掲載日:2008年1月30日
Windowsで採用しているWebブラウザ「Internet Explorer」は、最新版となる「Internet Explorer 7」がWindows Vistaに標準装備されています。現在、Windows XPなどを利用している方でも任意にこのInternet Explorer 7にアップデートできるようになっていますが、Windows XP SP2を利用している方でまだInternet Explorer 7にアップデートしていない方を対象に、2008年2月に自動更新機能やWindows Updateサイトを利用したInternet Explorer 7への自動アップデートが開始されることになりました。
この自動アップデートとは、Internet Explorer 6を使っているユーザーの方に向けて、Internet Explorer 7への更新を通知するというものです。ここでは、Internet Explorerの新機能や使い方などを中心に、更新時の注意点などについて紹介します。

Internet Explorer 7への自動アップデートが開始される前に、Internet Explorer 7の機能について簡単にチェックしておきましょう。
Internet Explorer 6と比べ、表示されるボタンやツールバーを厳選することでシンプルなインターフェースになっています。ツールバーから直接検索する機能や画面の拡大縮小表示など、使い勝手も向上しています。
Internet Explorer 7には、複数のホームページを1つのウィンドウで表示できるタブブラウジング機能が搭載されています。タブを切り替えることで素早く効率的にホームページを閲覧できます。
フィッシング詐欺対策をはじめとするセキュリティ機能が大幅に強化され、より安心してホームページを閲覧することができるようになりました。履歴を消去してプライバシーを守る機能も装備されています。
Internet Explorer 7への自動アップデートは、自動的に更新されるのではなく、利用者がInternet Explorer 7をインストールするかどうかを選択できるようになっています。また、自動アップデートの通知とインストールは、管理者アカウントを持っているユーザーのみに対して行われます。たとえば、家族で複数のユーザーアカウントを利用している場合には、管理者アカウント以外のユーザーは自動的にアップデートされることはなく、今まで通りInternet Explorer 6を引き続き使用することになります。
Internet Explorer 7の自動更新による配布が開始されると、管理者アカウントのユーザーがログインしたときに自動更新の通知メッセージが表示されます。このメッセージをクリックすると、「インストールする」「インストールしない」「後で確認する」の3つのボタンが用意された、ようこそ画面が表示されます。
「インストールする」を選択した場合は、再起動が求められ、Internet Explorer 7のインストールが開始されます。Internet Explorer 7がインストールされても、既定ブラウザの選択は変更されることはなく、ユーザーが設定したホーム ページやお気に入り、検索設定などはそのまま引き継がれます。
「インストールしない」を選択した場合は、インストールは実行されません。後からアップデートを行いたい場合は、Windows Updateサイトなどからオプションの更新プログラムを利用すれば、いつでもInternet Explorer 7をインストールすることができます。
「後で確認する」を選択した場合は、いったんインストール作業は終了します。その後24時間以内に、再びInternet Explorer 7へのアップデートの通知が表示されます。
Internet Explorer 7をインストールすると、パソコンにインストールされているInternet Explorer 6は置き換えられてしまいます。しかし、Internet Explorer 7に自動更新したものの、やはりInternet Explorer 6に戻したいという場合には、コントロール パネルの「プログラムの追加と削除」でInternet Explorer 7をアンインストールすることで、Internet Explorer 6に戻すことができます。
ただし、この場合は再度Internet Explorer 7の自動アップデートを促されますが、ようこそ画面で「インストールしない」を選択することで、自動更新によるInternet Explorer 7への更新アナウンスは表示されなくなります。