“ネチケット”って必要なもの?
2007/7/4 こうしん
学校で仲良しの友達からメールがきたけど、何だか冷たい感じがするの。きらわれちゃったのかな?
学校で会ったり、電話で話すときには友達の表情(ひょうじょう)や声の様子がわかるけど、メールの文章だけだとわかりにくいからね。
ふつうに話すみたいに書いたら乱暴(らんぼう)な感じになるし、丁寧(ていねい)に書きすぎて、冷たい感じになることもある。だから、ふだん仲良しなら、気にすることはないよ。
じゃあ、私の書いたメールも、友達に冷たい感じと思われてるかな?
いきおいでメールを書いてすぐに送ると、相手に誤解(ごかい)されることもあるから、いったん深呼吸(しんこきゅう)して落ち着いて、もう一度読み返してから送るといいよ。
じゃあ、ブログとか掲示板(けいじばん)に書き込むときも同じだね。
そのとおり。それにブログや掲示板(けいじばん)の書き込みは誰(だれ)が書いたかわからないから、ついつい大胆(だいたん)なことを書いてしまいがちなんだ。だけど、人がキズつくようなことを言ったり書いたりしてはいけないのは、インターネットも 現実(げんじつ)も同じ。相手をキズつけたり不愉快(ふゆかい)にさせる表現(ひょうげん)はないか、必ず読み返そうね。
そのほかにも気をつけることはある?
メールとちがってブログや掲示板(けいじばん)は誰(だれ)でも見ることができるよね。だから、自分や友達の電話番号、住所など大切な情報(じょうほう)を書き込んじゃいけないんだ。知らない人がいきなり電話をかけてきたり、家まで来たりしたら困るよね。
やだ。こわい!
インターネットは便利だけど、気をつけなければ友達とケンカになったり、あぶない目にあったりするんだ。 インターネットで守るべきルールのことをネットのエチケット“ネチケット”っていうんだよ。いろいろな場面で使うネチケットがあるから、少しずつ覚えていこうね。