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プリンタ徹底活用ガイド 写真プリントから年賀状まで、もっときれいに印刷してみよう

掲載日:2007年11月14日

年賀状のシーズンになり、プリンタを利用する機会が増えてきました。最近ははがきに写真を印刷することも多くなり、少しでもきれいに印刷したいと思われている方もいるでしょう。ここでは、ちょっとした手間や工夫で写真などをよりきれいに印刷できるテクニックを紹介します。

画素数と解像度ってなんだろう?

写真プリントから年賀状まで、もっときれいに印刷してみようのイメージ

印刷を始める前に、まずは印刷する画像自体について理解しておきましょう。デジタルカメラの「画素数」やプリンタの「解像度」など、聞いたことはあるけどそれが何なのか実際にはよくわかっていないことがありますが、これらの数値は印刷の品質にも影響してくるとても重要なものなのです。

デジタルカメラでは「500万画素」などと性能をうたっているものがあります。この「画素」というのは画像の情報量のことで、数値が大きいほど情報量が多くなります。たとえば、同じ被写体を撮影した場合に、携帯電話のカメラで撮影した写真よりも画素数が大きいデジタルカメラのほうが写真を鮮明に撮影することができます。

「解像度」は、1インチ(2.54cm)あたりにどのくらいの情報量が含まれているかを表す単位で、〜dpiのように表現されます。パソコンのモニタは72〜96dpi、家庭用のインクジェットプリンタなどは古い機種では720dpi、最近では1200dpi以上の解像度に対応しているものもあります。解像度も数値が大きければ大きいほど情報量が増えるためきれいになります。

プリンタで印刷する場合、用紙にどれだけの情報を印刷できるかによって、印刷品質が変わってきます。つまり、解像度が高ければ高いほどきれいに印刷できます。鮮明な写真を印刷したいのであれば、画素数が大きいデジタルカメラで写真を撮影して、高い解像度で印刷すればいいというわけです。

印刷目的に合った印刷モードを見つけよう

では、高い解像度で印刷するには、プリンタでどのような設定を行えばいいのでしょうか。プリンタには印刷品質を設定する印刷モードが用意されており、アプリケーションで印刷を実行したときに表示される印刷ダイアログの「印刷の基本設定」や「オプション」などといったボタンやリンクから印刷モードの設定画面に移行することができます。なお、コントロールパネルのプリンタ設定からも変更することができます。

画像の印刷設定画面(クリックして拡大)
「Windowsフォトギャラリー」の印刷ダイアログ画面(クリックして拡大)

印刷ダイアログ画面はアプリケーションごとに異なりますが、印刷モードを設定するボタンやリンクが用意されているので、印刷を開始する前に必ず印刷モードを確認しましょう(画面は「Windowsフォトギャラリー」の印刷ダイアログ)。

プリンタの印刷設定画面を表示すると、「印刷品質」「モード設定」などという項目があると思います。これがプリンタの解像度を変更する設定項目になります。プリンタによって表記は異なりますが、「普通」「標準」「きれい」「ファイン」「高精細」「ドラフト」「速い」などといった印刷品質を選んで印刷することができます。印刷品質を「高精細」や「きれい」などに設定すると、高い解像度できれいに印刷できますが、そのぶん印刷に時間がかかります。逆に「速い」や「ドラフト」などに設定すると、印刷速度が速くなる代わりに印刷品質が劣ります。図入りのワープロ文書などをコピー用紙に印刷するような場合には「速い」などの設定でも十分ですが、写真をはがきや写真プリント専用紙などに印刷するのであれば「きれい」など高品質な印刷モードに設定しましょう。

印刷品質(きれい) 印刷品質(きれい)で印刷したイメージ
印刷品質(速い) 印刷品質(速い)で印刷したイメージ

同じ写真を違う印刷品質で印刷した場合の例(印刷サンプルは、EPSON PM-A890を使用)。右の「印刷品質(速い)」のほうが、画像が粗く印刷にムラが発生しているのがわかります。これは「印刷品質(速い)」に設定したときに、印刷速度を上げるために解像度を低くして印刷しているためです。

ここで注意したいのは、プリンタの印刷品質を高品質になるように設定しても、どんな画像でも高品質で印刷できるわけではないということです。たとえば、500万画素のデジタルカメラで撮影した写真をA4サイズで印刷しようとしたときは、印刷品質を普通にしてもかなりきれいに印刷できますが、30万画素程度のカメラ付き携帯電話で撮影した写真を同じサイズで印刷した場合、いくら印刷品質を高く設定しても元々の情報量が少ないため粗く印刷されてしまいます。