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備えあれば憂いなし!FMVのサポートツールで安心パソコンライフ

環境を快適なときに戻す「リカバリ」ディスクと「マイリカバリ」

パソコンの調子が悪くなってしまったなど、購入したときの状態に戻したいときは「リカバリ」を行います。FMVには「リカバリ&ユーティリティディスク」が付属していおり、すぐにリカバリすることができます(写真1)。リカバリでパソコンを初期状態に戻すと、インターネットやメール、プリンタなどの設定はすべて失われてしまいます(写真2)。このため、リカバリを利用するのは、本当に最後の手段と考えましょう。詳しい方法はお手持ちの「FMV活用ガイド」などに記載されていますので、参考にしてみてください。

写真1 リカバリ&ユーティリティディスクの写真

写真1
最近は、リカバリ用のディスクを付属しないパソコンメーカーが増えてきており、自分でDVD-ROMなどに書き込んでディスクを作成しなければならない。しかし、FMVなら、ディスクが付属しているのでいざというときにすぐに使うことができる

写真2 リカバリ&ユーティリティ画面

写真2
実際にリカバリを行う場合は、「リカバリ&ユーティリティディスク」を使ってパソコンを起動する。画面の指示に従って操作していこう


■「マイリカバリ」で快適なWindows環境にタイムスリップ!

「マイリカバリ」では、任意の時点でWindows環境を、そっくりそのまま「ディスクイメージ」として保存しておくことができます(初回起動時のみ、リカバリ&ユーティリティディスクが必要です)。トラブルが発生してしまった場合などに、ディスクイメージを復元することで、トラブルが起きる前の快適な環境に戻すことができるのです。リカバリで買ってきた状態に戻すより、マイリカバリですべて設定などできている状態に戻したほうが、そのあとの手間もぐんと省けます。

マイリカバリはFMVに最初からインストールされているソフトで、簡単に呼び出すことができます。「@メニュー」から呼び出す場合は、「安心・サポート」→「自分の使いやすいパソコンの状態を保存する」で、マイリカバリを起動できます(画面14)。

画面14 @メニューの画面

画面14
「@メニュー」から呼び出す方法のほかに、デスクトップのショートカットから起動することもできる


マイリカバリは環境をまるごとバックアップするので、使い方も実に簡単です。起動したら右側にボタンがあるので、「つくる」をクリックします(画面15)。すると、CドライブのイメージをDドライブに作るなどの説明が表示されます。「OK」で作業が開始されます。こうして快適なWindowsの状態をディスクイメージとして保存しておけば、いざというときに元に戻すことも簡単にできます(画面16)。

画面15 マイリカバリ画面

画面15
定期的に実行する習慣にするのもよいし、新しく周辺機器やアプリケーションソフトを追加する前に、保険の意味で実行しておくのもよい

画面16 マイリカバリ管理ツール画面

画面16
そのときに使っているCドライブの容量によって、バックアップに必要な容量も変化する。またディスクイメージを、DVDにコピーして保存することも可能だ


ただし、Cドライブは作成しておいたディスクイメージの状態に完全に書き戻されるため、ディスクイメージ作成後にCドライブに保存した画像などのファイルや、ドライバをインストールした周辺機器などの情報は、復元によってすべて失われてしまいます。そこで、次項の「FMかんたんバックアップ」を使って、画像や文書などのファイルは、こまめにDドライブに保存しておくと安心です。

「マイリカバリ」に関するQ&Aはこちらをご覧ください >>

大切なデータや設定は「FMかんたんバックアップ」で守っておこう

パソコンを使っていて、失って困るのは「データ」と「設定」です。突然のトラブルでパソコンが動かなくなってしまった場合など、リカバリをして初期状態に戻すことができますが、自分で作ったファイルが消えてしまったり、設定も一からやり直さなければなりません。このような場合は、前の項目で紹介した「マイリカバリ」が便利ですが、マイリカバリが搭載されていないFMVでは、「バックアップ」がとても重要になります。

1998年冬モデル以降のFMVには「FMかんたんバックアップ」が搭載されています。大切なデータや設定は、「FMかんたんバックアップ」を使って日頃からこまめにバックアップしておきましょう(画面17)。「FMかんたんバックアップ」では、プレインストールされているソフトのデータをはじめ、インターネットやメールなどの設定もバックアップすることができます。あとから自分で購入してインストールしたソフトのデータは、バックアップされないので注意しましょう。

「FMかんたんバックアップ」を使用してバックアップ/復元を行うには、管理者権限を持つユーザーアカウントにてWindowsにログオンしている必要があります。ユーザーアカウントを充分ご確認の上おこなってください。

(Windows Vistaの場合)
アカウントの種類を標準ユーザーから管理者へ変更する方法を教えてください
(Windows XPの場合)
アカウントの種類を制限からコンピュータの管理者へ変更する方法を教えてください。

画面17 FMかんたんバックアップ画面

画面17
「@メニュー」から呼び出す方法のほかに、デスクトップのショートカットから起動することもできる


「FMかんたんバックアップ」で「すべての項目を保存」をクリックすると、保存されるデータの一覧が表示されます。ここで確認すれば、どのデータが保存されるのかがわかります(画面18)。そして「開始」をクリックすれば、一覧にある項目のデータがすべてDドライブに保存されます(画面19)。

画面18 FMかんたんバックアップ 保存開始画面

画面18
使わないソフトが多い場合は、「項目を選択して保存・復元を実行」でバックアップするデータを指定しよう

画面19 FMかんたんバックアップ 保存結果画面

画面19
保存結果のダイアログでは、「正常終了」と表示されていればOKだ


もし、リカバリを実行した場合、Cドライブはすべて購入時の状態に戻ってしまいますが、Dドライブはそのままになっています。つまり、リカバリ後にDドライブに「FMかんたんバックアップ」で保存したデータは、また復元して使うことができるのです。データを復元するときは、個別に復元したいデータを選択することもできます(画面20)。とても簡単な手順で確実なバックアップができるので、定期的に実行することをお勧めします。

画面20 FMかんたんバックアップ 復元開始画面

画面20
標準ではDドライブに保存データがあるので、そのフォルダの内容を削除したりしないように注意しよう


「転ばぬ先の杖」といいますが、自分のパソコンの安全は自分で守るしかありません。不意のトラブルに備えて、日頃からFMVのサポートツールを上手に使っていきましょう。


(文:板橋 弘道)

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