XP Service Pack2 セキュリティ強化機能搭載」の新機能について紹介していきましょう。
Windows XPの大型アップデート版「Service Pack2 セキュリティ強化機能搭載」
Windows XP SP2で追加される新機能
Windowsの安全を監視する「セキュリティセンター」
Internet Explorerもセキュリティ機能がアップ
Outlook Expressも同時に機能強化
悪質なプログラムの実行を阻止する「データ実行防止」機能
Bluetoothや無線LANなどワイヤレス機能も強化
Windows XP SP2にアップグレードする際の注意点
Windows XP SP2のインストール

Windows XPの大型アップデート版「Service Pack2 セキュリティ強化機能搭載」

Windows XP SP2の新機能を徹底チェック!
新世代のOSとして登場した「Windows XP」も、早いものでもう発売開始から3年になります。この間のパソコン環境の大きな変化として、ADSLに代表されるブロードバンド回線の急速な普及が挙げられます。

Windows XPなどのOSは、つねに最新の環境に対応できるように、実は細かなアップデートを繰り返しています。みなさんも、「Windows Update」を日常的にしていると思いますが、そこでは細かい不具合の修正や新しく追加する機能などを個別にインストールしているのです。

しかし、個別に細かいアップデートをするのではなく、まとめて一気にアップデートするほうが効率のよいときもあります。そのようなときにマイクロソフトでは、「Service Pack」という形でまとめて供給してきました。Windows XPでもすでに「Service Pack1(以下Windows XP SP1)」がリリースされ、大規模なアップデートを行っています。

しかしWindows XP SP1の配布開始が2002年9月ですから、それから既に2年も経過しています。この間にブロードバンド回線がより普及したことなどから、常時接続が当たり前のことになりました。そのため増えてきたのが、やはりコンピュータウイルスや不正なプログラムの侵入など、セキュリティに関連するトラブルです。アンチウィルスソフトやファイアウォールなどを導入していても、OS自体にあるセキュリティホール(いわゆる“抜け穴”のようなもの)などを攻撃される事例もあります。

そこでマイクロソフトでは、セキュリティ対策を中心として、大規模なWindows XPのアップデートである「Windows XP Service Pack2 セキュリティ強化機能搭載(以下、Windows XP SP2)」をこの9月にリリースしました。FMVシリーズでも2004年冬モデル以降は、すべてWindows XP SP2がプレインストールされています。

Windows XP SP2で追加される新機能

Windows XP SP2の新機能を徹底チェック!
Windows XP SP2で追加される新機能で代表的なのは、

【新機能および新バージョン】
・セキュリティセンター
・Internet Explorer 6.0 SP2
・Outlook Express 6.0 SP2
・Windows Media Playerなどの更新版

【機能強化】
・ワイヤレス通信機能
・自動更新
・Windowsファイアウォール
・データ実行防止機能

といった内容です。そのなかでも特に注目なのが「セキュリティセンター」です。これはWindows XP SP2で搭載されたさまざまなセキュリティ機能を、一括で管理するためのものです(画面1)。セキュリティセンターの機能については2ページ目で詳しく紹介していきましょう。また、「Internet Explorer」などのインターネット関係のソフトについても、セキュリティホールをふさぐ修正やポップアップウィンドウをブロックする機能などが追加されています。
画面1 「セキュリティセンター」の画面写真。クリックすると拡大。 画面1
Windows XP SP2の最大の注目点である「セキュリティセンター」では、OSが標準で持つファイアウォール機能やウイルス対策ソフトの導入状況などもチェックできる
従来のWindows XPとの違いとしてあげられるのが、アップデートがあった場合にいままではユーザーが選択してインストールするのが標準的でした。しかしWindows XP SP2では、自動インストールが標準となり、つねに最新の環境にすることが前提になります(画面2)。
画面2 Windows XP SP2の再起動時に表示される画面写真。クリックすると拡大。 画面2
Windows XP SP2をインストールし、再起動するとこの画面が表示される。「自動更新をオンにする」という設定が推奨されている
また、Windows XP SP2自体はアンチウイルス機能を持ちませんが、他社製のウイルス対策ソフトの利用を前提にしていて、インストールされていないと警告が表示されます。

