Float Access Q&A

1.インストール/使い始め/注意事項

対応しているWindowsのバージョンを知りたい

サポートOSはWindows 11です。
Windows のバージョンについてはFMVサポートにて記載の方法でご確認ください。
古いバージョンのWindowsをお使いの場合は、マイクロソフトのダウンロードページをご参照の上、アップデートを実施してください。

インストール方法を知りたい

Microsoft Storeよりインストールが可能です。
FMVサポートサイトにて詳細なインストール方法や使い方をご確認いただけます。

なお、Float Accessをご利用頂くには、アプリ起動時に表示される画面に従って初回セットアップを行う必要があります。 途中で「ユーザーアカウント制御」のウィンドウが表示された場合は「はい」を選択してください。
また、Float Accessは管理者ユーザー以外ではご利用になれません。

アップデートでの変更点を知りたい

2025年3月現在の最新バージョンは「1.0.69.0」です。各バージョンでの変更点は下記のとおりです。

  • 1.0.69.0
    • 画面キャプチャ
      • ドラッグで範囲選択した部分のみキャプチャできるモードを追加しました。設定画面から有効にすることでご利用可能です。
      • キャプチャを実行した際の通知文言を変更しました。
    • ファイル検索
      • ツールバー起動時、検索文字入力欄にフォーカスが合うように変更しました。
      • ツールバー起動時、全期間ボタンが選択状態になっていますが、再度全期間ボタンを押すことで検索結果が表示されるように変更しました。
      • ボタン・スライダー・カレンダーの選択状態をツールバーを閉じても保持するように変更しました。
      • データベース更新が終わると「!」表示を非表示にするように変更しました。
      • ソートインデックス作成中の列は並べ替えができないグレーアウト表示になるように変更しました。
  • 1.0.66.0
    • 全般
      • ファイル検索機能を追加しました。フロートバーのファイル検索ボタンを押すことで起動できます。

2.長押しメニュー(フロートバー)について

長押しメニュー(フロートバー)の表示方法がわからない

Float Accessが起動中であれば、マウスかタッチパッドのクリックを長押しすることで、フロートバーを表示することが出来ます。タスクトレイにFloat Accessのアイコンがない場合は、スタートメニューなどからFloat Accessを起動してお試しください。

フロートバーが意図しないときに表示されてしまう

Float Accessは、他のアプリ操作でクリックの長押しを行う場合にもフロートバーを表示します。また、他のアプリの応答が悪い場合なども、クリックの長押しを誤検知してフロートバーを表示してしまう場合もあります。
その場合でも、他のアプリの動作を妨げることはありません。
フロートバーを表示したくない場合は、タスクトレイ内のFloat Accessのアイコンを右クリックして表示されるメニューから、「Float Accessを無効にする」を選択することでクリック長押しでのフロートバーの表示を停止することが出来ます。

フロートバーが表示されるまでの時間を変更したい

クリックの長押しをしてからフロートバーが表示されるまでの時間は、設定画面から変更することが出来ます。設定画面内、「メニュー」→「左クリック長押し時間」より選択することができます。

タッチ・ペン操作でFloat Accessが利用できるか知りたい

Float Accessはタッチ・ペンでのフロートバーの表示はできません。マウスやタッチパッド付きキーボードなどを外付けすることでご利用いただけます。何卒ご了承ください。

フルスクリーン・全画面表示での動作について

Float Accessは他のアプリがフルスクリーン・全画面表示で表示されている場合、動作しない場合があります。何卒ご了承ください。

フロートバーがスタートメニューなどの後ろに表示される

スタートメニュー等、優先度の高いウィンドウなどはフロートバーよりも前面に表示される仕様です。以下のようなウィンドウが対象になります。
  • スタートメニュー
  • 通知領域
  • 検索画面(タスクバーから起動するWindowsの検索機能です)

フロートバーを表示できないウィンドウがある

一部のアプリケーションは特定の条件によりフロートバーを表示できない場合があります。タスクバーのアイコンにマウスカーソルを移動した際に、ウィンドウタイトル(アプリ名)が空欄になっているウィンドウの上では、フロートバーを表示することができない仕様です。

