掲載日:2009年6月10日

メールアドレスを教えていないのに、突然英文のメールやアダルト広告のメールが届くなど、迷惑メールに悩まされることはありませんか?こうしたメールは、対処を間違えると取り返しのつかないことになる場合があります。今回は、迷惑メールにどのように対処したらよいのかについて説明します。
迷惑メールとは、不特定多数に対して大量に、また受信者に無断で送られるメールを指し、宣伝メールや海外からのメール、チェーンメール、なりすましメールなど、その種類や内容はさまざまです。
平成14年に特定電子メール法が制定され、さらに平成17年に特定電子メール法改正法が施行され、迷惑メールに対して規制が強化されました。しかし、現実には、迷惑メールの手口は狡猾かつ巧妙になり、減るどころか増える一方となっています。



迷惑メールは不特定多数に送られてきますが、送信者は一体どうやってメールアドレスを手に入れるのでしょうか?これにはいくつかの方法があります。
まず、メールアドレスを1文字ずつ変えながら総当たりでメール送信するというものがあります。最近は総当たりよりも効率的に送信するために、メールアドレスによく利用される単語を組み合わせて送信する方法が増えてきています。
また、最近証券会社の顧客情報が流出して問題になりましたが、不正にメールアドレスを集めて送信する方法もあります。さらに、ホームページやブログ、掲示板などに記載されているメールアドレスを自動で集める専用ソフトも利用されています。
迷惑メールの例
こんな被害が!
「オンラインショッピングのセキュリティ強化のため、ログイン方法が変更になります。お手数ですがこちらのページでIDとクレジットカード番号を入力し登録情報を更新してください」
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銀行やクレジットカード会社、オンラインショップなどのホームページに偽装したホームページに誘導され、入力したIDやパスワード、クレジットカード番号などの個人情報が盗まれた!
「あなたは当ホームページの○○万人目のアクセス者です。記念として10万円プレゼントいたしますので、必要事項を明記して返信してください」
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アクセスした覚えがなかったけれど、ついつい賞品や賞金につられ、住所や口座番号などを送信してしまった!
「新たなコンピュータウイルスが登場したので、対策ツールをこちらからダウンロードしてください」
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リンク先から対策ツールをダウンロードしたら、実はそれがウイルスだった!
「このメールを読んだ人は5人以上に同じ内容のメールを送らないと不幸になります」
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メールを信じて、他の人に同じ内容のメールを送ってしまい、チェーンメールになってしまった!
例えば、パソコンやソフトを購入してメーカーに登録する際、メーカーから情報や広告を受け取ることを承諾した場合には、それらのメールは迷惑メールではありません。しかし、こちらが承諾していないのに一方的に送られてくる広告メールは、迷惑メールである可能性があります。広告メール以外でも、下記のような場合は迷惑メールである可能性が高いので、ある程度見分けることができます。
- まったく知らない差出人から届いた
- 差出人のメールアドレスが自分のメールアドレスになっている
- メールアドレスに意味不明の文字列が使われている
- 件名が意味不明の文字列になっている
- アダルト広告や英文のセールスメール、心当たりのない請求など、メール内容が怪しい
また、インターネット上の検索サイトを利用して、迷惑メールなのかどうかを判断する方法もあります。受信したメールの件名や本文に書かれている特徴的なフレーズや固有名詞(URLや会社名、電話番号など)をキーワードとして入力し、検索してみましょう。検索結果として、迷惑メールかどうか判断することができるホームページや情報がみつかる場合があります。
- ・メールアドレスをむやみに公開しない
- ホームページやブログ、掲示板など、誰の目にも触れる場所で安易にメールアドレスを公開しないようにしましょう。それにより、迷惑メールの送信業者にメールアドレスを取得されてしまう可能性があります。メールアドレスは、住所や電話番号と同じく、大切な個人情報の1つです。誰かに狙われているということを意識し、慎重に扱うことを心がけましょう。
- ・クリックしない
- メールの本文中に「詳しくはこちら」「私のプロフィール」「連絡をお待ちしています」「ここですごい情報を見つけた」など、さまざまな表現でURLが書かれていることがありますが、絶対にクリックしないようにしましょう。ワンクリック詐欺やコンピュータウイルスなど、リンク先にどんな罠が仕掛けられているかわかりません。また、迷惑メールに「購読解除はこちら」「このメールが必要でない方はこちらのURLから配信停止の手続きを行ってください」などと書かれていても、本当に解除されることは滅多にありません。クリックしてもそのメールアドレスが現在も使われているものだということを相手に教えてしまうだけです。
- ・添付ファイルを開かない
- 迷惑メールの中にはファイルが添付されているものがあります。迷惑メールの添付ファイルは、スパイウェアやウイルスの可能性が高いので、絶対に開かないようにしましょう。
- ・返信しない
- 興味を引くような文面のメールが届いても、知らない相手から届いたメールには返信しないようにしましょう。返信によってメールアドレスが有効なもので現在使用されていることを相手に教えてしまい、迷惑メールであってもきちんと開いて読んでいると判断されるからです。
- ・怪しい内容を安易に信用しない
- 身に覚えのない架空請求を信じて詐欺に遭ってしまう人が後を絶ちません。内容が怪しいと思ったらきちんと調べ、それでも不明な場合には警察に相談しましょう。
