インターネットの回線速度って何? 上り/下りの意味は?
2008/12/10 こうしん
下り50Mbps、上り5Mbpsって何だろう?
インターネット接続(せつぞく)の回線速度のことかい?
お父さんが、インターネットの回線をもっと速くしたいって言ってたの。ちょっと調べてみたんだけど、Mbpsとかって、意味がよくわからなくって。
Mbpsは、『メガビーピーエス』って読んで、1秒間に送ることができるデータの量をあらわしているんだよ。
どれくらいの量なの?
1Mbpsは、1秒間に日本語を約6万5千文字送ることができる量なんだ。
すごい! 50Mbpsって言ったら、すごくたくさんの量だね。
光ケーブルを使った回線なら、100Mbpsのサービスもあるよ。写真や映像(えいぞう)は、文字よりもデータサイズが大きくなるから、できるだけ回線速度が速いほうが、スムーズにデータをやりとりできるんだ。
下りと上りって、どういう意味なの?
下りは、ホームページを見るときなど、インターネットの情報(じょうほう)をパソコンで見るときの速度だよ。上りは、メールを送信するときなど、パソコンからインターネットへデータを送るときの速度だよ。
下りと上りで、速度がちがうのは、どうしてなの?
インターネットの接続(せつぞく)に電話回線を使う『ADSL(エーディーエスエル)』という方法の場合、下りと上りの速度がちがうんだ。
電話回線は、光ケーブルと比(くら)べて一度にやりとりできるデータの量が少ないんだ。インターネットの利用では、下りを使うことのほうが多いよね? だから、こちらを優先(ゆうせん)して回線の幅(はば)を多めに使っているんだよ。
上り坂の方がつかれるから、遅(おそ)いわけじゃないんだね!