3.画面キャプチャについて

キャプチャできないアプリ・ウィンドウがある

アプリによっては、キャプチャできない仕様になっているものがあります。例えば、コンテンツが著作権で保護されているものはキャプチャすることができません。キャプチャできない場合はアプリの設定により、キャプチャできない箇所が黒塗りになるか、ウィンドウ自体が透過されます。
また、本アプリのメインウィンドウ、キャプチャ一覧ウィンドウはキャプチャされない仕様です。

ウィンドウを選択したのに全画面でキャプチャされるときがある

特定のアプリ・ウィンドウにおいて、本アプリのキャプチャ対象にできない場合があります。何卒ご了承ください。

4.最前面固定について

ウィンドウが最前面固定されたままになっている

予期しないアプリの終了により、最前面固定された状態が維持されてしまう場合があります。その場合は、タスクトレイをご確認いただき、Float Accessのアイコンを一度終了していただき、再起動していただくか、Float Accessのアイコンがない場合はスタートメニューなどからアプリを起動してください。
予期しないアプリの終了が起きた際には、最前面固定の枠表示が消えた状態で最前面固定された状態が維持してしまいますので、ご注意ください。

最前面固定したウィンドウ同士の動作について

複数のウィンドウを最前面固定した場合、最前面固定状態のウィンドウ同士では、通常の状態と同様にアクティブになったウィンドウが前面に表示されます。また、アプリによっては常時最前面固定状態で動作するものもあり(例:Quick Capture)、この場合も、最前面固定状態のウィンドウ同士では、アクティブになったものが前面に表示されます。

最前面固定できないウィンドウがある

特定のアプリ・ウィンドウにおいて、本アプリの最前面固定の対象にできない場合があります。何卒ご了承ください。

最前面固定したウィンドウを最大化したときの動作について

最前面固定したウィンドウを最大化した際には、ほかのウィンドウが前面に表示されなくなります。最前面固定を解除するか、ほかのウィンドウも最前面固定することで、通常通り操作することができます。
また、最前面固定したウィンドウを最大化した際には、通知が行われますのでご確認ください。

5.クリップボードについて

画像が履歴タブに登録されない場合がある

Float Accessでは、解像度の縦横どちらかが3840ピクセルを超える画像がコピーされたとき、履歴タブに登録されない仕様です。Float Accessを介さずに直接ペーストを行うなどの通常の操作は可能です。

登録帳に登録した項目を削除してしまった

登録帳の項目を削除した場合、もとに戻すことはできません。何卒ご了承ください。
設定画面から登録帳の内容を書き出す機能を利用することで、バックアップとしてご利用いただけますのでご活用ください。

画像の一部が黒塗りになる、透過画像が透過されない

透過情報を含む画像をコピーした場合、Float Accessでは透過情報を含めて扱うことができません。何卒ご了承ください。

他のクリップボードアプリとの影響について

Float Accessと他社製のクリップボード監視アプリ等を同時に利用される場合、相互に影響を及ぼす可能性があります。Windowsキー+[V]キーでご利用いただけるWindowsのクリップボード機能については問題ありません。

登録帳のインポート時にインポートされないファイルがある

隠しファイルとしてに設定されているファイルはインポートの対象外になります。

6.ファイル検索について

検索結果に表示されないファイルがある

Float Accessのファイル検索機能では、内蔵のストレージのファイルのみを検索対象にします。ネットワークドライブやリムーバブルディスクなどの外部のストレージのファイルは検索結果に表示されません。
また、初期設定では以下のフォルダーが検索対象となっていますので、それ以外のフォルダーに置かれているファイルは初期状態では検索結果に表示されません。設定画面より、検索対象フォルダーを追加することで検索結果に表示されるようになります。
  • ドキュメント
  • ピクチャ
  • ミュージック
  • ビデオ

