パスワードを覚えるのはめんどう。どうして必要なの?
2012/05/09 こうしん
まったくもう!お母さんったら。
お母さんとケンカでもしたのかね?
インターネットのお店でアクセサリーを買ってもらう約束をしていたんだけど、パスワードを忘(わす)れたから買えないっていわれたの。
それは、お母さんもこまっているんじゃないのかい?
うん、そうみたいだけど。そもそも、なんでパスワードなんて必要なの?うっかり忘(わす)れることもあるし、めんどうなんだけど!
でも、パスワードがなければ、誰(だれ)かが勝手にお母さんになりすまして、買い物をするかもしれないよね。そんなことになったら、買った覚えがない商品の請求書(せいきゅうしょ)がとどいてしまうよ。
そうかぁ。それはたしかにこまるわね。
インターネットのお店だけでなく、さまざまなサービスを利用するときにパスワードが必要なのは、誰(だれ)かが勝手になりすますことを防(ふせ)ぐためなんだよ。
それじゃあ、誕生日(たんじょうび)とかぜったいに忘(わす)れない数字をパスワードにすればいいんじゃないのかな?
誕生日(たんじょうび)は、学校の名簿(めいぼ)にのっていたり、ブログに書いてあったりするかもしれないよね。ちょっと調べればわかることは、パスワードにしないほうがいいよ。同じように「1234」みたいに簡単(かんたん)なパスワードもすぐに見やぶられてしまうよ。
でも、むずかしいパスワードを付けて、お母さんみたいに忘(わす)れてしまったらこまるわ。
そんなときには、インターネットのお店に連絡(れんらく)すれば、ほとんどの場合、パスワードを再発行(さいはっこう)してくれるよ。お店のホームページをよく見ると「パスワードを忘(わす)れた方はこちらへ」のようなリンクが用意されていることがあるから、お母さんにいって確認(かくにん)してもらってごらん。
良かった!パスワードって再発行(さいはっこう)できるんだね。お母さんにお願いして、さっそくアクセサリーを買ってもらっちゃおっと!