Windowsの安全を監視する「セキュリティセンター」

Windows XP SP2の新機能を徹底チェック!
Windows XP SP2での大きな新機能として「セキュリティセンター」があります。セキュリティセンターは、Windows XPが今どのようなセキュリティ状態になっているかを一目で把握できる、いわば「管制塔」の役目を担っています。

Windows XP SP1までは、セキュリティホールが発見されると「Windows Update」を利用して修正プログラムを導入したり、コントロールパネルで設定したりして対策していました。また、ウイルス対策については、Windowsとは別にインストールしたアンチウイルスソフト側で操作する必要があり、セキュリティ関連の設定は1つに統括されていませんでした。そこで、セキュリティ関連の設定項目をセキュリティセンターにまとめて表示することで、現在の状態で安全なのかどうか、簡単に把握できるようになりました。

また、悪意のあるコンピュータウイルスや不正侵入に備えるには、これまではユーザーが適切な設定をしなければなりませんでした。このようなユーザーの手間をできるだけ減らすようにするために、セキュリティセンターなどの機能が追加されたのです。

Windows XP SP2のコントロールパネルを見ると、新しく「セキュリティセンター」という項目が追加されています(画面3)。セキュリティセンターが監視する項目は3つで、

・ファイアウォールの有効性
・Windows Updateの自動更新の状況
・ウイルス対策ソフトの状況

になります。セキュリティセンターでは、これらが良好なら「青色」、注意が必要なら「黄色」、危険と思われる場合は「赤色」で注意を促します(画面4)。危険と判断される場合などは、通知領域(タスクトレイ)からバルーンで「コンピュータが危険にさらされている可能性があります」というメッセージを表示します(画面5)。
画面3 Windows XP SP2のコントロールパネルの画面写真。クリックすると拡大。 画面4 警告が表示されているセキュリティーセンターの画面写真。クリックするとジャンプ。
画面3
Windows XP SP2ではコントロールパネルにも変更が加えられ、「セキュリティセンター」が新機能として追加されている
画面4
セキュリティの状態を色で表現しているので、どこに注意をすればよいかが一目でわかる。ユーザーの側でもセキュリティについての知識を深めて、より安全に使える環境にしていこう
画面5 デスクトップの通知領域に警告のバルーンが表示されている画面写真。クリックすると拡大。 画面5
セキュリティ対策がされていないと、デスクトップの通知領域(タスクトレイ)から警告が表示される
セキュリティセンターのメイン画面から「推奨される対策案」をクリックすれば、そのときにできる対処法が表示され、安全性を高めることができます(画面6)。たとえば、「Norton Internet Security」などのセキュリティソフトによってファイアウォール対策が有効になっていない場合は、Windowsのファイアウォール機能を有効にするようにメッセージが表示されます。

また、セキュリティセンターには各セキュリティ機能がまとめられており、「セキュリティの設定の管理」にある項目をクリックすることでその設定画面が表示されます(画面7)。
画面6 「推奨される対策案」の画面写真。クリックすると拡大。 画面7 「Windowsファイアウォール」機能の設定画面の写真。クリックするとジャンプ。
画面6
各項目について危険性が提示された場合は、すぐに対応することができる
画面7
「Windowsファイアウォール」機能もWindows XP SP2では強化されており、ファイアウォール機能は標準で有効になっている。ほかのセキュリティソフトでファイアウォール機能を使っている場合は、Windows標準のファイアウォール機能をオフにしてもOKだ
何か問題が起きたときに、まず中心になるのがセキュリティセンターです。基本はカンタンなので、Windows XP SP2を導入したらどのようになっているか見てみましょう。
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