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「アニマルセラピー」は動物を用いたセラピー療法で、動物とのふれあいを通じてストレスの緩和、人の心に癒しを与え、安らぎを得ることで精神的な健康を回復させ、生活の質の維持や向上を目指した世界各国で認知され、科学的にも証明されている療法の一つです。
認知症やうつ病などの症状改善にも期待できるとして、医療や福祉などさまざまな分野で取り入れられています。
たとえば、長期入院で生きることへの意欲が低下している患者や、身体の障がいでリハビリを必要とする患者に「動物の世話をする」という目的に関わることで、生きる希望を持てたり、作業を通してリハビリを促したりします。
犬と一緒に暮らしている方は愛犬を撫でたり抱っこしたりすると、自然に笑顔がこぼれたり、穏やかな表情になったりと、ホッとして元気になるという体験をしているでしょう。
犬とのふれあいにはストレスの軽減や癒しなどの心理的安定を促すこと、コミュニケーション能力や自立心の向上の効果があります。
犬や猫を飼っている人はストレスが少なく長生きをする傾向にあるといわれており、動物は人間を癒してくれます。ペットを飼っている人は飼っていない人より、年間20%前後病院に行く回数が減ったと言うデータもあります。
たとえば、心臓疾患の患者に対する調査では、ペットを飼っている人は1年後に53人中3人死亡、飼っていない人は1年後に39人中11人死亡と言う、死亡率にも大きな差が生じています。一方、施設で長期に渡り生活をされている高齢者や障がいをお持ちの方は、犬などと触れ合う事により会話や笑顔が増え、表情の変化などの改善も見られるなど、ペットによる効果が高く評価されています。
また、人と人との潤滑油の役目も担ってくれることもあります。
動物がいることにより、初対面の人でも比較的すぐに打ち解けることができた経験がある人もいるのではないでしょうか。
ゴールデンレトリーバーやボーダーコリーなど
人に合わせて共同作業ができる能力が高い犬種や、
犬に慣れていない高齢者や小さい子供にも恐怖心を与えない、
小さくて愛くるしいチワワや
シーズー、トイプードルなどの小型犬が向いているとされます。
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トイプードル
動きが活発で賢く好奇心旺盛。毛が抜けにくいためアレルギーやぜんそくの方にも対応しやすい。
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マルチーズ
天真爛漫で自由な性格。
頑固な面もある。白くてふわふわな毛並みと丸い目が愛らしい。 -
チワワ
警戒心が強く体が小さくても勇敢、喜怒哀楽が分かりやすい
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ヨークシャー・テリア
賢く勇敢。
活発で少し頑固な面あり -
ダックスフンド
明るく元気。
おっとりタイプであればセラピー犬に向いている。
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ゴールデンレトリバー
温厚で子供大好き。賢く飼い主に従順。叱るといじけやすく褒めて伸ばすしつけが向いている。
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キャバリア・キング
チャールズ・スパニエル素直で優しい性格。
他人や他犬に対しても友好的なタイプ。
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ラブラドールレトリバー
友好的で仕事を好むタイプ。人の指示に忠実、覚えも早く、辛抱強い。
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ボーダー・コリー
賢くて注意深く、責任感があり人懐っこい。
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ジャーマンシェパード
忠実で従順。
人懐っこい性格。賢く、忍耐力が優れている -
ウェルシュコーギー
ポジティブで明るい性格。人が好きで撫でてもらったり遊んでもらうことが好き。
※向いているとされる犬種でも生まれ持った気質や育った環境などによっては、セラピードッグに適さないこともあります。
穏やかな性格の猫や、警戒心が少ない猫など、
なでられるのが好きな猫やおとなしい猫、
甘えん坊な猫などが向いているとされます。
猫の中でも、メス猫よりもオス猫の方が
甘えん坊といわれています。
特に去勢手術をしたオス猫は甘えん坊な傾向にあるようです。
また、猫にも個性があるため、猫が過ごす生活や
生まれ育った環境によっても性格が決まってきます。
【猫特有の効果】
・猫の「ゴロゴロ」という音の振動や低周波で人の免疫力を上げるなど、自然治癒力の効果がある
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スコティッシュフォー
ルドスコットランドで誕生した垂れ耳の猫。性格は穏やかで愛情深いところが特徴。