設定画面で検索対象に登録できないフォルダーがある

Float Accessのファイル検索機能では、内蔵のストレージのファイルのみを検索対象にすることができます。ネットワークドライブやリムーバブルディスクドライブなどを検索対象に指定することはできません。

AI検索機能について

本アプリのAI検索機能は、検索キーワードに一部抜けや誤り(例:click→clck)があった際にも、目的の単語を含むファイルを検索することができるあいまい検索機能です。 あいまい検索機能では類似するファイル名を表示することができますが、ファイル名によっては検索結果に表示されないことがあります。
また、AIが入力履歴や検索結果を学習して、検索結果の精度を高めるといった機能ではありませんのでご了承ください。

ファイル種別ボタンの内容について知りたい

本アプリはファイル種別ボタンで、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointファイル、さらにPDF、イメージファイルの5種類を簡単に検索することができます。各種別では以下の拡張子のファイルを表示します。
  • Microsoft Word ファイル … docx, doc, docm, dotx, dot
  • Microsoft Excel ファイル … xlsx, xls, xlsm, xlsb, xlm, xlt, xlam, xla
  • Microsoft PowerPoint ファイル … pptx, ppt, pptm, potx, potm, pot, ppsx, ppsm, pps, ppam, ppa
  • PDFファイル … pdf
  • イメージファイル … bmp, gif, jpe, jpeg, jpg, jfif, png, tif, tiff

ファイル種別ボタンのアイコンについて

ファイル種別ボタンに表示されるアイコンは、お使いのオフィスソフトによらず同じアイコンが表示されます。 お使いのオフィスソフトで指定されるアイコンと異なる場合がありますのでご注意ください。 オフィスソフトがインストールされていない場合も同様です。

検索文字入力欄の「!」表示について

検索文字入力欄に「!」の表示がある場合、PC内のファイルのデータベースの更新を行っていることを示しています。この表示がされている間は、前回検索時以降に更新されたファイルが検索結果に表示されません。「!」表示が消えてからファイル検索をお試しください。

検索結果のヘッダがグレーアウトしており並べ替え順序が変更できない

検索結果のヘッダをクリックすることで並べ替え順序を昇順・降順で変更することができますが、一部の項目は、並べ替えのためのインデックス作成に時間がかかる場合があります。 インデックスの作成中はヘッダの項目がグレーアウトし、並べ替え順序の変更ができません。しばらくするとグレーアウト表示がなくなり、並べ替え順序の変更ができるようになります。

ファイルの追加・削除やファイル名の変更が検索結果に反映されない

検索結果のウィンドウには、ファイルの追加・削除やファイル名の変更などの状況がリアルタイムに反映されません。ファイル検索を一度終了して、再度起動させることで変更などが反映されます。

ファイル検索機能のアイコンをクリックしてもツールバーが表示されない

ファイル検索機能を一度使用したあとツールバーの「×」ボタンをクリックして閉じると、ファイル検索機能の終了処理に時間がかかるため、 最大1分程度の間は再度ファイル検索機能を使おうとしてもツールバーが表示されずお使いになれないことがあります。 この場合はしばらく待ってから再度ファイル検索機能のアイコンをクリックしてください。

7.その他

キャプチャの保存先・エクスポート先に指定できないフォルダーがある

一部のシステムフォルダはシステムの動作に影響を及ぼす可能性があるため、保存先に指定することはできません。以下に一例を示します。
  • OSがインストールされているドライブのルートディレクトリ(例:C:\)
  • Windowsフォルダ(例:C:\Windows)
  • Program Filesフォルダ(例:C:\Program Files, C:\Program Files(x86))
  • アプリケーションデータフォルダ(例:C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local)

タスクスケジューラにタスクが作成される

本アプリは初回セットアップにて、タスクスケジューラにタスク登録を行います。PC内のユーザーごとにタスクを登録するため、各ユーザーで起動した分タスクが登録されます。これらのタスクは本アプリの起動に必要なものですので、削除しないでください。
また、本アプリのアンインストール後もタスクスケジューラに登録されたタスクは残る仕様です。タスクが残っていてもPCの動作に影響はありません。