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知っておきたい!
これからの教育と学習

~パソコンで変わる、こどもの未来~

グローバル時代の子どもに求められる英語力とは

2019/1/30  提供:FMVまなびナビ運営事務局

小学校での英語教育導入など、どんどん「英語が当たり前」とされる時代が近づいていますよね。
例えば、街中で外国人の労働者を見かけること、多くなったな、と思いませんか?日本における外国人労働者は127万8670人で、前年と比べて18%の増加(2017年10月末時点、厚生労働省調べ)。数字で見ても、どんどんグローバル化が進んできています。

そうなると、今、学校で学んでいる子どもたちが社会で活躍する2040年頃には、多文化・多言語・多民族の人たちが、協調と競争する国際的な環境の中にあることも、想像に難くないですよね。これからますます、どんな人でも、日常のシーンで「外国語を用いたコミュニケーション」を行う機会は格段に増えていくでしょう。

グローバル化が着実に進んでいる中で、子どもの英語教育について、日本ではどのような方針がとられているのでしょうか?

文部科学省では、今後の英語教育の改善として、以下を掲げています。

  • 英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を活用して実際のコミュニケーションを行う言語活動を一層重視すること
  • 小・中・高等学校を通じて、授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成すること
  • 英語を用いてコミュニケーションを図る体験を積むこと

これを見ると、今までの「勉強」としての英語のみならず、「英語を使ったコミュニケーション」の必要性を説いています。
筆者も高校1年生の時、英語圏に3週間ほどホームステイしていましたが、何かを主張する際は必ず「発言」しなければ伝わりません。裏を返せば、文法が不正確でも「伝わる」ことが重要だと実感しました。

文法を軽視して良いなどということはありませんが、このように、「英語しか話せない環境に身を置く」ということも、英語を恐れないコミュニケーション力を身に付ける一つの手段です。現在は小学校にもALT(Assistant Language Teacher:外国語指導助手)の先生がいるなど、チャンスはたくさんあります。
親である私たちが率先して、こどもと英語でしか会話しない日を作ってみる、そんな取り組みもおもしろいのではないでしょうか。

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