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アメリカンショートヘア
性格は穏やかで、人見知りせずにどんな人にもよく懐く。生活環境にすぐに慣れてくれる適応能力が高い。
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ラグドール
とても大人しい性格で、猫の品種の中では大型。
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ブリティッシュショート
ヘア性格はおっとりしていて、神経質なところがなく、人懐っこい甘えん坊。
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メインクーン
性格は温和で優しく、人懐っこい。大きな体の猫なので「穏やかな巨人」ともいわれている。
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ノルウェージャンフォレットキャット
性格は穏やかで甘えん坊。飼い主に忠実で犬のような性格の持ち主。
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ヒマラヤン
大人しくて、争いごとが嫌いで平和的な性格。
※猫の品種によっては、警戒心が少なく、人に懐きやすい甘えん坊の性格でアニマルセラピー向きの猫は他にもたくさんいます。アニマルセラピーでいろいろな猫と触れ合うことで、自分に合った猫と出会えることもできるでしょう。
猫には、触られたい部分と触られたくない部分があります。
※猫によって違いはあります。
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触られたい部分
のど元、耳の下、背中、お尻
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触られたくない部分
頭、お腹、腰、尻尾
ペットを飼える方は、ペットと触れ合うことで毎日が癒し効果、運動(体力づくり)の習慣化に繋がります。
ペットを飼うときの注意点
一般社団法人ペットフード協会「2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査」によると、犬猫の平均寿命は、犬が14.65歳。猫は15.66歳と昔よりかなり伸びています。
命ある“動物”を飼うということは、喜びも大きい代わりに責任も伴います。犬や猫の寿命も人間同様に伸び、15年以上一緒に暮らしていけるようになりました。
“長生きする”ということは、ワンちゃんやネコちゃんも目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったりします。足腰が弱って寝ている時間が長くなっていき、だんだんと老化が進んでいきます。
一緒に生活をするためにはまず、上記を理解をしておく必要があります。
以下のことができるかチェックしてみましょう!
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①毎日新鮮な水、ペットの種類に合うペットフードを適量与えることができる。
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②散歩や遊びなど適度な運動ができる。※運動不足などでストレスを感じると問題行動をおこすペットもいます。
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③ペットの数が増えないよう、子宮や卵巣などの病気予防のためにも犬や猫の不妊去勢ができる。
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④かかりつけの動物病院で健康診断や予防接種、ノミやダニの予防ができる。
ペット保険
ペットも高齢になるにつれ病気にかかりやすく、人間と違い健康保険がないので医療費が高額になります。ペット保険には早いうちから加入するようにしましょう。
ペット用品・ペットフード
初めてペットを飼う場合、何を準備をすればいいのか迷ってしまうこともあると思います。
必要なものをご紹介します。
ペットのしつけ
飼い始めに役立つしつけや、健康管理などの情報を入手して世話をしましょう。
ペットのしつけ・健康管理[PR]
ペット禁止のマンションやアパートの方やペットの世話が難しいなどで飼えない方もいらっしゃるかと思います。
動物園・水族館のふれあいコーナーやアニマルカフェなどで動物と触れ合ってみたり、知人のペットと触れ合う形を取ってもよいと思います。
動物とふれあえる場所[PR]
また、アニマルセラピーを行っている事業団体やボランティアが病院や福祉施設を訪ねてイベントを開催していることもあります。
住んでいる地域の広報誌やインターネットなどで情報をチェックしてみてください。
そばにいるだけでたくさんの「幸せな気持ち」を与えてくれる動物たち。
辛いことや悲しいことがあった時、飼っているペットが弱った心を癒してくれたという経験をしたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。動物が人間にもたらしてくれる癒しの力は計り知れません。