Fujitsu The Possibilities are Infinite

  • 製品:FMVパソコン(PC)、富士通ケータイの製品情報へ
  • サポート:FMVのサポート情報へ
  • 使いこなし:FMV、富士通ケータイの基礎知識や活用方法のご紹介へ
  • ショッピング:最新FMVパソコン(PC)のご購入は富士通直販WEB MARTへ
  • マイページ:お客様に合わせたお役立ち情報へ
  • FMV使いこなし
  • パソコン基礎知識
  • スキルアップ
  • ケータイ使いこなし
  • 仕事お役立ち
気になるキーワード 指紋認証
指紋認証のイメージ図
「ボス、現場に残っていた指紋とヤツの指紋が一致しました。」「よし、逮捕だ!」

なんて、テレビの刑事ドラマでよくあるシーン。そのせいか、指紋には「犯罪」とか「犯人」といった悪い印象が根付いてしまっているようです。
でも、この指紋、本人と他人を簡単に区別できることから、その特性を利用してパソコンの使い方をより便利にしてくれる手段としてとても注目されています。

今回は、使ってみるととても便利な「指紋認証」について解説します。
現代の「開け!ゴマ」
「指紋認証」は、身体的な特徴で個人を特定し認証する「バイオメトリクス認証」とか「生体認証」と呼ばれる認証方法のうちの1つ。
指紋以外だと、手のひら、顔立ち、声紋、虹彩(ひとみの外側の模様)、筆跡などが認証のデータとして使われます。

高度な機密情報を扱う施設などには、高額で大掛かりなバイオメトリクス認証装置が、実は数十年も前から導入されていましたが、ここ3〜4年、携帯電話やパソコンといった身近な機器に取り入れられるようになってきました。

バイオメトリクス認証が優れている点は、自分の身体の一部を使用するため、他人に悪用されることがほとんどなく、ほぼ一生使えること。
秘密の呪文を唱えているところを見られてしまい、お宝は盗まれ、挙句の果てに自分で呪文を忘れて、洞窟の扉が開けられなくなってしまうドジな盗賊の昔話がありますが、指紋認証であれば簡単に呪文を知られることはありません。

とても、たよりになる認証方法なのです。
自分の指がパスワード
バイオメトリクス認証の中で、認証対象として最も使われているのが「指紋」です。
International Biometric Group(http://www.biometricgroup.com/ 英語ページ)の2003年の世界の認証対象別市場シェア調査によると、約半数が指紋であるという結果もでています。

ここからは「指紋認証」を中心にお話ししましょう。


「指紋認証」のメリット
指紋は、かなり以前から本人確認の手法として用いられているため、他の認証方法に比べ、研究開発が非常に進んでいます。

登録や照合が短時間ですむこと、年齢や環境の変化などの影響を受けにくく半永久的に使用できること、装置の小型化、低価格化がしやすいことなど、コスト、利便性、安全性、どれをとっても優等生。

認識させるときも、読み取り機に指を置く、スライドさせるなどの簡単操作でOK。指紋認証が世界で多く取り入れられているのも、納得できる結果といえるでしょう。

使用するときの注意点
顔や声などに比べれば、指紋は、年齢や光の加減、体調などによる影響を受けにくいのですが、それでも読み取れなくなる場合があります。
傷などでなければ、ほとんどの場合は、ちょっとしたことですぐ読み取れるようになりますので、あわてずに対処してください。

読み取りができなくなる主な原因と対処方法をまとめます。
注)対処方法は一例です。この方法で必ず読み取れるというわけではありません。

読み取りができない主な原因とその対処
原因 対処方法
濡れたり、汗をかいたりしている場合 水気は禁物です。きれいにふき取ってください。
お湯などに長くつけていて指先がふやけている場合 元に戻るまでしばらくガマン。
傷がある場合、指先が荒れている場合 傷ついてしまってからでは手遅れ。
認証用の指は大切にしましょう。
汚れや脂などで指紋の溝が埋まっている場合 手をキレイに洗ってから機器を触るようにしましょう。
特にハンドクリームなどをつけた後は要注意です。
極端に手が乾燥している場合 手に水につけるなどして少し湿らせてみましょう。
もちろん、水気はきれいにふき取ってから再挑戦。

今後の課題
どのような認証方法であれ、100%の認識率を目指して技術の改善をしていくことは当然なのですが、バイオメトリクス認証特有の課題として、使う人の心理的抵抗感や負担感をなくすということがあります。

例えば、指紋には、犯罪捜査と密接に結びついたイメージがあったり、虹彩認証は、カメラを正しく覗き込まなければならず、慣れるまで少し時間が必要であったりする点などがあげられます。
ただ、これらは技術の向上だけでカバーできるものではなく、使う人にもバイオメトリクス認証やそのシステムについての正しい知識と理解を持ってもらう必要があります。

以上のようにバイオメトリクス認証には課題は残っていますが、使い慣れれば非常に便利な機能です。キーボードでパスワード入力することなく、オンラインショッピングなどのサイトにアクセスすることができます。

あなたも、この「魔法の呪文」を取り入れてみませんか?
Q&A
Q 「バイオメトリクス認証」の特徴について教えてください
A
前述したとおり、人の身体的な特徴をIDやパスワードとして使う認証方法です。
入出門の認証、パソコンの起動、ネットワークへのログオンの時などに利用されています。主な認証方法を以下にまとめます。


主な認証方法
認証対象 特徴
指紋 最も開発が進んでいるため、精度、コスト、操作性ともに優れている。
ただし、心理的な抵抗がある場合がある。
虹彩 精度は高いが、ひとみをカメラの正しい位置にあわせられるように慣れが必要。
認証用のカメラが高価でコストがかかる
人相 ある程度の距離があっても認識ができる。
双子を見分けられなかったり、同じ人でもメガネや化粧、加齢などの要因によって人相が変わると認証できなくなる可能性が高い。
声紋 人相同様距離があっても認識ができ、簡単な装置とソフトウェアで実現が可能。
体調や風邪など病気、加齢などの要因で認証できなくなる可能性が高い。
筆跡 筆圧や筆跡などで認証するため、光や環境の変化を受けにくい。
いつも同じように書かなければならないため慣れが必要。また、年齢とともに筆圧や筆跡も変化するため、認証できなくなる可能性が高い。
上記以外では、手のひら、手の静脈、キーボードの打ち方などの認証技術も研究開発が進んでいます。
指紋認証の原理については、富士通研究所の「優しい技術講座」で、わかりやすく解説しています。こちらもご覧ください。
Q 今、自分が使っているパソコンに、指紋認証の装置はつけられますか?
A USB接続の装置が発売されています。
AzbyClub優待販売コーナーでも、USBで接続する指紋認証装置を取り扱っております。詳細はAzbyClub優待販売コーナーをご覧ください。
Q もし、登録した指紋が読み取れなくなってしまった場合はどうしたらよいのでしょう?
A その機器や認証ソフトなどによって対応が違います。取り扱い説明書やマニュアルをご覧になり、お持ちの認証システムに適応した対処を行ってください。