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なにがどう違う? セキュリティソフトの選び方

基本はウイルス対策からはじめよう

ウイルスは、たいていの場合は送られてきたメールに添付されているファイルから感染します。しかし最近では、インターネットに繋がっているだけで感染してしまうこともあります。

「うちのパソコンはインターネットにつないでないから大丈夫」という人がときどきいますが、これは正しいとはいえません。他人からもらったCD-Rに保存されている「Word」や「Excel」などのファイルにウイルスが潜んでいることもありますし、メモリカード経由でウイルスに感染したという事例もあります。いまやウイルス対策は、インターネット利用のあるなしに関係なく、必須のセキュリティ対策なのです。

NIS 2005にも「アンチウイルス」機能が搭載されています(画面3)。電子メールを受信する際、ウイルスが添付されていないかどうかスキャンしたり、スケジュールを決めて定期的にパソコン内部をスキャンし、ウイルスを発見したら駆除したりすることも可能です。コンピュータウイルスにはいろいろな種類がありますが、自動アップデート機能で常に最新の防御態勢にできるので、難しい設定などは必要ありません。

画面3 Norton Internet Security システムの状態画面

画面3
常に保護されている状態になるので、急激にコンピュータウイルスが流行したときでも安心だ

また、市販のアンチウイルスソフトでも、NIS 2005とほぼ同じような機能が装備されています(画面4写真3)。使い勝手はソフトによって異なりますので、いろいろと試してみるのもよいでしょう。

画面4 ウイルスセキュリティ2005 ウイルス対策設定画面

画面4
ソースネクストの「ウイルスセキュリティ2005」。低価格ながら、総合的なセキュリティソフトとして人気の製品だ。複数台で使えるパックもあるので、パソコンをたくさん持っている人も導入しやすい


ウイルス対策は自分だけの問題ではありません。あなたのパソコンがウイルスに感染したら、保存していたメールアドレスに自動的にウイルスを送信したりすることもあり、被害を広げて加害者になってしまうこともあります。ウイルスソフトであれば各社とも機能はほぼ変わりませんので、必ず導入しておきましょう。また、アンチウイルス機能だけの専用ソフトも販売されています。


アンチウイルス専用セキュリティソフト
製品名 メーカー AzbyClub 優待販売コーナーで購入
Norton AntiVirus シマンテック
マカフィー・ウイルススキャン マカフィー

外部からの侵入対策は個人でも重要

常時接続でもダイヤルアップ接続でも本質的な危険は変わらず、外部からの不正侵入対策は必須です。「自分のパソコンなんて侵入されても困らないよ」という人もいますが、これは認識が甘いと言えるでしょう。

個人の無防備なパソコンを狙う場合、その中にある情報を狙うというよりも、ほかのサーバーなどを攻撃するための踏み台に使われることが多いのです。そんなとき、「ファイアウォール」機能を使って基本的な対策をきちんとしておけば、このような不正侵入もほとんど防げます(画面5)。ファイアウォールというのは、外部との必要な通信だけは許可して、危険な通信は排除するための仕組みです(画面6画面7)。

画面5 Norton Internet Security ファイアーウォール設定画面

画面5
NISのファイアウォール設定では、通信を遮断するプログラムの指定や、ルールの指定なども細かく自由に行える。ただしこれは、ある程度ネットワークの知識が必要となる


画面6 Norton Internet Security セキュリティ警告画面

画面6
インターネットで通信を行うプログラムは、NIS2005の検閲を受けることになる。通常は自動設定にしておいて問題はないだろう

画面7 Norton Internet Security プログラム制御画面

画面7
NIS 2005の自動判別は常に正しいわけではなく、場合によっては必要な通信まで遮断してしまうこともある。この例では、スパイウェア発見ソフトが遮断されそうになったので、このあと手動で通信を許可している

Windows XPにも簡単なファイアウォール機能がありますが(画面8)、これは基本的な機能程度なので、ファイアウォール機能を搭載したセキュリティソフトにまかせたほうが無難です。不正侵入の手口もどんどん変化して高度化していますが、セキュリティソフトは対策を常にアップデートするので安心です。

画面8 Windows XP ファイアウォール設定画面

画面8
NISなどのセキュリティソフトを使うときは、Windows XPのファイアウォール機能はオフにしてもかまわない


ファイアウォール専用セキュリティソフト
製品名 メーカー AzbyClub 優待販売コーナーで購入
Norton Personal Firewall シマンテック
マカフィー・パーソナルファイアウォールプラス マカフィー

毎日どこからかやってくる迷惑メールもシャットアウト

どこでどう調べているのか、迷惑メール(スパムメール)は誰にでもやってくるものです。多くの場合は、メールアドレスを自動生成して手当たり次第に送ったり、巡回プログラムでホームページやブログなどから収集したりして、迷惑メールを送信しているようです。

NISやウイルスセキュリティなどの統合セキュリティソフトでも、迷惑メール対策は重視されています。ソフトによって違いはありますが、「アンチスパム」機能により受信メールを送信者やキーワードなどで自動分類し、ユーザーの負担を減らしてくれます。

あまりにも迷惑メールが多いようなときは、迷惑メール専用セキュリティソフトの導入を考えてみましょう。コンピュータ・アソシエイツ社の「eTrust アンチスパム2005」を使ってみると、標準設定ではメールソフトのアドレス帳にある送信者だけが、許可されて受信トレイに入るようになっています(画面9)。
(注)AzbyClubからのメールは、すべて安全なメールです。スパム対策をしている方は、承認リストに追加してください

画面9 eTrust アンチスパム画面

画面9
インストール時に既存のアドレス帳から承認リストを作るので、ユーザーが何もしなくても適切な設定ができる

承認リストに登録されていない送信者からのメールは、いったん「eTrust Anti-Spam」というフォルダに入れられます。受信時にユーザーの判断を求めるメッセージが表示され、許可したいものをチェックすれば、次からは受信トレイに入ります(画面10)。とても使い勝手がよく、統合セキュリティソフトのアンチスパム機能と比較して、初心者でも使いやすいと思います。

画面10 eTrust アンチスパム隔離メッセージ画面

画面10
未承認の送信者からのメールは、いったん隔離されてユーザーの判断を待つことになる。見ながら設定できるし学習も適切なので、初心者でも簡単に使える


アンチスパム専用セキュリティソフト
製品名 メーカー AzbyClub 優待販売コーナーで購入
Norton AntiSpam シマンテック
マカフィー・スパムキラー マカフィー
eTrust アンチスパム 2005 コンピュータ・アソシエイツ